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異世界行ってもチーム・グリフォン!  作者: 財油 雷矢
MISSION:鉱山の危機を救おう

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130/620

活躍を見せてみよう

今回の戦闘のダイジェストみたいな感じです

やや短めかも?

 この世界では存在しない言葉かも知れないが、上映会が始った。

 最初はホバーバイクからの映像だろう。ハンブロンの町を囲む塀を跳び越え、ヒューイの運転で荒野を疾走していた。時速百キロオーバーで風景が流れていく。

 一応近いものは見たことあるので、動く映像に対する驚きは薄いが、このハイスピード映像にはど驚きの声が上がった。


「かー 改めてみると凄いな。乗ってるときは前見る余裕無かったしな。」


 しみじみと感慨深げにガイザックさんが呟く。まぁ、初めてであの速度に対応できたのは凄いもんだ、と思う。

 途中はノーカットかつ早回しも無しなので、リアルであの時間での移動だったわけだ。乗る気はさらさら無かったが、乗らなくて良かった。開始三十秒で多分落っこちてる。

 そして到着したホバーバイクが、巨大ムカデの群れの間をくぐり抜けて注意を注意を自分に向けている。

 気になって横を見たら、リーナちゃんが目を見開いて口元に手を当てている。信じてるとはいえ、あのアクションは不安になる。

 と、思ったら、当然巨大ムカデに接近するホバーバイク、というかヒューイ。何してんの! と思ったけど、カメラの端に女の子が映っている。そりゃしょうがない。

 とは思いつつも、急に視界が宙がえりをして、元に戻った時には巨大ムカデが途中からへし折れているので、何が起きたことやら。

 さっき見えた子の親らしい人の元に近づいて、その場でターンしたので、無事助けられたんだろう。ホバーバイクの視点だと分かりづらい。

 と、思ったら視点が切り替わった。

 画面の上の方にマズルフラッシュが光り、奥の方に見える巨大ムカデの群れが次々に粉砕されていく。

 ここからはあたしが見た通りで、カイルがヒューイの分の武装を掴んで走り去っていき、そこからはドローンカメラでも飛ばしたのか、画面がいくつかの場面に分割された後に、一つずつピックアップされる。



 まずはカイルの映像だ。

 いつものバケモノ拳銃を発砲する度に轟音が鳴り響き、画面がわずかに揺れる……ってエフェクト入れてるのか? 六発撃って、六体の巨大ムカデの頭を粉砕すると、リボルバーをスイングさせて薬莢やっきょうを落とす。巨大ムカデの体当たりを避けながら新しい弾丸を装填しているが、ヤバい間に合わない!


『おるぁっ!』


 画面の中のカイルが吠えると、頭上から迫る巨大ムカデを蹴り上げた。

 おお、珍しいと思ったが、その一撃で巨大ムカデがへし折れたので、店内が絶句する。


「おお、なんか俺カッコよく見えるな。」

「カイルかっこいー!」


 ……あんた銃いるんか?



 続いて画面が切り替わって、ヒューイの映像になる。カイルから攻撃かと思う勢いで投げつけられたトランクを勢いを殺しながらキャッチすると、中身を取り出し素早く組み立てて、構えた。この間わずか数秒。

 レーザーライフルを立射の姿勢で無造作に引き金を引く。実際のレーザーは目に見えないので、光線を合成して分かりやすくしている。

 走り回っているカイルと違って、ヒューイは飽くまでもその場からほとんど動かないで、四方八方から迫る巨大ムカデの頭を次々と撃ち抜いていく。実に危なげない。

 リーナちゃんが憧れのまなざしで見つめていた。……相変わらずだねぇ、この子は。



 次はいらなかったのだが、あたし達の番だ。

 あたしは完全におまけで、ジェルと一緒に走っているだけだったから、盛り上がりは無かった……

 ピキピキピキ……

 ドーン!

 冷凍弾フリーズ火柱ファイヤーピラーのコンボが炸裂した。ジェルの陰にいたので、良く見えなかったが、あんなの凄かったっけ。ああ、またエフェクト入れた?


(この映像には一切編集が入ってません。)


「やかましいわ!」


 思わずテロップにツッコミを入れる。


「でけぇ音がしてたが、まさかこんな風になってたとはな。」

「今更ながらジェラード君の『力』は空恐ろしいものだな。」


 ガイザックさんとジェニーさんが危機感を感じている。……でもジェルの手札としては程々のハイカードだけど、切り札って程じゃないんだよね、たぶん。



 巨大ムカデ退治が粗方片付いたところで、本番のジャイアントワームが現れた。坑道を崩しながら現れて、一度地中に戻る。

 そして次はあたし達の足元に現れたわけだ。この後の退治した話はあたしも直接見ていたわけで、そんなに大差ない。

 ジャイアントワームが重機関銃ヘビーマシンガンで撃ち抜かれ、極太のレーザー(合成あり)でとどめを刺されたシーンでは歓声が上がった。

 上映が終わり、店内が明るくなる。

 ただやっぱり一つ気になったのが、ジェルがやってた「ズル」の件だ。

 あたし達がジャイアントワームのおとりになった後、すぐにカイルの射撃シーンになっていたので、ハッキリ映ってないが、ジェルがあたしを抱えたまま、凄い速度で移動している。「ズル」をしたところで、いきなりそこまで動けるはずがない。


 もしかしてだけど、やっぱり魔法?


 ……あとでジェルに聞いておかないと。

前にも書きましたが、基本的には攻撃に使われるレーザーを肉眼で見ることができません(レーザーポインター的に使われるものは別ですが)。

何かに当たれば、そこで発光しますが、すぐに貫通した場合はホンの一瞬だけ発光するだけなので、見えないかも知れません。とりあえず巨大ムカデの甲羅は簡単に貫通するので、昼間ではおそらく見えないことでしょう。


……そんな設定だと思ってください。


お読みいただきありがとうございます。

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