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第九話「楽しい輪」

「勇気くん、おはよう。」


「梨花、おはよう。」


今日はプチキャンプ当日。

手作りのお菓子まで持ってきちゃった。みんな、喜んでくれるといいな。


「そういえば、木坂から誘ってくるの珍しいな。あいつ、こういうのあんまり興味なさそうだよな。」


私も珍しいと思ったけど、そんなことより嬉しい気持ちが強いんだよね。


「佑理は友達思いなんだよ。今日は楽しい日にしよう。」


自然と笑顔が溢れてくる。


「分かった。俺は梨花と居られればどこでも楽しいから、もう達成だな。」


「もう、勇気くんってば。」


二人で話しているとあっという間に目的地に到着した。

佑理と亜美ちゃんはもう到着してたみたい。


「二人ともおはよう!何か話ししてた?」


「おはよう!木村さんと話したの始めてくらいだから、自己紹介程度の話しかしてないよ。」


なんだか亜美ちゃんのテンションが低いような・・・。

あっ、そっか!


「佑理、木村さんは他人行儀だよ。今日キャンプに誘ったんだし、亜美ちゃんって呼んであげて。」


「えっ、そうなの?!ごめん、きむ・・亜美ちゃん!」


亜美ちゃんはその会話を聞いて耐えられないという風にふふふと笑った。


「あはは、全然気にしてなかったけどありがとう。じゃあ、私も佑理ちゃんって呼ぼうかな。」


二人とも仲良く出来そうで良かった。

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