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カラーコート  作者: 真紗
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キャッチ×才能=怪物の片鱗

予約投稿って奴を使ってみたかったから前話を予約投稿してみました。予約の方がいいのかな?まぁ気づいたら見られてるくらいの作品だろうから出来たら出します(笑)100話位続けれたら、使います。

僕たちは仮入部にも関わらず4年生だから、と琉惺君の後ろに並ばせてくれた。健太が一緒にボールを持ってきた下の学年の子たちに「ありがとうな!」とニッコリ笑って話している。

(相変わらず下の学年に好かれやすいな…)

健太はとにかく、下の学年の子たちに好かれる。「私が将来健ちゃんと結婚してあげる!」なんて女の子に言われたのも一度や二度ではない。健太は「ありがとうな」なんて言って誤魔化しているが…アイツ絶対将来大変なことになるぞ…。若干嫉妬にも似た感情を抱きつつ、僕は目の前の練習に集中するため気持ちを切り替えた。

琉惺君がしっかりとキャッチをして返球する。次は健太だ。琉惺君に投げた球よりも少し遅い球だったが、健太もしっかりとキャッチする。なるほど、速い球に慣れさせる目的もあるんだろうけど、フォームをきれいに取らないとキャッチできないのか。

そして次は僕の番だ。健太へ投げられたコースを見てそう判断した僕は、山本監督に教えられた構えを取り、目の前のキャッチに意識を集中させる。集中だ。僕は目の前の木村コーチに意識を向けた。

飛んできたボールはそれなりの速度ではあったが、分かりやすい回転とコースだったのでしっかりキャッチする。

よし、取れた!

心の中でガッツポーズをして木村コーチに返球する。うん、返球はよくなかったけど、取れたからいいよね!そう誤魔化そうとしたが、木村コーチに「返球もしっかり!」と言われてしまった。素直に謝って後ろに回る。

次は美桜の番だ。僕たちの時より遅いボールだったが、美桜は少し手が先に出てしまい弾かれた。木村コーチは「美桜さん落ち着いて、ボールは待ってれば来るから体全体でキャッチすることを意識して」と優しく声をかける。美桜も「はいっ」と返事をして後ろに回る。その時、「難しいね」と僕に話しかけてきたので、美桜に少しだけアドバイスする。

「手は最後でいいと思うよ。体に当たる前に手が動いてるから、お腹に当たってからでも多分間に合うよ」

「ありがとう」と言ってくれる美桜。

そして2周目。次は少しボールを左右に振るよ、と木村コーチが言う。琉惺君は相変わらずきれいにキャッチし、返球も完璧だ。

続いて健太。こちらも若干怪しかったが何とかキャッチ。木村コーチから「もう少し体をボールの方へ動かそう」とアドバイスをもらい、「はいっ」と元気よく返事をしている。

さあ次は僕の番だ!

そう思っていたら、山本監督が来て木村コーチに何かを言っている。木村コーチも「わかりました」と頷いた。すぐに会話は終わり、僕に向かって木村コーチが言った。

「晴翔くん、少し強く投げるからね。後ろに待機している選手は下がって横にずれて」

なんで!?戸惑いを隠せないが、やるしかない。僕はしっかり構えた。


~side木村~

(7割で投げろって山本さん、何考えてるんだ!)

私は心中でそう叫ぶ。D2組の基本キャッチ練習。琉惺、健太君のキャッチを真剣に見ていた晴翔君の番だ。私は山本さんに最初に言われていた通り、5割程度の球を晴翔君に投げる。(ほぼ初心者の彼には速すぎるのでは?)そんな不安が頭をよぎっていたからか、それなりの速さの球を投げてしまった。

(しまっ!)

私は慌てたが、彼は落ち着いていた。私の動揺をよそに、その球を完璧に近い形でキャッチした晴翔君を見て、私は戦慄した。(山本さんが少し大袈裟に言ってるだけなのかと少し疑っていたが…)私はすぐに山本さんが言ったことは事実なんだと思った。その後の返球はよろしくなかったので注意する。

そして2周目に入り、晴翔君の番になった時、山本さんに声をかけられる。

「流れを切ってすまない、晴翔君には7割で、もっとコースを厳しくしていい。じゃないと彼には練習にならない」

とんでもないことを言い出した。「7割ですか…」私は何かの間違いだと思って確認するが、そうだと山本さんは言う。さすがに後ろの選手たちに当たると危ないので、彼の周りから少し離れるように指示を出す。周りがきちんと離れたのを見て、私は投球動作を始める。

(晴翔君、行くよ!)

私は球を投げた。


夜ご飯は豚汁と豚バラ炒めに米1.5合程、食べ過ぎ??食以外楽しみが無いのです、筋トレは歯磨きと一緒の生活習慣なので皆さんも筋トレしましょう。

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