番外 主な登場人物紹介+Tips
口直しに登場人物紹介でも眺めていただければ
主人公 名前:レンカ 身長:少女相応
術師の家系の3代目であり、研究を続けていくうちに人間でいる自分の寿命が短く感じるようになった。春のある日召喚術を用い、大悪魔の一角ヴェルクローデン=リーザベルと契約したことで悪魔となり、冥界へ移住し眷属兼弟子となった術師見習いの少女。
ご主人さま(契約当初からしばらく、第一眷属となってからはご主人様)と呼び慕い、冥界での永住権を得て同居しすることになる。基本的に誰にでもですます口調で腰が低いが前向き。
リーザベルの高祖父で元当主のべレイクス、主人の朋友ルーノディアナから即座に同胞として認められ、交流するようになる。特にルーノディアナからは同族になりたいと思ってくれたのが嬉しく、その様子は猫っ可愛がり。
イレーユからはかなり遠回しに心配されており、その気持ちはなかなか届かない。
努力家で契約前から冥界の文字が読めた。
名前:ヴェルクローデン=リーザベル 身長:成人女性(冥界基準)より高め
レンカと契約し、主人側となった若い女性。冥界において名門ヴェルクローデン家の令嬢であり後継者である生粋の悪魔。努力を続けていたレンカに目が留まり、そのまま正式な契約を結び主人となった。よく街の喫茶店に連れていき、茶を飲みあうこともしばしば。
ルーノディアナとは同年同月同日の誕生日であり朋友であり茶飲み友達でもある。
フォスファ家のアルヴィベリトとは婚約者同士。家同士で定められた関係だが本人達は互いに納得し、理解している。リーザベルからはアルヴィ、アルヴィベリトとはリーザベル嬢と呼びあっている。
食べる魂に対しては申し訳程度の感謝しかなく、時折覘いては苦しむ姿を見て愉しむ面もあり結果的に人間を弄ぶことになっている。常に数千個以上の魂を保有している。
魔術に関して類まれなる何かを顕した。高等学院に在学中、至高たる大悪魔の一角として認められ列せられている。術の研究を優先するため、数ヶ月連続で寝食を放棄することも。食事も睡眠も必要ない特性を活かしきっている。ただし研究により作り出した術の大半は本人にしか使えず、必要魔力量を大幅に減らして伝わっている。
名前:フォスファ=アルヴィベリト 身長:成人男性平均(冥界基準)より高い
ヴェルクローデン家と親交の深く、近縁でもある名門貴族フォスファ一族の子息でリーザベルの正式な婚約者。親しいものからはアルヴィと呼ばれている。互いにリーザベル嬢、アルヴィと呼び、頻繁に訪れるが婚約者なので何の問題もない。
普段は謙虚で穏やか。気配りもでき教養もある様は紳士そのもの。
本気でリーザベルに惚れており、とことん尽くす様は騎士のようななにか。リーザベルとその知人を侮辱されると尋常ではなく冷徹な感情を露にする一面も。
人間に対する態度はリーザベルのそれとほぼ同等で慈愛の感情はない。レンカに対しては婚約者の弟子に収まる範囲で親しく接している。
名前:レリウーディロス=ルーノディアナ 身長:成人女性(冥界基準)やや高め
学院に入る前より家同士の付き合いで知り合ったリーザベルの朋友。互いにルーノ、リーザと略して呼び合っている。頻繁に会うことも多い。
瞬間移動の魔術に長けており、それだけなら誰よりも優れているがその他魔術の腕前は平均よりやや上程度。
転化したレンカに対してかなり親しく接しており、その意欲を認めた。
名前:ナルキアス=イレーユ 身長:平均よりやや高め
東の名門ナルキアス家の令嬢。
リーザベルより年下(学院は違う)でレンカをライバル視していた。大抵はどこか高慢な態度だが口調そのものは丁寧。
冥界でも屈指の術師家系であり、リーザベルやレンカの言う魔女とは比べ物にならないほど己の方が優れているし人間に魔術の教育は必要ないと断言しており、よって魔女に優しいリーザベルとは仲が悪いが、立場的にも家柄的にも上なので大きく出ることができず事情は複雑。
憧れる対象は偉大なる先人、両親、そしてリーザベルとベレイクス。
人間に対しては幾らでも代わりのある玩具程度にしか思っていない。
レンカを認めず、帰そうとするも不可能だと悟る。
