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ラブレター  作者: 泉さん
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第二話 初めての

不思議なものだ。あれだけ男女の中が悪かったのに小学三、四年になると休み時間一緒に遊ぶようになる。定番は鬼ごっこだ。男子が追いかけては女子を捕まえ、今度は女子が鬼になり男子を捕まえる、という具合だ。正直、おれはこの男女一緒に遊ぶという行為が嫌いだ。なぜなら、女子とは会話がまともにできないからだ。これが一緒に遊ぶとどうなるか分かるだろうか?


例えば定番の鬼ごっこ。男子が鬼で女子が逃げる方だとする。するとどういうことが起きるかというと、俺は誰も捕まえる事、つまりタッチする事が出来ない。会話をまともにしたことがない女子の体に、しかも偶然の事ではなく故意で触りにいく行為だからだ。これでは全く楽しめない。

逆に今度は女子が鬼役で男子が逃げる方だとする。そう、次は逆のパターンが起こるだけだ。相手からしてみても一度も会話したことがないのに追いかけにいくという行為をするにはさすがにレベルが高いだろう。やはりこれでも全く楽しめない。

男女一緒に楽しく遊ぶなんて俺には不可能なのだ。


しかし、そんな俺にも普通に会話ができる女子ができた。女子を友達の対象として見た事がないから友達とは言えないだろう…たぶん。彼女は(仮にA子で)とても真面目な性格だった。礼儀正しく、授業にも真面目に取り組み、恥ずかしい事があったら顔を真っ赤にして。そんな子だった。そのためA子は鬼ごっこでも俺の事をしっかり狙ってくれたし、逆に俺もA子を追いかける事ができたため、それなりに楽しめるようにはなった。


そして、一年、又一年と経ったある日・・・・・

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