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第六話「楽しいお友達」
勇気くんがいない時は基本佑理と食べることが多いけど、最近は亜美ちゃんと食べる機会も増えた。
「でねー、佑理ってば私のことからかうの。梨果は天然だからって!」
「あはは、愛されキャラだね。」
最初はクールな印象だったけど、今では笑ってくれることも多い。亜美ちゃんと仲良くなれて嬉しいな。
「そう言えば、亜美ちゃんってなんで引っ越してきたの?両親の都合とか?」
亜美ちゃんの反応が一瞬止まった。
「・・まぁ、そんなところ。」
聞いたらいけなかったかな・・・。
「亜美ちゃんが嫌なら、もうこの話やめようか?」
亜美ちゃんは首を振った。
「全然大丈夫。私の両親離婚してたんだけど、お母さんが再婚したの。妹が急に出来たんだけど、その子とも今は仲良くしてる。それに、今は友達も出来たから。」
亜美ちゃんは私の方を見ながらニコッと微笑んだ。
友達だと思ってくれてるの、嬉しいな。
「そういえば橘君のこと前教えてくれたと思うけど、誰と付き合ってるか知ってる?」
亜美ちゃんまだ知らなかったんだ、教えてあげないと可哀想だよね。
「クラスで一番可愛い子だよ。亜美ちゃんもその内分かると思う。」
きっと、すぐ分かるよ。




