職業、スキル、アビリティを選ぼう
連続投稿です。
よし、決めた
「銃士にします。」
「かしこまりました。それでは次にスキルとアビリティを選んでいきましょう。スキルとアビリティの違いについての説明はご入用ですか?」
「はい、お願いします。」
「スキルとは魔法や技術に関することで、アビリティは能力や固有能力に当てはまります。例えば剣術や銃術、炎魔法などがスキル、鑑定や植物知識、固有の潜泳や竜化などがアビリティですね。スキルやアビリティはポイントを使うほか、スキルブックやアビリティブックを使って覚えたり、素振りなどで覚えたりできます。職業によっては覚えやすさが違うので、その点は注意してくださいね。ちなみに最初はスキル、アビリティともに2つずつプレゼントします。ただ基礎のみなので、派生スキルなどは自分で探してくださいね。ご質問はありますか?」
「いえ、特には。」
「それでは最初のスキルとアビリティをお選びください。」
目の前にスキルとアビリティが書かれたボードが目の前に現れる。
書かれているのは
スキル
剣術、槍術、弓術、銃術、錬成、調合、鍛冶、調理、農業、畜産、採取、伐採、罠設置、演奏、舞踊、歌唱、演技、調教、炎魔法、水魔法、土魔法、風魔法、光魔法、闇魔法、回復魔法、補助魔法、生活魔法
アビリティ
剣の心得、槍の心得、弓の心得、銃の心得、生産の心得、魔の心得、目利き、鑑定、植物知識、鉱物知識、魔物知識、動物知識
〇〇の心得とはなんだろう?
聞いてみようか。
「心得ってアビリティは一体何です?」
「心得とはその系統スキルのレベルがアップしやすくなるのと、クリティカル率が上がり、消費MPを減らすものです。なくても問題はないですが、あれば便利というものですね。」
「わかりました。ありがとう。」
さて、何にしようかな。
数分後、選んだ物を伝える。
「スキルは銃術、回復魔法を、アビリティは鑑定と魔の心得をお願いします。」
「銃の心得ではなくていいのですか?」
「はい。魔法もメインで使っていきたいしね。」
「わかりました。それではそれらを登録します。『ステータス』と仰ってください。そうしたら今の能力と登録したスキル、アビリティを確認してください。」
「わかりました。『ステータス』」
目の前に自分の名前とかが出てくる。
名前:フライア(Lv1)
職業:銃士(Lv1)
ステータスポイント:0
HP:25
MP:20
満腹度:100
STR:10
VIT:10
INT:10
MIND:10
SPD:10
DEX:10
ATK:10
DEF:10
MATK:10
MDEF:10
HIT:100
スキル:銃術Lv1/30、回復魔法Lv1/30(スキルポイント0)
アビリティ:鑑定Lv1/30、魔の心得Lv1/30(アビリティポイント0)
称号:なし
うん、問題ないな。
「うん、問題ない。」
「覚えたスキルの技能はそれぞれのスキルをタッチしていただきますと出てきますので、ご確認ください。」
言われたとおりにタッチしてみる。
銃術(Lv1/30)
銃全体に関する技術。
〈技能〉
リロード
回復魔法(Lv1/30)
回復魔法を操る事ができる。
〈技能〉
ヒール
それぞれをタッチしてみると、それぞれの詳細が出た。
リロード…MPを消費して弾丸を装填する。銃の種類によって消費MPは変動する。
ヒール…HPを30回復する。
(消費MP10、詠唱速度なし)
ついでにアビリティの確認もする。
鑑定(Lv1/30)
対象を鑑定し情報を入手する。
レベルにより鑑定情報は増える。
魔の心得(Lv1/30)
魔法を使う心得。
魔法威力微上昇。
「確認できました。」
「それでは『クローズ』と仰って頂ければ、ステータス画面は閉じます。」
「わかりました。『クローズ』」
画面が閉じた。
「ちなみに『ステータス』『クローズ』と念じてもできますので、ご活用ください。それではチュートリアルにまいりましょうか。まずは装備品の装着方法からです。まずはこちらをお受け取りください。」
目の前に木でできた宝箱が出てくる。
開けてみると、ログに
『冒険者の服を手に入れました』
『冒険者のズボンを手に入れました』
『冒険者の靴を手に入れました』
『ハンドガンを手に入れました』
『銅のナイフを手に入れました』
と出てきた。
「『メニュー』にてログの有無、大小を変えることができます。今のうちに変更していただいて構いませんよ。」
「ありがとう。それではお言葉に甘えて。」
ログの表示をオフに設定。
「『メニュー』は他にも痛覚設定、マップ機能の変更等ができます。チュートリアル終了後色々お試しください。それでは装備の仕方に移りましょうか。」