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01


━━━━『わたし』と『アナタ』は



違うの。



だから、決して一緒になんていられない…。




そうでしょう?━━━━




苛々。苛々。

なんなの。



目の前にいる人物にアルサは苛立ちを覚える。

大体…こいつはなんでここに居るのよ。


我が物顔でソファーに寛いでいる人物――フィーズを睨みつけるが、相手は飄々としていて、そんなアルサの視線など意味を成さない。



「っ…」



視界に入れるのも鬱陶しくて、アルサはフィーズから目を逸らした。


分からない。

こいつの行動が。


…わたしはいつも一人だったんだ。



「大体、アナタは分かってるの?わたし…わたしは、」

「知ってる。吸血鬼、なんだろ?」

「っなら…!!」



感情に任せて、逸らした視線をフィーズに戻す。

彼は、笑っていた。



「…今すぐここから立ち去って」



分からない。分からない。分からない。

わたしの心を掻き乱すフィーズをここから追い出さないと!!



「嫌だね」

「死にたいの!?」



コレは脅しなんかじゃないのに。

なのに、やっぱりこいつは笑うんだ。



「俺がお前に殺られるわけねぇだろ?」



ああ、もう苛々する。




END

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