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第6章 月夜の刺客

デュレックは何が起こったのかすぐには理解できなかった。

目の前で、ヴィヴィの体が倒れていく。一瞬の事であったろうその時間が妙にゆっくりと動いていた。どさりとヴィヴィの体が地面に打ち付けられる。その瞬間、デュレックの時間は急速に元に戻った。


「ヴィヴィ!!」


急いでヴィヴィの元に駆け寄り、倒れている体を抱き起こす。抱き起こす体はとてつもなく重く、明らかに力が入っていなかった。


「ヴィヴィ、おい!ヴィヴィ!」


デュレックが呼びかけるもヴィヴィの反応はなかった。

倒れたにも関わらず、顔から仮面は取れていない。だが、唯一見えている唇は青紫に変色し小刻みに震えている。それに合わせて息も苦しそうに繰り返されている。

デュレックはヴィヴィの体を仰向けにしようと腹部に手を回した。と、触れた瞬間、手にヌルリとした嫌な感触を感じた。

びくりと嫌な汗をかきつつも、デュレックはヴィヴィの体を完全に仰向けにし、ゆっくりと自分の手を見た。手にはヌルリとした赤く生暖かいものがついていた。


「血?」


よくよく、ヴィヴィの先ほど触れたところを見る。だが、月明かりがあるとはいえヴィヴィも黒い服を着ているため見ただけでは一瞬、全く変わりはなかった。だが、よくよく目を凝らすと、腹部の辺りがドレスの黒よりも黒い何か、シミのようなものが布に広がっている。

もう一度、その箇所を慎重に触るとドレスは水に濡れたような感触だった。もう一度、手を持ち上げて付いているものを確認する。


「やっぱり血だ。おい!ヴィヴィ!しっかりしろ!!とにかく治療しないと・・・・・・・。でも、ドレスは破れてないな。刺されたわけじゃないのか?」


デュレックは傷を確認しようと目を凝らした。ふと、月の光に反射して黒いシミの真ん中あたりでキラリと何かが反射した。光ったところをもう一度見てみる。何か細長い、針みたいなものが刺さっていた。


「なんだこれ?針?とにかく、今、取ってやるからな!」


デュレックは慎重にその針を取ろうと手を伸ばした。すると、急に誰かがデュレックの手を掴んだ。一瞬驚くも、それはヴィヴィの手だった。


「ヴィヴィ!?」


デュレックはヴィヴィの顔を覗き込む。荒い息の中、かすかにヴィヴィの声が聞こえた。


「触ったらだめだ・・・・・・」

「ヴィヴィ!」

「逃げろ・・・・・」


そう言って、ヴィヴィは体を起こそうとした。


「お、おい!」

「いいから早く逃げろ・・・・・・」


静止の言葉も聞かずにヴィヴィは体を起した。寝かせようとするデュレックの手を払い、ヴィヴィは自力で立ち上がる。だが、すぐに体はよろけそうになった。

デュレックはとっさに手で体を支えた。手に伝わってくるヴィヴィの息使いは、まだ荒く繰り返されている。顔色は仮面に隠れていて全く分からないが、唯一隠れていない口元の肌は真っ青であり、唇も青紫のままだ。

支えながらも立ち上がったヴィヴィは自分の腹部に手にあてた。そこには先ほどはよく見えなかった針が刺さっているのがデュレックの目にもはっきりと分かる。


「おい。大丈夫か?はやく、治療を」

「触るな・・・・・・。毒が回る」


そう言って、ヴィヴィはデュレックには分からない言葉をつぶやきだした。


「OYeaTA,OWiSAYi,OYierIEs,ONeZAk」


すると、かすかに周りで風が動くのをデュレックは感じた。ヴィヴィの方に目を向けると、ほんのりと触った腹部の辺りが光っている。すると、ドレスの黒いシミが徐々に小さくなっていった。刺さっていた針のようなものもとたんに変色し、ぼろぼろと零れ落ちる。

デュレックはその光景を目を見開いて見ていた。光がだんだん弱まってくるのに伴い、ヴィヴィの呼吸も落ち着きを取り戻していた。

光が完全に消えると、ドレスについていた黒いシミまでもが消えていた。

デュレックは呆然とヴィヴィの顔をうかがった。先ほど青白いと思っていた肌や唇は元の血色まで戻っている。ヴィヴィは小さく一息はいてから、辺りに視線を走らせた。

デュレックは恐る恐るヴィヴィに声をかけた。


「おい?大じょっ」

「私が引き付けるからお前は早く逃げろ。とりあえず、さっき結界を張ったところまで行け」


デュレックの言葉を遮り、顔も向けず辺りを警戒しながらヴィヴィは早口で言った。だが、デュレックは未だに現在の状況に頭が追いついていなかった。ヴィヴィの言っている事も整理できず、ただ呆然と見つめて動けなかった。

