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第三章:状況悪化

【東京】

山手線 8:00

「対策本部からの発表です」車内モニターに映る警察官。「犯人から連絡があり、10億円の身代金を要求されています。現在、政府レベルで対応を協議中です」

「いつまで...ここにいるんだ...」

「会社に連絡したけど、『無事なら書類送れ』だって」

車内はため息と不安で満ちていた。

ホームは完全封鎖され、物々しい雰囲気。特殊部隊が配置され、誰一人近づけない。


【大阪】

環状線 8:05

「なぁ、551の豚まん食べたいわぁ」

その一言がSNSで拡散されると、

551本社がまだ店開けてないやん、支援としてはよ店開けー、っと販売開始

次の大阪城公園駅には「551蓬莱」の紙袋を持った人々が集結。

「豚まん、受け取れ〜!」窓から次々と投げ入れられる豚まん。

「あつっ!でもうまいわ〜!」

「焼売も欲しいわ!」

「了解!次の駅で待ってるで!」

環状線は走る屋台と化していた。ホームには警察の規制など存在せず、むしろ駅員も「安全に受け渡し」を手伝っていた。


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