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真・恋姫†夢想~朱霊伝~「六人目の大将軍」  作者: 羅貫厨
1章・志牙文博+転生=朱霊
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~冀州袁家~袁家の猛虎

今回から袁家を独自の設定で書いて行きます。駄文ですがお付き合い下さい。

 ~前回のあらすじ~



『麗羽って誰だか聞くの忘れた』





 はい。


 やって参りました袁家のお屋敷!


 前もやらなかったか?このパターン。


 それはさておき、目が痛い。


 屋敷の中がめっちゃ煌びやかで御座います。


 光が乱反射してどこ向いても目が痛い。


 サングラス欲しいわ。


 本来の歴史だと袁家は汝南が本拠地のはずなんだけど、この世界の袁家は冀州南皮が本拠地らしい。


 袁家とは後漢時代に4代にわたって三公を輩出した名門で今の所中華の諸侯の中で最大勢力とも言える。


 そんな袁家の応接間に案内されたんだが暫く経っても誰も来ねえ。


 出されたお茶も乾きましたよ。


 が、勝手に動き回る事も出来ない。



(暇だなー)


   

 なんて思ってたら誰かが入ってきた。

   

 漸く来たかななんて思ったんだけど、



「う?お主は誰かや?」


  

 声がした方を見るとちっさい女の子がいた。

   

 金髪碧眼、後頭部に藍色のでっかいリボン。


 可愛らしい子だ。



「俺か?俺は朱霊。袁隗さんに誘われて厄介になりに来たものだ」


   

 と簡単に説明。


 説明しただけだったんだが……、



「しゅ、しゅしゅしゅしゅ!?朱霊じゃとぉぉぉぉ!?た、たすっ、たすっ!助けてたもれ!妾は苛められたくないのじゃあぁぁぁぁぁ!?」


   

 物凄い勢いでうろたえ始めたと思ったら、ガクブルしながら泣き叫ぶちびっ子。


 えらく誤解を受けていた。


 恐らく袁基の野郎だな。


 あの野郎今度見つけたらとっちめてやる!


 なんて思ってたら、



「お嬢様!?」


「美羽様!?」


   

 と凄い勢いで二人の女性が入ってきた。


 一人は青い髪にどこぞの制服の様な白い服の女の子。


 もう一人は褐色の肌に胸元が露出度高めの濃い桃色の服の三十代位の女性。



「七乃!美羽様を頼んだ!」


   

 と、褐色肌の女性。



「分かりましたー!炎蓮さんもお気をつけてー!」

   


 と青い髪の女の子が金髪の女の子を抱き抱えてダッシュで逃走。


 あっと言う間の出来事に唖然としてたら褐色の女性が剣を抜いて迫ってきた!



「袁家の屋敷に忍び込むとは愚か者が!死ね!」


   

 と斬り掛かって来た!



「え!?俺、賊じゃな…「問答無用!」」


   

 被せるなよ!話聞けよ!


 と言いたいが真剣で斬られちゃ死んでしまう。


 なので避ける事に専念。


 殺気はヤバイが、動きはばっちり見える。


 白蓮との鍛錬が功を奏した様だ。


 かなりの勢いで振られる刃、刃、刃。


 斬られたくないので躱す、躱す、躱す。


 威力もありそうだし速さもそれなりに速い。


 が、速さに関しては白蓮の方が断然上みたいだ。


 意外と余裕で躱せる。



「ちっ!このガキ!ちょこまかと敏捷い!」


「ちょっ!ちょっと待って!斬られたら死んじゃう!?」


「おとなしく死ね!この賊めが!」


「いやああぁぁぁ!?」


   

 そんな感じで逃げて追われてをやってたら、



「ぬお!?孫堅殿!何をしておるか!?」


   

 漸く袁隗さん登場!



「見て分からぬか!袁隗殿!賊が入ってきておるのだ!」



 はよ止めて!あっ…!?前髪が何本か飛んだ!



