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PE3魔法少女ペイジン  作者: SAI
レゾナンス編
27/31

第25話 お祭り

ここからPE3レゾナンスのストーリーです。

シリーズの中でも長く複雑な作り込みの作品です。

ペイジン「ねえ、ニィ。さっきジュンが言ってた『契約』のことなんだけど……」


ニィ「……なんだニィ? 急に真面目な顔して」


ペイジン「私、シャインパールの欠片を全部集めたら、世界が元通りになるだけじゃなくて、もっとすごい魔法が使えるようになるって信じてるんだ。……あ、お腹いっぱいトマトスープが食べられる魔法とかじゃないよ!」


ニィ「(ジト目で)……今の間は絶対それを考えてたニィ。まあ、シャインパールの本来の輝きを取り戻せば、君のステッキだって元通りになるし、ステラパールの闇を完全に消し去ることもできるはずだニィ」


ペイジン「そっか……。でも、ブロンズさんがあんな風になっちゃうなんて。悪夢が実体化するって、思ってたよりずっと怖いね」


ニィ「そうだニィ。人の心にある一番触れられたくない弱さが、ステラパールの煤と混ざって怪物になる。今回はブロンズの『敵を排除しなきゃいけない』っていう強迫観念が暴走したけど、次は誰の、どんな悪夢が待ってるか分からないニィ」


ペイジン「……大丈夫。私、負けないよ。だって私は魔法少女ペイジンだもん! それに、ニィも一緒にいてくれるでしょ?」


ニィ「……ふん。ボクは使い魔として、君が倒れたら困るからついていくだけだニィ。さあ、のんびりしてる暇はないニィ。次の欠片の反応が、街の外れ……あの深い森の方から聞こえるニィ」


ペイジン「よし! じゃあ、次はあっちだね。出発進行ー!」


ニィ「でも、その真珠2つは、どこにもないんだニィ……。ただ消えたんじゃなくて、次元の隙間に吸い込まれたみたいで、ボクの魔力探知でも今は追いきれないんだニィ……」


ペイジン「何よそれエエエ!!! じゃあどうするの!?? 探しに行けないじゃない!」


ニィ「落ち着くニィ! 真珠本体は見つからないけど、砕け散ったエネルギーの残滓……つまり『欠片』なら、この世界のあちこちに飛び散ってるはずだニィ。まずは、世界中の宝箱に欠片が隠されてるかもしれないんだよ! この世界中に!!」


ペイジン「じゃあ、宝探しってわけだね! なんだかワクワクしてきたよ。真っ黒な悪夢を追い払って、キラキラの宝物を全部集めてやるんだから!」


ニィ「気楽だニィ……。でも、その宝箱を守っているのは、ただの鍵じゃないかもしれないニィ。ステラパールの闇に汚染された『悪夢の守護者』たちが、宝箱を自分たちの核にして待ち構えているはずだニィ」


ペイジン「望むところだよ! 私の折れたステッキだって、欠片を集めればきっとパワーアップするんでしょ? 伊藤翔太がコーナーを攻めるみたいに、私も最短ルートで宝箱を全部開けてみせるんだから!」


ニィ「比喩が相変わらず走り屋だニィ……。よし、最初の宝箱の反応は、この先の『霧の深い渓谷』にある廃城から感じるニィ。準備はいいかニィ、ペイジン?」


ペイジン「もちろん! 魔法少女ペイジン、宝探しの大冒険、スタートだよ!」


そこに、、、、、


ニィ「お祭りだニィ!? こんな時に何を呑気なことを言ってるんだニィ! 世界が真珠の煤で汚れ始めてるっていうのに!」


ペイジン「だって、お祭りにはおいしい屋台がたくさん出るんだよ! トマトスープ味のたこ焼きとか、真っ赤なリンゴ飴とか……力がなきゃ宝探しもできないでしょ?」


ニィ「……結局食べ物のことだニィ。でも、確かにステラパールは人々の『不安』をエサにするから、みんなが楽しんで笑ってる場所には近寄りにくいはずだニィ。偵察ついでなら、行ってもいいニィ」


ペイジン「やったー! さっすがニィ、話がわかるね! じゃあ、今夜はクロノスの中央広場に集合だよ。怪盗ジュンも誘っちゃおうかな?」


ニィ「あいつは神出鬼没だから、誘わなくても勝手に現れそうだニィ。……でも、お祭りの光が強ければ強いほど、その裏側に潜む影も濃くなる。浮かれすぎて足元をすくわれないようにするんだニィ、ペイジン」


ペイジン「わかってるって! 悪い悪夢が来たら、お祭りのチョコバナナみたいにバキバキに折ってやるんだから! よーし、今夜は思いっきり楽しむぞー!」、

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