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第1178話 皆の進展具合

長野県観光を始める亜美達。

 ☆亜美視点☆


 長野県へ旅行へやって来た私達。 お昼には美味しい信州そばを食べて、これから観光という事だよ。 まずは松本城という事らしい。 お城とかの観光はミアさんやキャミィさんがとても楽しみにしている。 やっぱり日本の文化には興味があるみたい。


「シロやー」

「しろでス」


 松本城公園へとやって来た私達。 松本城下町や本城なんかも目の前。


「カッコええナア!」

「でス!」

「アミペディアお願い」

「嫌だよ。 アミペディアじゃないもん」

「なはは! 亜美姉拗ねたー」

「ぷぃっだよ」

「まったく、扱いづらい子ね。 で、どういうお城なの?」

「松本城は日本の国宝に選ばれた5城の内の1つ。 別名深志城とも呼ばれているよ。 歴史については凄く長いから各自で調べてね」

「まあ、歴史に関しては良いわ」

「マリアは来た事あるの?」

「はい。 小学生の頃の遠足で」

「ああ、県民なら当然のようにありそうね」


 とはいえ、それ以来という事なので楽しみではあるとの事。 子供の頃と大人になってから見るのでは見え方が違うかもしれないもんね。


「では観光開始ですわよ。 まずはやはり城の観光ですわ」


 松本城内には入れないが、周りを見たりするだけで2、3時間は掛かるとのこと。 下から見上げる松本城をはしゃぎながら見るアメリカ組のふたり。 まあそりゃそうまよね。 アメリカでは見られない建築物だもんね。


「でも本当凄いわよねー。 どんなお城を見ても思うけど、これを昔の人が建てたってのが信じられないっていうか」

「そやなぁ。 当然重機なんてもんも無かった時代やし、人力でお堀から石垣から天守まで全部作ったんやもんな」

「今じゃ想像出来ないですよね」


 東京組の言う通りで、昔の人達は一体どうやってこんなものを建てたんだろうね。 人間その気になれば何でも出来るって気になる。


 お城の周りをゆっくりと見て回った私達。 しかし松本城はそれだけではない。 城下町も見て回れるのだ。 それを見て回るだけでも時間はかかり、気付けばもう夕方という事になる。


「いやー中々見応えあったな!」


 とまあ、紹介しきれないから割愛だよ。 ごめんねぇ。 って誰に謝ってるんだろうねぇ?


「松本城はこれぐらいかしらね。 満足いただけたかしら?」

「マンゾクやー」

「ハイ」


 キャミィさんとミアさんはも満足し切っている。 一杯写真も撮ってたし。 マリアちゃんも子供の頃とは違って趣を感じられて良かったとの事。


「時間も夕方ですし、今日の観光はここまでにしましょう」

「二泊三日だからね。 明日もゆっくり観光でしょ?」

「もちろんですわよ」

「明日は諏訪湖や諏訪大社へ行きますわよ」

「すわたいしゃ!」

「すわこ!」


 アメリカ2人組はとにかくどこでも楽しみみたいだよ。 そりゃそうか。 私達が海外旅行とか行けば同じようになるからね。



 ◆◇◆◇◆◇



 さて、巨大別荘へ戻って来た私達は、夕飯の準備を始めるよ。 今日の夕飯は皆で焼肉だよ。 やはりというか、奈央ちゃんが用意してくれた高級なお肉を使い、皆で鉄板を囲み焼肉を楽しむのである。 あ、皆でと言ってもさすがに大人数だから3グループに分けてやるよ。

