表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の大切なたからもの  作者: 黒猫マグカップ
39/40

焼きいも

【39】


らいとが大人になってから、お正月(元日)には必ず近くの川に行く。

そこで年末に溜めておいた雑誌やチラシを持っていき、川の水近くで深めに穴を掘り、紙を燃やしていく。その中にアルミホイルでさつまいもを包んで、ぶっこむ。


紙を絞って少しずつ炎の中に入れ、火が弱くなってくると河原にある枯れ草を取ってきて一緒に燃やしたりする。全て燃やし尽くしたときにはホクホクの焼きいもが出来上がる。

しかも石で焼いているのでこれが格別に美味しい。


毎年恒例になっていて、毎年元日にらいとに付き合ってもらってるが、友だちや会社の付き合い等出てくるだろう。


「らいとー」

「んー?」

「毎年これやってるけど、お正月に友だちからどっか行こう、とか誘われないの?別に他の用事入れてもいいんだよ?」

「だいじょぶ。誘われても一月一日だけは断ってる。だってさ、ちっちゃい時から火遊びはダメって言われてたけど、

1年に1回だけこれだけは許されるじゃん。火遊び出来る(笑)」

「なるほどー」

「しかも焼きいもめっちゃ旨い」

「だよねー」


らいとは無理に付き合ってくれてるわけじゃなかったんだ♪よかったー。毎年楽しみにしてくれてたんだね。


でも今年はらいとがいなかったから、ぼっち焼きいも祭りだったけど、どっかで同じ事をして楽しんでくれてたらいいなー。らいとにとって幾つかある楽しみのひとつだもん。


ほんとあんなにおいしい焼きいも他にないよね♪

焼きいもやさんに転職しようかな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