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真・恋姫†夢想~朱霊伝~「六人目の大将軍」  作者: 羅貫厨
1章・志牙文博+転生=朱霊
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~冀州袁家~ちびっ子二人の教育事情

駄文ですがお付き合いください。

 さて、孫策と木剣を交えてからと言うもの孫策とは意気投合し、



「あ、私の事は雪蓮って呼んで♪」


「ほい。俺は志牙でえーよ」



 と、真名を交換しました。(以後雪蓮)


 うーん。我ながら軽い。


 朱霊です。



 そんな中、青い顔をしている袁紹と孫権。


 呆けた様に俺と雪蓮を見ている。


 対照的に凄い凄ーい!とはしゃぎながら駆け寄って来るちびっ子二人。



「お主ら二人とも凄いのじゃ!」


「うんうん!凄いよね!シャオも雪蓮姉様みたいに強くなれるかなぁ?」



 と、無邪気に褒めてくれる。



「そりゃ毎日鍛錬してるからなぁ」



 努力は裏切らないです!!


 毎日の積み重ねって大事だね!



「へー。私って鍛錬とかしたこと無いのよねー」



 ふぁ!?え?嘘でしょ?


 ナチュラルボーンでこの強さな訳?


 理不尽だ…!


 俺は白兎や白蓮と毎日頑張って鍛錬してたんだけどなぁ…。


 雪蓮は生まれついての戦闘民族だった模様。



「ほほー。雪蓮はなんで鍛錬せんのかや?」


「え、だってめんどくさいじゃない」


「シャオも鍛錬しなくても強くなるのかなぁ?」



 ……あかん。


 生まれつき小覇王な雪蓮に感化されたら唯の穀潰しが二人増えるだけだ!


 それだけは何としてでも阻止せねば!



「あ~、それはない。雪蓮がぶっ飛んでるだけであって普通は努力しないと人は成長しないぞ?」


「むぅ…妾はめんどくさいのは嫌なのじゃー」


「シャオだって雪蓮姉様と同じ血が流れてるんだし可能性はあるかもしれないじゃない?」



 ダメだ!手遅れになりそうだ!


 こんな時は真面目そうな袁紹と孫権にへるぷみー。



「袁紹!孫権!雪蓮がちびっ子二人を堕落の道に誘惑してるぞー!」


「「ちびっこじゃないわよ(のじゃ)!!」



 と、可愛らしくぷぎゃってるちびっこ二人。


 我に返ったのか袁紹と孫権が慌てたようにこちらへやって来た。



「ちょっと雪蓮さん!?美羽さんをたぶらかさないで下さいまし!」


「姉様!シャオに変な事吹き込まないで!」



 流石は真面目派お姉ちゃんズ。


 期待通りの働きである。



「美羽さん!雪蓮さんの言う事を間に受けてはなりませんわ!」


「シャオ!いつも姉様の言う事を間に受けちゃダメって言ってるでしょ?」



 そして言う事もほぼ同じとか。


 取り敢えず雪蓮は一歩間違えたら穀潰しになるかもしれん。


 お説教を始めた真面目お姉ちゃんズだったのだが……。



「むぅ…麗羽姉様はいつも口煩いのじゃー!」


「シャオだって自分の事は自分で考えてるんだからー!」



 と、反抗期なちびっ子二人はたたたーっと走って逃げて行ってしまった。


 ありゃまと苦笑してる俺と我関せずといった感じで徳利を口にしてる雪蓮。



「おい、雪蓮。その中身はなんだ?」


「お酒だけど?」


「おいおい、飲んで良い年じゃないだろ!?」


「え?何が?」



 ……お酒は二十歳からなんて法律なかったわ。この時代…。


 なんて思ってたら真面目お姉ちゃんズがえらい剣幕でこっちを睨んで向かってきた!



「姉様!昼間に飲むのは止めてって言ったでしょ!?」


「雪蓮さん!屋外での飲酒は禁止したはずでしてよ!?」


「あちゃー」


「あちゃーじゃないっしょ」



 真面目お姉ちゃんズの矛先は雪蓮へ移行した様だ。



「ちょっとお二人共そこに直りなさいな!」


「ちょっと二人共そこに座りなさい!」



 え?俺にまで飛び火しやがった!


 俺なにかしたっけ~~~~~!!!???