「たわけが!止せ!其の者はわしが呼んだ客人ぞ!」


「なに!?」


   

 褐色の女性の動きがピタッっと止まった。


 どうやら助かったらしい。


 止まったのは良いが此方を睨んでる。



「美羽様を襲う様な不埒者が客人だと?」


「襲ってない!名を名乗ったら急に叫びだしたんだ!」


   

 冤罪は困るので必死に説明。



「はぁ!?名乗っただけで何故、美羽様があれ程切羽詰ったように泣き叫ぶのだ!?適当な事を言っているのであれば承知しないが」


「朱霊だって言ったらいきなり震えだして泣かれたんだ」


「朱霊だと!?」


   

 俺の名前にピクリと反応。

   

 んで、いきなり笑い出した。



「ククク…ハッハッハ!そうか!そういう事か!」


   

 どういうこっちゃねん!?



「いや、朱霊殿申し訳ない。先程の子供は袁術と言ってな。わしの姪なんだが、袁基が何やら色々吹き込んだ様でな」


   

 と袁隗さん。


 やっぱ袁基のヤローが原因か!


 ぶっ飛ばす!


 にしても、あのちっさい女の子が袁術かぁ……。


 桃香や白蓮の事があったから予想はしてたけど袁術が女の子かぁ…。


 蜂蜜が好きなんだろうな、たぶん。


 しかしこの褐色肌の女性は何者?


 さっき袁隗さんが名前を呼んでたみたいだけど逃げるのに集中してて聞き漏らした。



「えっと、分かりました。こちらの女性は?」


   

 褐色肌の女性は剣を収めると此方に向き直り、



「いやー、悪かったねぇ。俺は袁家の将で孫堅。字を文台だ」


  

 ………は!?


 孫堅だとぉぉぉ!?


 え?なんで此処に?


 袁家の将ってどういう事!?


 また歴史と違う事が増えた!


 ってこっち来た!?



「あっはっは!話は袁隗殿から聞いてるよ。袁基をとっちめたんだって?やるじゃないか!」


   

 笑いながら俺の背中をバンバン叩いてくる。


 おっふ!咽せそうだ。



「それにしても良い動きだった。うん。将来有望そうだな!お、そうだ!俺の娘を嫁にどうだ?ちょいとやんちゃが過ぎるきらいが、あるがお前なら上手く手綱を握れるだろう」



 いやいやいや、いきなり何を言い出すんだこの人は!?


 初見の俺に娘を宛てがうなよ!


 娘ってことは孫尚香か!?


 取り敢えずこの話は受ける訳にはいかん!



「お言葉ですが、その話は受けら「なんだ!一人じゃ不満か?仕方ない奴だなー。策と権の二人でどうだ?尚香はガキだしまだ無理だな」」


   

 話は最後まで聞こうぜ!?


 って、策と権!?


 おいおい…、孫策と孫権も女の子なのかよ……。



「あ、俺の真名は炎蓮だ。好きに呼ぶがいい」


   

 しゃべりだしたら止まらないタイプだなこの人。



「えっと、まだ自分はそういう事はわからないし、本人達の意思もありますから貰えと言われても困ります」


   

 取り敢えずこの話はなかった方向で持っていきたい。

  


「えー、ケチー!」



 ……この人の人間性が分からん。



「お二人共其の辺りで。玉座で当主を待たせていますので」


   

 と助け舟を出してくれる袁隗さん。



「さ、朱霊殿。玉座までご案内します。孫堅殿。供をお願いします」


「はーい。朱霊君。娘の事考えておいてくれよな」


   

 と言いながらウィンクしてきた。


 コレが孫堅か……。


 なんで袁家に仕えてるのか分からないが、袁家の客将をしてた事実が捻じ曲がってこんな事になってるのかなぁと考えつつ、袁隗さんと玉座の間に向かう事となった。


本来では有り得ない設定ですがシナリオ構成上こうなりました。袁家と孫家の仲は良好です。

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