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星が降る樹の下で君と

作者:那月 結音
 二十五歳にして初めての一人暮らし。
 如月紅羽《きさらぎくれは》が新居に入ると、そこには(この世に)いるはずのない存在が。
「……あれ? オレのこと、見えてるん——」
「きゃあぁああぁっ!!!!!」
 実体もない、記憶もない彼との、不思議な同居生活。けれど、彼の存在が、陰鬱とした日々に溺れる紅羽にとって、しだいに大きな救いとなっていく。

 彼の記憶は。彼の正体は。
 二人の想いの行くすえは——。

 せいなるよるに。
 きせきはおこる。
前編
2018/12/22 21:00
中編
2018/12/23 21:00
後編
2018/12/24 21:00
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