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短篇集  作者: 人翁
4/4

一日を過ごす心地よい場所

 古美術店として貴重な珊瑚や真珠を使用

更に超高価な香木を流木に見立て難破船をオブジェとして展示

その周りにはスペイン金貨やダイヤ、エメラルド、ルビー等の宝石を贅沢に♪


「(焦)・・・防犯にはくれぐれもご注意ください」

 「はい♪♪」


 警視庁の警官が店内を巡回視察

推定数百億? 値段など付けられない高価な宝石などが飾り立てられており

呆れ顔と困惑した様子で注意を促されていたが

流人には全く響いてはいなかった様だw


 偽物と思いたいが彼等もこの世界に関わっているので真贋はある程度出来

時代屋と言うこの店の中には一体どれだけの価値があるのかwww


 窃盗団が大喜びしそうだけど

防犯は完璧と言っていい

何故ならこの建物には世界トップレベルの警備会社の本社が入っており

警報が鳴れば数分で現場に駆け付ける事が出来る距離でもある


 「抑止力としては万全だと思っておりますので

 警察のお仕事を増やす様な問題は御座いませんのでご安心ください♪」


「・・・そうですねw」

 店主と名乗る流人の表情を見た警官達の背中に

冷や水が流れる気分を感じていた・・・


 テレビ撮影などは一切拒否

テレビ局側も防犯上の理由と言えば引き下がるしかない


 然し人の言葉に扉は閉てられない

憶測と誇張が勝手に広がり中央区のあの店にはお宝が唸っている!

世界中の窃盗達が時代屋を狙う事になる・・・・


 「そうですか ターゲットになってしまいましたかw」

「如何成されますか?」

 「如何って何も変わりませんよ♪

 警察にもご迷惑はかけられませんからね」


「では内々に処理させて頂きます」

 「お願いします♪♪」


 元々異空間に作ったお店

異空間内で閉じ込めてしまえば逃げる事など出来ない


 窃盗団が下見に来る

然し下見にフロアの裏側へ歩んだ瞬間、 異空間に侵入した瞬間に!

窃盗団達は全員捕まって尋問を受ける事になる♪


 一般客に扮していても

持ち物が一般客とは明らかに異なりおかしいw

隠しカメラや盗聴マイク、

護身用のナイフなどを持っていれば言い逃れは不可能


 「鑑定では?」

「全員窃盗団の一員と表示されております」


 「鑑定様様ですね(笑)」


 言い逃れなど出来ない

抑々開放する気もさらさらない!


 捕まえた窃盗団達は次々と尋問と言う拷問を受けw

そのまま魔石の糧として利用している

だから死体は出ないし○○の様な者共が減るのだから環境にも優しい筈だ♪


 偶に○○が警察へ泣きつき警官が捜査の為監視カメラを確認するが

異空間内から撮影しているカメラには

別の空間へ連れていかれた○○等は映るはずもなく

フロアの裏側だから監視カメラ等も設置していないので調べようがない♪♪


 携帯電話でバイト募集に応じた日雇い感覚だった若者達

次々と生涯の幕を閉じて行くが誰も気にしていない


 「捜索願いも出ないんですか?」

「家庭事情が特殊なんでしょうかねw」


 「哀れ・・・っと思っては穢れますねw 糧として感謝いたしましょう♪

 ミルクティーおかわり♪♪」


「はい♪ ご主人様♪♪」


 流人の話し相手として呼ばれ流人により「紫焔=しえん」名を与えられた

 「紫焔さん♪ ホットケーキ♪ メイプルたっぷりで♪♪」

「承知致しました(笑)♪」


 流人が契約している上位精霊で火属性と水属性の対照的な大精霊

二面性の強いこの精霊を流人も気に入っており

身の回りの殆どはこの精霊に任せていたが今回名を与えた事で

上位の精霊から上位の大精霊に神化している♪♪


 この魔力の存在しない、そして上位種の生物も存在しない

人種が頂点として君臨している不思議な世界で

流人は魔力が溜まるまでどの様にのんびり過ごすのか?


 以上

 2026年度の短編集でした・・・

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