東方地底秘話2話
「今はかき氷ぐらいしか作れないけどいい?」
「そーなのかー」
「いいって言ってるよ」
「じゃあ、ちょっと待ってて」
少年少女待機中…
「おーい、できたぞー」
「あれ?シロップはないのかー?」
「いや、新しいのがあるから選んでもらったほうがいいかなって」
「何があるのだ?」
「えっとね、クランベリーとソーダとドラゴンフルーツとパイナップルがあるよ」
「どうします?」
「あ、同じのは頼まないでねー」
パイナップルがいいなー。
「パイナッ…」
「パイナップルなのだー!」
「…クランベリーで」
「ちゃんと分けてあげるからしょげないでほしいのだ…」
「ほんとですか?やったー!」
「あーん」
ぱくっ。うんまあああああああい!
姉様から頂くことによってより一層おいしさを感じる。
ばくっ!
「え?」
半分食べられました……。
「姉様、美味しかったですか?」
「クランベリーのほうが美味しかったのだー」
じゃあ、器変えろよ。
「仕方ないですね、姉様は」
そんなこんなで午後を過ごした。
「今度は屋台に行きましょうね?姉様」
「そーなのかー」
「そーなのだー」
少年帰宅中…
「ただいまー」
「あら、ちょうどよかったわね。夕食ができてるわ」
「ちょうどよくなるように帰ってきたんだよ」
「さっすがサコにぃだね!」
4月4日
1限目 国語
「この文字の起源は…」
面倒な話だ。
2限目 英語
「なんでわしがこんなものを…知るかい!」
こったの台詞だ…。
3限目 地理
「幻想郷の気候は…」
そーなのかー(棒)
4限目 家庭科
「今日はアレを作っていきます」
アレって何なの、かーのなそー。
少年少女帰宅中…。
「今日はレースだから負けないぞ」
「あ!ずるいよ!いいパーツばっかり持って〜」
「これぐらいしか勝てないからいいだろ。
大体もっとやればパーツも手に入るから」
「むぅ…」
その後。
「やったあ!ねえねえ、これ強くない?」
「3番目に強いエンジンだな」
「えー!?これで?前よりかなり良いじゃん」
「1番のはそれの1.3倍ぐらい良いぞ」




