夏休みデートその二
なぜ俺がそんなに詳しいかと言うと消防署の登録ボランティアのリーダーをやっているからだ集合住宅に関しては業者のみで対応しているが商業施設に関しては必ず消防職員が立ち入り検査をしなくてはならず避難経路の安全確保の指導査定をするのが原則となるそれを知っていたから業者のみで対応と言うのに違和感を覚えたのだ。これはマネージャーしか、知らないことだったが、千景にバレてしまった。まぁ悪いことをしてる訳でもないから、良いのだが、消防関係の民間でも取れる資格は、自衛消防資格以外は、持っている防火防災責任者や応急手当普及員の資格を持ちしかも消防ボランティアのメンバである俺だからこそ、気付けたと言ってもおかしくない。いよいよ警察の捜査が始まり俺達は、泊まるところが無いためマネージャーがロケバスをレンタルしてくれた地元の観光協会の助力を得て浜辺のそばの駐車場に滞在させてもらった。まぁ引き換えに観光協会さんの来年度のポスターのモデルを頼まれたのだが。半日仕事、半日お休みとなったからとんとんだろう?俺は「千景暑くないか?」と飲み物を買ってきた。千景は「パラソルの下は涼しいよ。」と飲み物を受け取り口をつけたそして千景は「もう隠し事してないよね危ないことしないよね?」と心配してくれた俺は「もう隠し事してないよ。社会貢献なんだし闇バイトじゃないんだからどちらかと言えば公務員さんのお手伝いだし健全なボランティアでしょ?」と言った千景は「あのさそのボランティア私も参加できるかな?」俺は「普通救命講習受ければ誰でも高校生からできるよ」と言った真夏の日差しの中パラソルの下で、肩を寄せ合いながら海を眺めていた日陰と千景出会った。
ライフセーバーの人達が海を監視し、海の家は盛況出会ったそれにしても俺たちの横にいる自称保護者さんはなんでこんなに開放的に過ごしてるのだろうと二人は思った。「あのマネージャーさん?何くつろいでいるんすかね?」と質問したマネージャーは「私にだって安息日は必要なのよ?ついでにオイル塗ってくれない?」千景は「ダメです日陰君は私のだあ好きな人なんです。いくらマネージャーさんでもそれは、嫌です」と、はっきりと言うようになった千景を見て俺は頭を優しく撫でた。俺は「マネージャーすまないね俺の可愛い彼女は、独占欲が強くてね無理なんだ確かマネージャーは元グラビアモデルだったよね?」マネージャーは、「売れなかったけどね?でもあんたら二人が今じゃあたしの宝物で宝石なんだよ?所属モデルは、あんた達だけだけど今すごく充実してるのさ。有難うねこんな弱小モデル事務所に来てくれて」俺は「こちらこそですよ親の思いつきで作った事務所に居たら仕事も、まともになかったと思うしそれに何より千景とこうして居られなかったと思う」マネージャーは「千景を見つけてきてくれたのあんただよ。その調子で発掘してきてよね原石をさ」千景は「その役目は私がやります。女子に関しては、男子は日陰君に任せます。」俺は「そうだ今回の観光協会さんのポスター撮影はロハで良かったですよね?色々手配してもらっんだから」マネージャーは「それがあまりにもいい出来だからってギャラ出してくれたのよねあんたたちの口座に払っておいたとっぱらいでね」千景と俺は「いやいや貰えんでしょう!とは持ってしまった」マネージャーは「ほんの気持ちだってくれたんだから貰っときなさい今後の生活にだってお金入るのだし9月から学校なんだし放課後仕事で忙しいのよ?オールマイティモデルと清楚系モデルのツートップなんだから今ぐらいは気楽に休みなさいな車中泊でおじゃましてるけどね私が」と言うが、マネージャーがいてくれているから、安心して居られるのも本心だだが気が抜けないまたいつ卑劣な奴らがやってくるか分からないそれだけは注意しなければならないのだ。俺は「千景背中合わせで寄りかかっていいか?」千景は「傷隠しの為?」俺は「それもあるがそうしたいからって言うのダメか?」千景は「ダメじゃないよなんなら背中から抱きしめて欲しいかな?」俺は、「それは二人の時な。」と言いながら頬を赤くした。マネージャーは小声で青春だね〜と呟いて見て見ぬふりをした。その時なにか反射光が見えた即座に羽織っていたパーカーを千景に着せ走りし出した。俺は「マネージャー千景のそばにいて警戒中のガードを呼び戻してガードリーダーに円形陣デフェンス頼んで!」ふざけるなよあいつの幸せを踏みにじらせるもんかよ俺はパパラッチを目視して「待てよこの野郎なんで千景をしつこく狙う!」と言ってタックルをかます。捕まえたが男ではなかった?しかし組み伏せた姿勢をほどかずフードを外した見覚えのある顔だった千景の姉の春菜だった。俺は「お前、春菜だな。法廷でお前達親子は千景に近づく事は禁止されているだろうただのエンカウントなら話しかけない限り問題にはならないが明らかに盗撮したとなれば判例に基づき再度法廷に引きずり出してやる!」春菜は、「ターゲットはあんただよ!太陽があんたを貶めようとしてホテルや旅館に隠しカメラや盗聴器をしかけたんだ」俺は「今の証言を警察でしろもしかしたら情状酌量の余地があるかもしれんぞ?まぁ悪意があった時点で望み薄だがな?」と言って駆けつけた警官に引き渡した。
千景とマネージャーが駆け寄ってきたマネージャーは「今の」と言いかけた時俺は自分の口に人差し指を立てて合図を送るマネージャーは「後で事情の説明を」俺は「了解」と言って振り返り「あ〜走った走ったまさかダッシュで砂浜500m歩道500m走るとは思わんかった。疲れた〜ちか〜なんかそこの自販機で飲み物買ってきて財布パーカーの中にあるから?」千景はホッとしたのか「仕方ないなひー君はスポエネで良い?」俺は「あざーす!」と言ってその間にマネージャーにメッセージで事情の詳細を送ったのであった




