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私の大切なたからもの  作者: 黒猫マグカップ
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27/40

病気?

【27】



らいと 高校2年生

こーや 中学2年生



─学校での身体検査。

らいとのことで、通知が来た。


WPW症候群

WPWウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群は、心房と心室の間に電気刺激を伝える余分な伝導路(副伝導路)が生まれつきあることで発生する病気。心拍数が異常に速くなる頻脈がみられることがある。大半の患者では動悸が生じ、脱力感や息切れを感じる場合もある。 診断は心電図検査によって下される。



なんてこった。。

やたら疲れやすいのはこのせいだったのか。


この余分な伝導路を手術で取り除くことは出来るのだが、17年間この状態で過ごしていたので、急に取り除いた術後に、苦しむ人もいるようだ。

それならそのままにしておいたほうが...

生まれてすぐ気付いて子供のうちに手術ならよかったのだが...

普段の生活には特に支障はないので、手術するかをらいとに聞いたところできっと「いやだ」と言うだろう。

予想はついてる。


「らいとー」

「やだ」

「まだ何にも言ってないよ;;」

「なに聞かれるか予想つくよ」

「まぁその予想通りのことを聞こうとしてるんだけどさ」

「じゃあやだ。」

「でも...」

「大丈夫だって。バスケみたいに激しい運動じゃなければ、別に普通じゃん。」

「うん。そうだよね。後遺症もこわいしね」

「だろ?じゃ、いいじゃん。別に命に関わることじゃないし」


そんなこんなで、話は終わってしまった。


そのあとも高校生活は何事もなく終わったので大丈夫かも。


そんな中、人の心配をよそに

らいととこーやは頭をくっつけながら一緒にゲームで遊んでいる。

体形としては

──正座をしてそのまま体を前に倒して、両ひじを床につけて

ゲームを持って、2人で頭をくっつけながら遊んでる感じ。


なんかかわいい。大きくなってもなんだかほのぼのする子供たちだった。


とにかく元気で、ごはんいっぱい食べて育ってくれればいい。

元気がいちばん。それが私の願いで、生き甲斐だ。








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