そんな、デュレックを見てヴィヴィは今度はあせったように言った。


「何をしている早くいけ!」

「お、おい・・・・・・。何を言って!」

「来る。森へ走れ!」

「だから、なッ」

「ERanotetAT,ONikehuUFuob,OwuUPpot,OyieriES,ONezAK」


デュレックの問いを遮ってヴィヴィは呪文を唱え始めた。ヴィヴィとデュレックの前に風が集まり始める。風は物凄い勢いで渦巻き、たちまち目の前に壁のようなものが出来た。すると、急に風が止まった。

ヴィヴィは前方を見たまま微動だにしない。空気が緊張で包まれた。

デュレックは尋常ではない状況に無意識に腰から剣を引き抜き構えた。まだ、何が起こったのか、どうしてヴィヴィが倒れたのか混乱していて疑問ばかりが頭をめぐっていた。

ヴィヴィの見るほうにデュレックはやっと目を向けた。だが、目を向けたその場所には何もいなかった。


「何もないぞ?おい、ヴィヴィ。本当にどうしッ」

「来るぞ!デュー、逃げろ!!」

「えっ?」


何故か聞き覚えんある呼び方に一瞬、意識がヴィヴィの方に移る。

だが、ヴィヴィが叫んだ瞬間。物凄い轟音が前方から鳴った。そちらに目を向ければさっきまで何もいなかった場所に突如黒い影が現れた。

20人くらいはいるのだろうか。どれも、月明かりに照らされているはずなのに、それは人形をした黒い影にしか見えなかった。皆、不規則に体を揺らして、瞳は見えないがじっと此方をみているように感じた。


「誰だ!お前ら!」


デュレックは黒い影に向かって叫んだ。だが、黒い影たちは何の反応もしなかった。ただ、不規則にゆれてデュレック達を狙っている。と、その時だった。


「はははははははは・・・・・・・、国の王子であろう者が取り乱して・・・・・・・」


突如、人の声が聞こえた。すると、黒い影の中からにゅっと白いものが現れた。


「ご機嫌麗しゅう?デュレック王子」


黒い影の中から現れたのは、白いフードを被った人だった。こちらは、月の光を浴びてもはっきりと姿が分かる。フードの下に見える顔はまだ幼い。顔立ちからして少年のようだ。肌は南国の人のように褐色だ。笑った口元から覗く歯が以上に白く浮かび上がっていた。


「何者だ!」」


叫ぶデュレックに、フードの少年は面白そうに笑った。


「はははははははは。そんなに、騒がないでくださいよ。私達の雇い主の命によりあなたの命を頂きに参上したまでです」

「!?」


デュレックは目を見開いた。それを見て、少年はまた楽しそうに言った。


「あなたを狙ったんですけどね。さっすが、直ぐに感づくなんてな。でも、まさか自分から当たりにいくとは思いませんでしたよ。ヴィヴィさん?」


そう言って、フードの少年は風越しにヴィヴィに目を向けた。デュレックもヴィヴィのほうを見る。

ヴィヴィは先ほどと変わらずにずっと少年の方を見ていた。そして、静かに言葉を発した。


「お前・・・・・・、何故ここにいる?このような毒まで用いて」

「別に。ただの仕事ですよ」

「仕事だと?」

「あ~あ、もったいない。美人が毒に犯されて苦しむ姿は最高に美しいのに。治癒魔法で直しちゃ駄目じゃないですか。せっかくそこのお間抜け王子が触ろうとしてたのに・・・・・・」

「免疫がない者が触れれば数分と持たない毒。お前、初めからデュレックを殺すつもりだったか」

「えっ!?」


デュレックはヴィヴィの腹部に目を向けた。さっき、もしヴィヴィの静止を振り切って触っていたら今頃デュレックはこの世にすでにいない。そう思うと今更ながら背中を冷や汗が流れた。

そんなデュレックを見て、フードの少年はまたも面白そうに言った。


「はははははは。ほんと。惜しかったなぁ。さぁ、今度こそ。王子、あなたの番ですよ」


そう言って、フードの少年は手を上に上げた。

それを合図に周りに居た黒い影達がデュレック達に向かってきた。

デュレックはとっさに先ほど抜き取った剣を前に構え、ヴィヴィをかばって前に出た。だが、向かってくる敵が近づいてくるにつれ手の震えが止まらなかった。剣先が定まらない。

