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水車式鍛圧機を作ろう

久々に四郎を出します

　異国から原蹴煤(パラケルスス)等一行を高遠家に迎えて、作りたい物や求める物が沢山あるのだが、四郎はまず原蹴煤(パラケルスス)と話し合った事は、この日ノ本にはまだまだ金属とかの加工技術が未熟な為、作りたい道具や器具が手に入らない事を相談していた。

　塩酸、硫酸、硝酸などの薬品の製造に必要な蒸留器具(アランビック)も一から作らないといけないし、それらの科学や薬学の知識を持つ日ノ本人が皆無な為、一から教育が必要な事を原蹴煤(パラケルスス)に語ると、ならば教育しながらどんどん必要な物を作りましょうと語った。

　その中で、他国と日ノ本の違いに鉄の生産量の事を原蹴煤(パラケルスス)が、四郎や小笠原源与斎に語ったので、四郎は今諏訪の地に反射炉を建設中だと伝えると、ならば今度は転圧機(プレス)の圧延が必要だと言い出した。

　転圧機で作り出した鉄から鉄板や鉄線の製作が可能にならば、作れる物が増えると言う事で反射炉がある諏訪と四郎の本拠地の高遠に作りたいと言う四郎は言い出した。

　昔から暴れ川として知られてる三峰川(みぶかわ)に設置して、工房を作りたいと原蹴煤(パラケルスス)に話すとそれに同意して、早速五月から