 それから暫くの間中庭に袁紹と孫権のお説教が響いていた。


 因みに雪蓮がお説教の途中で逃げた為、お説教が俺一人に集中したのは言わずもがな。


 途中からお説教ってより唯の愚痴になってたけど。


 雪蓮には後でたっぷり仕返ししてやる。




 さて、お姉ちゃんズのお説教も終わり、いつの間にかちびっ子達の教育をどうしようかという話になっていた。


 袁術にはお世話係り兼、教育係りとして張勲と紀霊という子が侍っているらしい。


 恐らく青い髪と金髪ポニテの二人の事だろう。


 袁術を見てると真面に機能してるとは思えないが……。


 孫尚香に関しては孫権が頑張っていた様だがお転婆過ぎて手を焼いてるっぽい。



「ふむ。袁術に関してはその張勲と紀霊が甘やかしてるだけにしか思えないし、尚香は強制すると反発するだろう。ちょっとやり方を変える必要があるかもな」


「「やり方をかえる?」」


「そそ。アメとムチ作戦」



 典型的なやり方だけど効果は見込めるだろう。


 要は餌で釣ってしまえば良い。


 その餌をどうするかだが……。


 厨房借りるか。



「まずアメを用意しようか。袁紹、厨房借りても良いか?」


「ええ。構いませんが……」


「よし、二人共着いて来てくれ」



 と三人で厨房へ。



 ~厨房~



 さて、やってまいりました料理人の聖域。


 作るものはメレンゲクッキー。


 簡単、お手軽、美味しい、と三拍子揃ってる上に材料にも困らない。


 あ、砂糖はこの時代だと高級品だったわ。


 オーブンなんて無いので窯で代用。


 火加減に気を付ければ多分大丈夫。


 材料は卵白と砂糖のみ。



「さて、二人には鶏卵の透明の部分、卵白って言うんだが、それを使ったメレンゲクッキーって言うお菓子の作り方を覚えて貰う」


「「はい」」


「先ず、鶏卵を割って黄色い部分、黄身って言うんだが、これと卵白を分ける。黄身の部分を殻に残す様にして卵白だけ下の器に入れる」



 実演しながら教えていく。


 これって意外と難しいのよね。


 慣れれば楽だけど。



「んじゃ、やってみ?」


「「はい!」」



 うん。良い返事。


 袁紹は器用な物であっさり成功。


 孫権は若干危なげな感じだけど…、うん。大丈夫みたいだ。


 慣れれば問題ないだろう。



「お、二人共上手いな。袁紹は流石と言った所か」


「あら、コレくらいは問題ありませんでしてよ」



 満更でもなさそうに微笑む袁紹。



「孫権は慣れたらもっと上手く出来る様になるよ」


「そ、そう?だと良いんだけれど…」



 少し照れくさそうにしている孫権。


 うん。二人共可愛いわ。


 厨房に立ってる女の子ってなんで魅力的に見えますかね?



「黄身は使わないんだけど、勿体無いから後で焼いて食べよっか」



 現代日本と違って衛生面は整ってないから生は無理かなー。


 TKGは食べられそうにない。


 残念。



「さてさて、次はこの卵白を泡立てる様にかき混ぜなきゃ行けないんだが」



 ……どうするか。


 気合いで何とかするしかねぇ!



「どおぉぉぉりゃあぁぁぁぁ!!!」


「「!?」」



 気合いを入れてガッショガッショかき混ぜる。



「あ、あの…その雄叫びは必要なの…?」


「ん?要らないんじゃない?」


「「……」」


「んで、かき混ぜながら砂糖を何回かに分けて加えながらかき混ぜるぅおぉりゃぁぁぁぁ!!」



 かき混ぜると、砂糖を加えるを、何回か繰り返し、



「んで、こうやって角が立ったら準備完了!やってみ?」


「は、はい…」


「え、ええ…」



 なんか二人共諦めの境地に達した様な顔をしている。


 次の瞬間、必死にガッショガッショかき混ぜ始めた。



「「……!!!」」



 声を出さないのは恥ずかしいからかな?


 あ、顔が凄いことになっとる。


 これは見ないであげた方が良さげだね。


 手順は説明したし、終わったら声を掛けてくるだろう。


 今のうちに黄身をどうするか考えながら厨房に何があるのか確認してみよう。





 厨房を確認してたらなんかこの時代には無いはずの物がいくつかあった。




 その1・ジャガイモ。


 あったんじゃ無いの?とか思うかもしれないがこの時代にジャガイモは無かったんだなぁ。


 その2・醤油


 その3・サラダ油みたいなのと胡麻油みたいなの。


 なんでやねん!


 もう何でもありか!?


 いやまぁ、歴史が色々可笑しいし、袁紹や孫権と言った歴史の人物が女の子って時点で俺の知識はほぼ役に立たなそうだ。


 サラダ油みたいなのがあるからマヨネーズ擬きでも作ってみるか。



「しゅ、朱霊さ、ん…出来ました、わ……」



 どうやらかき混ぜ終わった様なので確かめに行く。


 なんか二人共息も絶え絶えって感じだ。


 真っ白に燃え尽きとる。


 頑張りすぎだろ。



「お疲れさん。後はかき混ぜた卵白を袋に入れて、先っぽを切って絞り出す。大きさはこんな感じ」



 と、2cmくらいの大きさで絞り出す。



「後は焼くだけだ!火の調整が難しいから火はなるべく強くしない方が良いな」



 窯へ投入。


 焼いてる間二人はぐったりしてました。




 ~其れから暫く経って~




 やっぱり火加減が難しく最初の3回は黒焦げだった。


 4回目から普通に美味しそうなメレンゲクッキーが出来上がった。



「出来たどー!!」


「「パチパチパチパチ」」



 出来上がったメレンゲクッキーを食台に置くと復活した二人は待ってましたと言わんばかりに拍手する。



「食ってみ?」



 と、勧めたら二人共恐る恐るメレンゲクッキーを口に運ぶ。


 サクッと鳴った瞬間、



「「!!」」



 目を丸くした。



「美味いか?」


「「(コクコク)」」



 指先を口に当てたまま頷く二人。


 御満悦の様だ。



「これで餌は出来たな。後は釣るだけだ」



 そしてまぁ、簡単に釣られるちびっ子二人。


 袁紹と孫権もこれでやり易くなるだろう。


 いつの時代も女の子とちびっ子は甘い物がお好きって事ね。


 なんでこんなお菓子を知ってるのか聞かれたけど



「ヒ、ミ、ツ!」



 で誤魔化しておいた。



 尚、芋蒸して余ってた黄身で作ったマヨ擬きをかけて袁紹と孫権に食わせたら感動してた。


 で、真名を交換した。




 袁紹と孫権の真名の価値はジャガマヨと等価だった。

教育事情をを書くつもりが説教されてメレンゲクッキー作っただけでした。

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