王族のたしなみで剣術を習っていたとはいえ、戦争もなにもない平和なバゼック王国で王族が模擬演習以外で剣を持つ事もなく。実践は皆無に等しい。未知の敵に対して何処まで対抗できるかが不安だった。

敵がいよいよ目の前まで迫る。デュレックは目を見開く。唾を飲み込み、踏み込もうとしたその時だった。


「ギ―――――――――!!!!!」


耳障りな甲高い声を上げて、襲ってきた黒い影たち一斉に吹き飛ばされた。デュレックの目の前では先ほど治まった風が二人を守るように渦巻いている。

デュレックは吹き飛ばされていく黒い影たちを呆然と見た。20人もいた影は四方八方に吹き飛ばされ遠くのほうではじけて消えていった。

と、後ろでヴィヴィの声が聞こえた。


「ERomAM,OWarerAW,OYieriES,ONezAK」

「ヴィヴィ!!」

「私が食い止めている間に逃げろ」

「なっ、ヴィヴィだけ置いて逃げれるか!」

「お前には無理だ!剣もまともに使えないだろう。毒の後遺症がまだ残っているが私一人だけならなんとかできる。だが、庇っては戦えない!」


デュレックは眉を顰めた。胸に痛みを覚えた。自分より遥かに腕力では弱いヴィヴィにこの戦いでは足手まといだと言われている。

たしかに、未知の力を使う相手に対して、実践で剣を使った事がないデュレックが足手まといになるのは目に見えている。でも、ヴィヴィは女性であり、デュレックは男なのだ。女性は守るものだと言われて育ったデュレックにとって女性に足手まといと言われるのは想定外だった。

男としても悔しくもあり、頼りにされない空しさもあった。たった数日しかいなかったがそこまで信用してもらえないのか。

そう思ってくると、ふつふつと頭に血が上って、今度は怒りの方が勝ってきた。どうしてヴィヴィは自分を信用し頼ってくれないのだ。そう思うとデュレックの頭に血が上る。


向こうでは新たな黒い影が現れ始めた。今度は人数が多い。

じっと黙ったまま動かないデュレックにヴィヴィは新たな呪文を唱えてから叫んだ。


「速く行け!今度のは防ぎきれるか分からない!」


だが、デュレックはなにも言わずに黙ったままだ。下を俯いたまま剣を握った手をぶるぶると震わせている。すると、突然デュレックはがばっと顔を上げた。


「この、くそったれ―――――!!」


目を吊り上げて敵に目を向けたデュレックは剣を構えて風の盾を抜けて向かってくる敵に突進した。


「!?、デュレック!!」


敵に向かっていく後姿にヴィヴィは叫んだ。だが、それに気付いていないのかデュレックは黒い影に向かって大きく剣を振るった。


「ギ----!!!!!!」


黒い影を貫いた。続いて襲ってきた影に対してもデュレックはそのまま剣を横に薙いで二つに切り裂く。そのまま剣を引き抜いて二人同時にきた影を横になぎ倒した。


「おらぁ~~~~~!!!」


デュレックは理性を失っているのか物凄い形相で影たちを次々と切ってはなぎ倒していく。実践をした事がないデュレックにしては状況は有利に動いていた。

しばし、ヴィヴィは呆然と見ていたが直ぐに気を取り直し、デュレックの応援をするため呪文を紡ごうとした。だが、デュレックが影を倒していくその向こうでフードの少年の手が動くのが目に見えた。

ヴィヴィは頭で考えるよりも早く体が勝手に動いていた。

少年の口から白い歯が覗いた。


「ははははは。さようなら。デュレック王子」

「デュ----!!!」


ヴィヴィの体に先ほどよりも鋭い痛みが走った。






デュレックは頭に血が上ったまま、無意識に目の前にくる影たちを剣で手当たり次第に薙ぎ払っていた。軍の剣術師範から学んだ型や戦いにおいての冷静さなど何もかもが頭からぶっ飛んでいた。

ただただ、ヴィヴィに足手まといになりたくない一心だった。

いつも以上に感覚が鋭くなっている。目の前にくる影が何体向かってこようとも恐ろしさを感じなかった。

一体どれくらいたったのか。誰かがデュレックの名を叫ぶ声が聞こえた。

その時。ふいに影たちの動きが鈍くなった。その瞬間、突然、デュレックの目の前に誰かが立ちはだかった。そして、ドスっという鈍い音とともにデュレックのほうに倒れてきた。

