37話 冒険者登録をする天使
冒険者ギルド
「邪魔するぜ」
天使とリリアはギルドに足を踏み入れる
「おい、ガキが2人来たぜ」
「「がははー」」
酔っ払いが調子に乗る
(あれとあれと、あれとあれとあれか)
闇魔法 視操術
椅子が揺れる
ガッシャーン
「「いってー」」
「酔ったおっさんが椅子をひっくり返してるぜ」
天使が全員に向かって言う
「なんだと、ガキ」
おっさんがキレる
光魔法 絶対結界
おっさんが天使を殴る
「いってー」
手を真っ赤に腫らせて席に戻る
(まぁこんなもんか。もうリリアに暴言を吐くなよ)
受付に行く
「冒険者登録をお願いします」
「ではこちらの水晶に手を置いてください」
ギルドの受付嬢が魔力測定水晶を取り出す
(隠蔽で魔力を70にしよう。属性が火と土だけになるように他を隠す。リリアが水と風だから全属性使っても問題ない)
天使が水晶に触れる
〈魔力〉70
〈属性〉火、土
「まぁまぁそこそこですね」
「はいまぁまぁそこそこです」
リリア(お兄ちゃん本当はもっと強いはず。絶対隠してる)
「フフッ」
リリアがほほ笑む
「どうしたリリア?」
天使がカウンターより少しだけ背の高いリリアを見おろす
「なんでもな~い」
リリアは知らないふりをする
「ギルドカードを作るのでお名前を教えてください」
「ユウトです」
受付嬢がカードに書き込む
「これがギルドカードです。初期ランクはFです。あなたの魔力からして最終的にDランクくらいに行けるでしょう。ギルドカードは再発行に銀貨1枚です。なくさないように」
「はい」
「お兄ちゃんの名前ユウトなんだね」
「あぁ、そうだが。どうかしたか?」
「知らなかったなって」
「そうだったな、言うの忘れてた」
ユウトも冒険者になった