 ちなみ1グループは宏ちゃんと遥ちゃん専用の鉄板だよ。 他のグループのお肉を食べ尽くしちゃうからね。


「佐々木君と遥は自分の食べるお肉は自分達で焼いて食べなさいな」

「お、おう」

「2人はついに隔離されよったな」

「いつも鉄板物やると大変なんだよなあ」

「なはは! 2人で全部食べちゃうからねー」

「何だか想像がついちゃうわね」

「食欲モンスターなのよ2人は」


 本当にモンスターなんだよね。 そんな2人は早くも焼肉を焼き始めている。 食べる事に関しては動くのも早い。


「佐々木! こっち半分は私のエリアだからな?」

「わかった。 じゃあこっちは俺のエリアだな」


 うわわ、きっちりエリアまで決めて取り合いにならないようにしてるよ。


「あ、マリアちゃんもたくさん食べてね」

「はい」

「そうだ紗希ちゃん。 柏原君は連れて来なくて良かったの?」

「裕樹? 家族旅行があるから来れなかったのよ。 まあ仕方ないわよね」

「あれから進展無いんでしょ?」

「無いわよ。 まあ裕樹に男らしくっていうのは中々ハードルが高いからさ。 まだ時間かかると思うわ」

「難儀な男やなぁ、紗希の彼氏は」

「千沙っちの彼ぴっぴなんか男らしくプロポーズしてきたらしいわよ」

「ぶっ……美智香姉、それは内緒って」

「ありゃ、言っちゃった」

「へぇ、新田さんの彼氏って幼馴染なんだっけ?」

「はい」

「大学生なんじゃ?」


 奈々ちゃんの質問に新田さんは首を振る。 どうやら高校卒業後に親の実家の仕事を手伝っているのだとか。 なるほど、家業があるんだね。


「で、プロポーズはOKしたんか?」


 渚ちゃんの質問には首を縦に振る。 おお、新田さんもやるねぇ。


「籍は来月に……」

「えぇーっ?! 来月結婚?!」

「早いわね」

「千沙っちに先越されたー」


 たしかに早いけど、新田さんもVリーガーだし彼氏さんも働いているなら結婚はアリなのかもしれない。


「千沙っちと彼氏君は幼馴染だし、両親もお互いの事よく知ってるみたいだから、スムーズに結婚まで決まったみたいよ」

「その点は亜美のとこもよね?」

「そだねぇ」


 私も両親同士は良く知ってるから、婚約したという報告まスムーズであった。 幼馴染ってそういう点では楽である。

 それにしてももうかなりの組が婚約や結婚を決めている。


「宮下さんと三山君は?」

「同棲するとこまでは決まってるー。 大君は大学生だからまだ結婚までは決まってないわ」


 それでも意外に順調にいってるらしい2人。 それに関しては少々驚いているよ。 宮下さんと三山君は、私達が月ノ木祭に招待した際に出逢い仲良くなったわけだけど、ほとんど宮下さんが勢いで行った感じだったはず。 よくまあここまで来たものある。


「ということは、後は奈々ちゃんのとこと宮下さんのとこだけか」

「うちもまだよん?」


 と、紗希ちゃんが言うが。


「あんたのとこはもう決まったも同然じゃない。 柏原君が男を見せられるかどうかの話でしょ?」

「まあ、そうだけどさー」


 やはり気になるのは奈々ちゃんと宏ちゃんの2人だ。 宏ちゃんは休み明けには名古屋へ行ってしまう。 3ヶ月とはいえ離れ離れになるわけだし、何が起きてもおかしくないよ。

 とはいえ、私から口を出すのは控えるようにしてるし、この2人の行く末は見守るしかないのかなぁ。


「うめーな、この肉!」


 宏ちゃんの方はあんな感じだし、奈々ちゃんは宏ちゃんに任せるみたいな雰囲気だし……。 やっぱり幼馴染で親友の立場としては心配で仕方ないよ。


「どうしたのよ亜美? 何だか顔が曇ってるわよ? 気分でも悪いわけ?」


 そんな私の心配を他所に、奈々ちゃんは普通にしている。 私の心配のし過ぎなんだろうか? 2人も幸せになれるように祈るしかないね。

1日目の観光を終えて夕食中。 亜美は奈々美と夕也の関係の進展が心配なようだ。


「希望です。 あの2人は一緒にいるのが長いのと、お互いサバサバしてるからね」

「うーむ。 やっぱ心配だよ」

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