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エブリデイ・オブ・魔国  作者: 盗賊
二年後~
32/66

幸せの一枚

 前回の話から大体二年後くらいですかね? 

 勇者二十六歳。スナイパー二十三歳です。

 ……思った以上に勇者が……いえ、何も言いませんよ? 年齢設定、というか、五年後の時点で年数間違ったなぁ、とか思ってませんよ!? ほんとですよ!?

ナ『貴方方は知っているだろうか。人間界の闇に潜む魔の世界に……。そう、物語の舞台、ここは魔界、魔王の住む城がある魔国……』


ナ『貴方方は知っているだろうか。今日、そんな魔国で幸せ満載な、新しい夫婦が誕生したことを……』


ナ『貴方方は知っているだろうか。その夫婦の名を。魔王と、勇者の名前を……』


ナ『ゴーンゴーンと教会の鐘が鳴り、祝福の声が響き渡る』

 「おめでとうございます!」

 「おめでとう!」

 「お幸せにねー!」

魔「あぁ」

勇「あわわわわ///」

魔「おーい、勇者ー?」

勇「な、なんだっ!?」

魔「緊張してねぇで、笑っとけって」

勇「そ、っそそそそっそ、そんにゃ……そんなこと言われてもだなっ」

魔「噛んだことはなかったことにならねぇぞ」

勇「う、ううううううるさいっ!!」

ス「ちょっと、お二人さーん?」

盗「いっつまでいちゃついてんのかしらー?」

勇「だ、だれがいちゃつっっっ!?///」

盗「僕は君の結婚生活が不安でならないよ……」

ス「こんな純粋ちゃんでよく今まで生きてこられたわね……」

勇「う、るさーい!!」

盗「ほら、ライスシャワーだ受け取れ!!」

魔「あいたたた」

ス「節分の豆じゃないんだから、力いっぱい投げてどうすんの……」

勇「だ、ダイジョブか、魔王?」

魔「よくもやりやがったな盗賊……」

盗「僕のユシャちゃんと結婚までしたんだからぁ、これくらい許してよね!」

勇「私はお前のじゃないし、だからってなんで許さなきゃいけないんだ?」

魔「よく言った勇者! あいつから遠いところにブーケ投げてやれ!!」

盗「えー!? それはちょっとよくないんじゃないかな!?」

ス「え、それってあたしのとこにも来ないじゃない! とばっちりだわ!!」

勇「あー、もー、うりゃー!!」ぽーん

皆「あぁ!?」

 ……すとん

騎「え、俺ぇ? わーい、次に結婚できるのは俺かなぁ? ねぇ、盗賊さん?」

盗「そこでなぜに僕にふる。そして君は警備の最中だろ? なんで狙っていいとこに現れてんだ」

騎「そりゃぁ、幸せおすそ分けしてほしいからぁ?」

盗「疑問形やめろし!」

勇「や、やり直して、いいか……?」

ス「え、やり直しとかアリなわけ?」

魔「気持ちはわかるが……」

騎「あ、へーかぁ、分かるってなんですぅ? わ・か・る・っ・て・ぇ?」爽笑

盗「でりゃぁ!!」ひゅっ

騎「わっ!?」ぽーん

ナ『盗賊さんが無理やりブーケを高くつきあげました!! いいのかこれ!? なんて扱いだ!!』

盗「うっせー!!」

 ……すとっ

モ「……え、えぇぇぇえ!?」

盗「モーブならなんか納得」

騎「うーん、反論が出てこないやぁ……」

ス「そうね、納得」

魔「だな」

勇「いいと思うぞ」

モ「な、なんなんですか!?」

 ビ「……普通ブーケトスとは、未婚の女性相手にやられるべきものなのですが……」

 デ「まぁ、いいじゃないですか。楽しそうですし」

 ビ「……そうですね」

モ「なんなんですか、なんなんですか!?」

魔「あ、二回言った」

盗「大事なことなので二回言いました★」

ス「それモーブのセリフ……」

騎「あははぁ、いいじゃんねぇ、皆から幸せおすそ分けされてるみたい?」

勇「なんだかなぁ、これ私たちの式のはずなのに、いつもと変わらないってどういうことだ……?」

ビ「はいはい。みなさん? まだ式は終わってないのですよ?」

デ「そろそろ続行しませんと、予定が詰まってしまいますわ」

   ナ『今日限りは騎Cとディーナさんの舌戦も休戦です』

皆「はーい」


ナ『いやぁ、グダってますね。これぞ魔国です!!』

ト「そだねー」

ナ『……トアル王!?』

ト「今回は普通に招待客だよ? 脱走してないからご安心♪」

ナ『……』

ト「それより見てみて。写真撮ったんだ♪」

ナ『トアル王、何してるんですか?』

ト「いいじゃないいいじゃない。あとでみんなに配るつもりだし」

ナ『そういう以前の問題で、この世界に写真はあるのか、という……』

ト「L●NEあるくらいだし大丈夫じゃない?」

ナ『……』

ト「ほらほら、みんな笑ってるね。いっつも仏頂面のビィさんですら表情柔らかいよ?」

ナ『ビィさん、マジイケメンです!!』

ト「あ、そこ? これ後でみんなに配らな……いや、新聞社に持ち込むね!」

ナ『ちょっと勝手に!?』

ト「今でも文句言う頭のオカタイ貴族どもはいるけどさ、これバラまいて、民草に支持得ようぜ! って」

ナ『あぁ、元々魔王は人間魔族区別なく愛されていまし、これ見れば余計応援してくれるでしょうね!!』

ト「うんうん。みんなこんな幸せそうな顔してるんだもん。邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえってね」

ナ『まったくですね』

盗「トアル王!」

ト「あ、何? 盗賊?」

盗「早く行かないと置いてかれますよ? ついでに、作者が切り時迷子です」

ト「それは困ったね! 特に後の方!」

ナ『二人して作者いじりはやめましょう』

盗「え?」

ト「なんで?」

ナ『……の、ノーコメント!!』

盗「では、きりましょう!」

ト「あれ? ここは幸せ真っ只中の二人に締めてもらうべきじゃ……?」

盗「だから、二人はもうとっくに行きましたって!」

ト「え、それダメじゃん! もっと早く言ってよ!!」

盗「言ったでしょうが!!」

ト「ではでは皆様、大遅刻だそうですのでもういきますね! それでは!!」

ト&ナ&盗「またねー!!」

ト「ハヤクハヤク!!」だだだっ

盗「走んないで!! 馬車乗ってくださいねぇぇぇぇえええええええええ!?」フェードアウト

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