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そしてやっとオートマトンを作る日が来た!

1473年の汎用歴史(オルド・ヒストリア)のいちばんイケているフィレンツェの周辺。

ウンブリア地方のどこかの地域で行った「(たた)り」の事件は、その対処である「大魔術」が終りながらどんどんその()()()()()溶けていく。終わったら、普通のひとたちは魔術ギルドがなにかのパレードをしたくらいは覚えるけど、それが具体的にどんな事件だったのかは、すぐどうでもよくなっちゃうからだ。


大魔術の後始末……でも、それを整理してちゃんとなかったものにするのは人。なにもしなかったら、ただ汚染されてる汚い魔術的な沼地はそのままで、また新しい「毒草」などが現れてもぜんぜんおかしくない状態だったそこを、魔術ギルドの人たちが頑張ってふつうに、なにもなかったようなところにしていたのだ。

その現場での工事は、もともとアリアのマギアたちが組んだ非道徳的な納期で決められた。でも、それを責任者である土の堂、ウリエル・モルテ率いるデュラたちが(ホール)の雇用してる平凡の技術者たちとリハで完璧に調律して、その練習の通り……平凡の技術と土の元素魔術を調合した繊細であり大胆である工事の方法のおかげで、幸いなことに死んだ人はもちろん、負傷した人も出ずに、順調に進んで、終わりが見えていた。

そのような素早い進行ができたのは、水のマギアたちが戦いのあと心配をしてた「平凡の水の水路をまた探して通すことが至難」のことが早めに解決できたおかげでもある。それは、なんか平凡の管理監督者の一人、アルベルト・レグノチーム長が達筆で書いていた写本(しゃほん)の一枚を水の堂が使えたおかげで水の魔術師の一等は爆速に水路を探して繋ぐことができ……その平凡のお水を使って壁の材料などの準備がまさに機械装置が完璧に噛み合って回るようにできたからだ。


ガブリエル・ブリナとウリエル・モルテ。2人の10歳の大魔術師たちは「やはりあの人、平凡の人間にいいようにされるだけではないかな」と不思議に思ったことだけど、その彼の普通だけど全能すぎるちょっとの技術のおかげで、もとの混沌之種(カオス・シード)/奇怪巨木(キメラ・プラント)境界(エリア)だった沼地は、かんぜんにその偉さ(ヴィス)を魔術ギルドが占領することになって、誰がどうみても普通過ぎる、これから地域の領主が「ここに住みたい人~」と告知してもぜんぜんよさそうな、いい里に変えつつあった。


そして、そのような「白花語(しろばながたり)」の【始の時代】のアニマ、スターダストを持つ「四属性(クアトロ)」のエンブリオくん……は、ふつうに作業者たちが風邪をひかないように、番を変わりながらゆっくり暖かさだけを気にするゆったりすぎる日程を過ごしていて、情報中毒であったため、なんか持ってる大魔術の告知の文書とかをずっと読みながら、ステラ・ロサさんが読んだり読まなかったりしてる自分の家の本を懐かしく思っていて……

もちろんその全部の間をアリアの人たちはまた連絡役としてアリアの魔術で軽く、素早くしたお馬さんと非凡の言葉が伝えれる使い魔を扱いながらめちゃくちゃ過労をしながら、

やっと工事が終わった。平凡(オーディナリー)の工事が終わった。


「やはり連絡係はやりがいがありますね!」


そう言ったのは、奇怪巨木(きかいきょぼく)との戦いで司令部の風の魔術師として活躍してた、中央堂の教授さんだ。


「そうですね。みんなの頑張りのなか、このようにお仕事がはやかったのはアリアの方々の活躍があってからこそだと思いますよ」


そう言うのはウリエル・モルテ教授だ。


「その反応はぜんぜん望んでません!!!全体的にお二方の担当でした」


「はあ」


アリアの教授はそろそろ整理をしてるように見える土の堂を、そこに雇われてる人たちを見ながら言った。


「公式的には、ここの工事が完了したあと、フィレンツェの大門を通りながら『大魔術』が終了するのですが、ウリエル学長は今の現場で気になるところが、思い残ることが残ってますか?私が把握してる内容ではだいぶ整地・建築などが完成されているという認識です」


ウリエル・モルテは頷く。


「ぼくもその認識で正しいかと。平凡の技術者たちの報告を待ってるところですよ」


「なるほど。

その人たちが見ないと、私たちマギアたちには……たとえると、『実は、橋の構造が変』だとしても、見てわからないですから。その人たちとデュラの素晴らしい連携でしたよ」


「まあ、そうです。本当に殺人的な日程で、何回か『これ本当に最後まで安全なのかな』という心配もいっぱいしてました」


「あはは」


「ですが、デュラはなるべくベテランを集めてきたつもりなので、問題なくできた感じです」


「はい」


そんな会話をしながら、ぼくは静かに最近の何日を思い出した。

うわ、なんも思い出せない。


計画通り、設計通り、自分たちは土壌学はちゃんと平凡の学文を学んでいてその間接的な知識として整地のことに完全に素人なわけではないけれど、でも魔術師だから限界がある。ただ土のスフィアを張りながら人を潰さない様に、完璧に「よさそうな街を作ること」は、本当に大変なことであった。なにがどこが大変なのかもよくわからないくらいに「こっちです!」「注意してください!」「図面を参考してください」とはいはいと安全大事にベテランたちも練習した通りやってただけで、「これは僕たちより、アクアの人たちに似てるかも知れない……」とか弱い言葉を吐いた子もいたけど、まったく同感だった。

その間も、気づいていたらなんか平凡の技術者たちのチーム長が互い戦わないといけないような状況があるんじゃないか……といったところを、何回かをレグノ氏が事前にまとめていて、しかもそれを彼と働いている平凡のアルティの人たちはどうぜんのように感じているを見ながら「あれ~あれはどうぜんじゃないだろうな」とかを思った覚えはちょっとだけ残っている。

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