海が好きで、考え事をしたいときは海岸に出かけることが多い。本人は認めないが太陽のない冥界なのに朝がやや苦手。酒もかなり苦手。
名前:ヴェルクローデン=べレイクス 成人男性平均(冥界基準)より高め
ヴェルクローデン家の数代前の当主でリーザベルの師匠だった存在であり大悪魔の一角。歴代当主とはそれなりに最低限の繋がりを保持している。普段の外見は少年そのものにいじっている。口調も少年のようだが、時折年齢相応に戻る。外見は自在に操作できるが、人間でいうところの30代後半より後には調整できない。
普段は別邸に引き篭もっており、他者との交流は最低限しかない。そのせいか使用人も少ない。
弟子も滅多に取ることがない。
レンカの存在を知り、最初に認めた冥界の住人でもある。
人間に召喚されることをひどく嫌っており、特権で拒否している。
名前:バスティカ=リオク 身長:成人男性平均(冥界基準)よりやや高め
元商家で名門の仲間入りしたバスティカ家の子息。
アルヴィベリトとは友人の仲。
貴族らしさを身に着ける勉強の真っ最中で、砕けた話し方をすることが多い。
魔術の才能は平均寄り。
名前:ヴェルクローデン=ジャンテリオン 身長:成人男性平均(冥界基準)より高め
冥界随一の名門ヴェルクローデン家の当主だが、”深淵なる眠り”により当主の業務は妻であるソレスディアと令嬢のリーザベルに任せている。
放任主義であっけらかんとした性格。真面目な妻とはまるで正反対の性格をしている。
娘であるリーザベルが早く当主の座を継げばいいと思っている。
名前:コーセ・シトニ 成人女性(冥界基準)よりやや高い
ヴェルクローデン家、そしてリーザベル付きのメイド。
髪を後ろでまとめ(ポニーテール)、暗い紺色をベースとしたメイド服を着ている。
掃除は無論のこと料理から製菓、給仕に至るまで腕前は一流であり、日々身の回りの世話をこなしている古株のメイド。他家の貴族からも評判がいい。
基本的に誰に対しても当たりが優しく、やや砕けながらも丁寧な口調で話し後輩のメイドにも親しまれている。リーザベルの第二眷属となった。
Tips:悪魔とは冥界に住み、永遠の時間を生き永らえる。姿かたちこそ人間とは似ても似つかない、生命としての系統樹が異なる上位種族、生物ではなく生命体。学術的には魔力生命とも呼称。例外なく翼と角、尖った耳を持つ。翼がなくても空中飛行は可能。大半は基本的に生粋の悪魔が占めている。
性別こそあるものの生殖器が存在しない。性別なぞただの飾り。血を混ぜることにより器と呼ばれる何人たりとも破れない膜ができ、その中で2年ほど過ごし誕生する。動物や人間の持つの肉体とは訳が違う。そう、ごく僅かな魔力で形どられているに過ぎない。誕生直後から会話可能、ごく簡単な魔術なら使える。この方法でしか繁殖できず、人間の血を混ぜるとその血は蒸発してしまうので人間との混血は存在しない。
睡眠も食事も不要、加えて代謝がない。よって睡眠、食事、入浴は娯楽の範囲。また、いわゆる夢を睡眠時に体験することは決してない。
人間の魂を食べるが、食べずとも生存可能。ほんの僅かな魔力源にもならない。食べることは娯楽であり、人間の頭数が少なかった頃の魂は高級品だった。人間が増えた今では高価なご馳走として認識されている。
魔女や術師との契約という仕組みは古代に作られ、時の当主ヴェルクローデン=べレイクスによって改造され現在の形式と相成った。
悪魔種族共通の強みは「人間が造ったものでは傷の一つも付けられない」という点。素手でも不可能。
契約した人間は例外なく数年から数十年で冥界に送られ、獣となる。獣となっても知性は残り、会話も可能。獣は第三者から魔力を与えらえるか冥界で長期間過ごすことで悪魔となり、冥界で第二の生活を歩むこととなる。生粋の者と同様に、最低限の納税のみで永住権を得られる。また、居住地移転の自由も認められている。
しかし”深遠なる眠り”と呼ばれる現象、すなわち数日から数百年の幅で行動が制限されるものがある。これはしかし絶対に目覚めるため、死ではない。
1章最終話時点での主なプロフィールなのでちょいネタバレを含みます
追記:身長の目安更新しました
追記:Tips追加しました




