表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の大切なたからもの  作者: 黒猫マグカップ
4/40

こんにちわ

【4】



点滴が終わり、ただのケガ人になった。


「はぁ。。喉渇いたし、お腹も空いたなー」


美味しそうな匂いがした。


お腹の傷が痛いので腕の力だけで起きあがる。

「いたたた。。」


すると看護士さんが元気よく入ってきた。

「朝ごはんだよ!よかったねー」

ほんと、ここの看護士さんたちは元気だなー。



朝ごはんは体にいい感じの病院食。

この病院の院長さんの奥様が作っているらしい。


「わぁ♪いただきます。」


──の、前に!

とにかく喉が渇いていたのでゴクゴクと念願のお茶を飲む。

はぁ~、生き返った!

これぞまさに水分補給!というくらいに水を吸収した。


そして、こちらも念願のごはん。

「いただきまーす!」

ん?さっき言ったかな?ま。いっか。


ぱくっ。


「ん!!おいしい~♪」


久しぶりのごはんに感動する。


お粥がこんなにおいしいなんて、感謝しかないなー。

ん?この味は?、と模索しながら味わう。

おうちに帰ったら作ってみよう、

あ。赤ちゃんはちゃんとミルク飲んでるかな?


産まれて5日目、もうおっきくなったのかな?

まだ会えてないけど、連れてきて貰えないのかな。

看護士さんに声をかけてみる。


「あの~」

「なぁに?」

「私の赤ちゃんは元気ですか?連れてきて貰えないですか?」

「え?!」

「...?」

「まだ会ってないの?」

「...?はい。」

「そうだったの?!やだ~、早く言ってよ~」


いやいや、それはあなたが一番よく知ってると思うんだけど。。


看護士さんは慌てて部屋を出ていった。


──数分後


バタバタ...

ガチャっ。


「ほら~、ママですよ~」

と言って赤ちゃんの手を掴んでバイバイの様に手を振る。


わぁ♪

ちっちゃ~い。

まだおサルさんのような我が子を見て、笑ってしまった。


目をぱっちりと開けて私を見ている。


──こんにちわ。らいとくん



そう、数日前から名前は決まっていた。

①正しいことができますように(Right)

②お友達がたくさん出来ますように(人が寄って来る)

そんな2つの願いを込めての

来人(らいと)と。


これからずーっと、よろしくね♪





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