前へ目次 次へ 24/30 (三)-7 発表は大会の審査委員の一人が舞台上の上に上がり、金賞から順番に名前を読み上げる。予選なので、名前を呼ばれた者は壇上に上がったりはしない。トロフィーなども贈られたりしない。このコンクールの本選はまだ先なのだ。 銅賞までには届かなかったが、衛護と、新里姉妹、そして平倉の名前も読み上げられた。そして最後に僕の名前が読まれた。僕はびっくりした。コンクールで名前が読み上げられることなんてこれまで一度もなかったのに。 (続く)