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異世界行ってもチーム・グリフォン!  作者: 財油 雷矢
MISSION:騎士団を鍛えよう

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新しい店員を迎えよう

新しい章です。

そろそろ色んな伏線っぽいものを回収するようなグランドクエストっぽくなるかなぁ?

 元犯罪ギルドの構成員だったミスキスが色んな衝撃的な出来事を経て(具体的に言えばジェルのせい)今は「雄牛の角亭」の店員の一人となっていた。

 でもよくよく考えると、リリーは農家が主でこっちはお手伝い程度だ。サクさんは用心棒という扱いで店員とはちょっと違う。忘れかけていたが、あたし達は一応客なので、店長のアイラに初めてできた店員となる。

 斥候スカウトだったミスキスは動きは速いし、足音も立てない。立ち姿もきれいで、バランス感覚にも優れていた。正直、オーバースペックとは思うが、実に優秀なウェイトレスであった。

 ジェルにまた白衣を出してもらって、リーナちゃんがチクチクと縫って、アイラとお揃いの制服を作ることにした。せっかくだから、店長のアイラはネクタイを、ミスキスは蝶ネクタイを追加し、腰に巻いてた布もカラフルな物に変えた。

 もうちょっと飾り布とかつけたいような気もするけど、洗濯のしやすさも考えて、敢えてシンプルなものにした。

 まぁ、素材が良いので、変に飾り立てなくたって美少女なのは変わりなしだと思う。

 ……リリーにリーナちゃんにサクさん、それとあたしの分も作ってもらおうかな? サクさんは着替えできなさそうだけど。

「雄牛の角亭」が誇る美人六姉妹! ……ってさすがに自分で言って恥ずかしいわ。


「どうかな?」

「どう……?」


 着替えてきたアイラとミスキスが戻ってきた。白衣をリフォームしたものなので、白一色だが、腰の布と胸元のネクタイがいい色のアクセントになっている。

 よくよく考えると、ジェルがいつも着ている白衣は破れず汚れず穴も開かず、銃弾もレーザーも弾き、薬品にも強く、熱までシャットアウトって「白衣」言うのはおこがましい性能だが…… あれ? なんでアイツ、そんなの着てるくせに何着も白衣の予備を持ち歩いているんだろ?

 まぁ、それはともかく。予備の白衣には無駄な防弾性能は無いが、それでも汚れにくく通気性も良く、肌触りもいい。そう考えると、異世界こっちで服を探すよりはジェルの白衣をリフォームしまくった方がいいのか?


「それなら最初から布を提供しますよ。」


 あ、いたのジェル?


「一応朝から一緒にいたはずですがね。」


 朝からどころか、風呂とかトイレ以外ではほとんど手の届く範囲にいるような気がする。とはいえ、精神的な意味じゃお互い手が届いてないかな? なんて言ってみる。


「でも布だったらグリフォンに戻らないとダメでしょ? 白衣ならポケットからいくらでも出てくるじゃない。」

「……そんなことも無いのですがねぇ。」


 微妙な間があったな。


 まぁでも高分子合成繊維なので、水と炭素があれば結構作れるらしい。


「ですが、合成機で先に作りたいものはたくさんあるので、比較的入手しやすい布製品はこちらでどうにかして欲しいのですが。

 あ、そうそう。口下手なのでうまい事言えませんが、お二人ともお似合いですよ。」


 ひょい、とアイラとミスキスを振り返ってジェルが二人を褒める。


「でしょでしょ?」

「……うれしい。」


 アイラはニッコリと笑顔で、ミスキスはその褐色の肌をわずかに赤く染めて喜びを表現していた。あ~ ちょっと羨ましいかも。


 その後は室内設備の説明となった。照明にエアコン、キッチン周りの電化製品と、あたしとアイラで操作方法を説明していく。

 と、思ったらこの「雄牛の角亭」に潜んでいた間に基本的な操作は一通り憶えていたそうだ。電源のオンオフだけでなく、細かい調整も少しだけだが知っていた。


「凄い、あたしよりも詳しいかも……」


 壁にある汎用操作パネルをポチポチ操作して、彼女が見たことも無い画面を表示させると、アイラが驚愕の表情を浮かべる。


「たぶんこれで店の周りを見られるはず。」


 正解だ。ジェルは左腕に着けてるコンピュータでポチポチ操作しているし、ジェル以外がそういう監視をしていない。正確に言うと、箱型汎用作業機械キューブの一部が監視装置の一部を担っていて、異常があったらジェルに知らせてくれているらしい。

 つまり「店の周囲に配置しているカメラ」の操作を見ていないのに、操作方法を自分で割り出したようだ。


「……鍵開けや罠解除と一緒。作った人の癖が出る。」


 なるほど。ここの設備は皆ジェルの設計だ。ボタンやメニューの配置が同じ感じなのだろう。意外、というのもなんだが、ジェルは操作系統は結構丁寧に作る。曰く、説明するの面倒だから、パッと見ても何となく使い方が分かるようにしているそうだ。

 それでも異世界こちらの人間がそこまで扱えるのはさすがにジェルでも想定外だろう。後で言っておこう。



 今日は朝からヒューイとリーナちゃんがホバーバイクで出かけて、帰りは夕方予定だそうだ。なので昼食はアイラとミスキスが用意してくれた。ミスキスは刃物の扱いは上手かったが調理はからきしだったそうで、とりあえずは下ごしらえを中心に、少しずつ教えていく予定だそうだ。

 今日はカイルとリリーが畑に弁当を持って畑に行ったので、珍しく人が少ない。

 あたしとジェル、アイラにミスキス、そしてサクさんだ。沢山食べる人がいないので、簡単にしようということで、サンドイッチとなった。それでもロックバッファローのそぼろに、卵マヨネーズ、新鮮な野菜などをたっぷり入れてのなかなか豪勢な感じだ。


 元々が軽食なので、ゆっくりおしゃべりしながらの昼食。今日はミスキスを囲んで、彼女のことを色々聞き出しながらまったりと過ごしていると、店のドアが乱暴に開かれた。


 ……ああ、またトラブルの予感がする。

おそらく、

長女:サク    おっとり微笑みお姉さん。でも怒らせると一番怖い

次女:ラシェル  仕事はしてない微妙なヒキニートだが、頼れる彼氏(?)持ち

三女:アイリーナ いつも笑顔な家事万能の働き者。結構天然

四女:アイラ   一番一般人な苦労性

五女:ミスキス  物静かな性格の人見知り。地味に強い

六女;リリー   皆から愛される元気娘

みたいなw<「雄牛の角亭」美人六姉妹


その上に領主のジェニーさんを足しても面白そうですが。


お読みいただきありがとうございます。

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