頭から一気に血が下がった。


「ヴィヴィ!!!」


目の前で倒れていくヴィヴィをとっさにデュレックは受け止めた。


「ヴィヴィ!ヴィヴィ!」


何度呼びかけてもヴィヴィは反応しなかった。相変わらず仮面は顔から落ちていないが、明らかに先ほどよりも顔色が急速に悪くなっていく。手や体が小刻みに痙攣していた。


「あ~あ、また邪魔したなヴィヴィさん」


近くで、まるで子供がイタズラを失敗したようなあどけなさでフードの少年が言った。デュレックは顔を上げて、面白そうにニヤニヤ笑っている少年の顔を睨みつけた。


「てめぇ!」

「ああ~、コワイコワイ。そんなに睨み付けないでくださいよ。じゃ、今度こそ。さようなら」


少年がそう行った瞬間、周りにいた黒い影たちが一斉にデュレック達に向かってきた。デュレックは剣を持って応戦しようとしたが、影たちは四方八方からやってくる。ヴィヴィを後ろに庇って戦うという体制も取れずヴィヴィの上に覆いかぶさった。


その瞬間。デュレックの背中に強烈な痛みが走った。

痛みに耐えるため口を引き結ぶが、やり過ごす前に次から次へとあちこちに強烈に痛みが走る。肌が裂ける感覚が、痛みと熱が襲った。

黒い影は次々とデュレックに攻撃してきた。足、腕、いたるところから血が噴出す。わざと急所を避けているのか、まるで生かさず殺さず、いたぶるように攻撃は続けられた。

だが、デュレックはヴィヴィを庇う様に抱きしめ攻撃を受けた続けた。上げそうになる悲鳴も歯を食いしばってかみ殺し。次々来る痛みに耐え続けた。


ヴィヴィは身動き一つしない。痙攣すらしなくなっていた。息も浅く、体温も低いくなっている。

ヴィヴィを匿って蹲り攻撃を受け続けるデュレックの姿にフードの少年はより一層楽しそうに哄笑した。


「あっははっははっはははははっはははっは!!!大国の王子でもたいした事はないですね。止めを刺せ!」


その言葉を聞いて、黒い影達がいっせいにデュレックに襲い掛かかってくる。

人生で初めて死を覚悟した。

でも、ヴィヴィだけは助けたい。ヴィヴィを抱きしめる腕にさらに力をいれて抱きしめる。ヴィヴィだけはどうやっても助けなければならない。

デュレックは死への衝撃を受けるため、自然と強く目を瞑った。黒い影達がデュレックに最後の攻撃しかけるため、一斉に動いた。

だが突然、大きな風が吹いた。


「ギーーーーーーーーーーー!!!!!」


黒い影たちの甲高い叫び声が聞こえ遠くで飛ばされていく声が当たりに響いた。


「なっ!まさか!」


フードの少年が動揺した声を出した。デュレックは攻撃がこない事を確かめ顔を上げた。

黒い影たちは跡形もなく消えていた。

フードの少年は悔しそうな顔をして空を見上げていた。デュレックがそこに目を向けると空中にいきなり光り輝く魔方陣が現れた。そして、次の瞬間その魔方陣から何かが飛び出してきた。

飛び出してきた何かはデュレックとヴィヴィを庇うように目の前に止まった。デュレックは目を丸くして目の前に来たものを凝視した。


「と、鳥?」


デュレックの目の前には手のひらサイズくらいの鳥が羽ばたいて空中にとどまっていた。その鳥は金色に輝き、エメラルドの瞳をした不思議な鳥であった。鳥は、デュレック達を背にフードの少年と対峙している。

フードの少年はその鳥を見つめてあせった顔をした。手を持ち上げて何かをしようとするも、よくよくみれば小刻みに手が震えている。

少年と鳥が見詰め合ったまま場は膠着状態となった。

と、その場の状態を動かしたのは遠くから馬の蹄の音が聞こえてきてからだった。


「殿下―――!」


遠くのほうから、聞き覚えのある騎士の声がデュレックの耳に聞こえた。フードの少年も蹄の音が聞こえるほうに目を向ける。


「ちっ、応援がきたか。では、王子またお命を取りにお伺いします」

「なっ、待て!!!」


フードの少年はなにやら呟くと、ふっとその場から消え去った。瞬き《まばた》をした一瞬の事であった。デュレックは呆然と少年が消えたところを見ていた。馬の蹄の音が近くで止まった事にも気がつかなかった。


「大丈夫ですか?殿下?」


デュレックの側で、ここにいるはずのない騎士の声が聞こえてきた。だが、デュレックは声が聞こえるのに頭が混乱したまま反応が出来なかった。急に体中に激痛が走る。くらりと意識が遠のくのを感じた。

薄れ行く意識の中。ばさりと、目の前にいた鳥がヴィヴィの傍らに降り立ったのが見えた。


「大丈夫ですか!デュレック殿下!意識をしっかりと!」


そこで、デュレックの意識は完全に途切れた。


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