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異世界交流管理局の異世界に対する説明会

 「集まったガズル様直属の魔王、霊王、生命王、科学王のメンバーはこれだけか?」


 モニター画面が空中に大量に浮いている真っ白い広間に偉そうに右片目に眼帯を付けている軍服を着たいかにも鍛え上げられたと言っていい身体つきの女性が物騒なスパイク付きの警棒をもって広間に集まったメンバーを見渡した。


 彼女が人間でないことは頭に付いている軍服帽子から突き出ている三本のクランク状に曲がった角と右半身近くが青黒い金属でできた殻状のの皮膚で覆われている所から解かる。


 「何処も色々やることがあるんですよヘルナさん、しょせんこの集まりは新たな管理下に入るか入れされた表世界の代表共にガズルさんの威厳の見栄を張らせるための部下の人数合わせなんですから。」


 そう問いかけているアクアマリン色の髪をした10歳ぐらいの男の子がヘルナに手を振った。


 「オウッ…ワル!お前は来てくれていたのか、それとヴァイーパんっ⁉シグムは来ていないのかショタっ子魔王軍団?」


 水のドラグイーターの魔王ワルと一緒にいる12歳ぐらいの灰色のくせ毛だらけの髪型の男の子、病原の魔王ヴァイーパがヘルナの質問に答えた。


 「一緒に来たかったんすけど、お母さんの武技の魔王ギズミさんに無理矢理ピクニックに連れていかれたんすよ。あの人死ぬほど可愛い息子に暫く仕事続きで会えなかったから禁断症状出てたみたいなんですよ。」


 それを聞いたヘルナは歯ぎしりをして持っている警棒を捻じ曲げた。


 「あの(アマ)#ガズル様直属の女性魔王の中で一番強いからって。

ギギギギギギ‼」


 「落ち着いてください。

 鍛錬の魔王ヘルナドス・ラミーナさん、そのかわり今回はここにガズルさん直属以外の異世界交流管理局の亜人の大魔王ロニアさん達だって来てますから。」


 ヴァイーパはちらりと暗い黒っぽい肌をした黒人のイケメンの若い男性を見た、ただし男性は全身にいろんな形の紋章が浮き出ていて背中に3種類の形が違った紺色の翼を6枚生やしていた。


 彼が亜人の大魔王ロニアである。


 「来てるのは魔の勢力だけじゃないのもお忘れなく、俺のように気の勢力の生命王や聖の勢力の霊王に超能力タイプの科学王も何人か来てるんですよ。」


 すっとぼけただ縦長の楕円形の頭に小さな丸い目と四本の牙が突き出た筒状の口、蛇腹状の猫背の胴体に太い象の足のような二足歩行10本の筒状の腕に鋭いまっすぐな爪が付いた太い指を七本付けた手を持った奇妙な生き物の姿をした生命王を名乗る奴がノシノシとヘルナ達の所に歩いてきた。


 全体的に簡単に見れば形が少し変わったクマムシの虫人みたいである。


 「おっ!浄化の生命王ジュマーニクさんおひさー。」


 ヴァイーパは喜んでジュマーニクの背中をバンバン叩いた。


 「ヴァイーパ、もう昔みたいにコントロールしにくい病原体や手下の病虫・病獣・病鳥・病魚・病原菌やウイルスを作ってばらまいたりしてないか?

 お前の病原体は効き目がしつこくって俺でも簡単に浄化しにくいんだからな。」


 ヴァイーパはジュマーニクに昔色々と世話になったことがあるのだ。


 「ダイジョブっすよ今は昔と違って大分自分の力コントロール出来るようになったんですから、それよりそろそろ人間種の姿かそれに近い亜人種の姿に変身した方がいいっすよ、表世界の住人に説明会で話しやすい姿なるように言われてんすから。」


 「ああ、そうだな。」


 ジュマーニクはすぐに人型に変身した。


 ジュマーニクの人間体は無精ひげを生やしたぼさぼさの髪型の汚らしい男の姿だった。


 パカーン‼


 「へぶしっ!」


 「何だジュマーニクその汚らしい恰好は!髭を剃れ髪をとかせ背筋をピシッと伸ばせもっといい服に着ろ出来るだろうが!」


 ヘルナはジュマーニクがあまりにもだらしない姿だったのでいつの間にか真っすぐに直した警棒でジュマーニクの頭をぶっ叩いたて怒鳴り散らした。


 「教官仕方ないじゃないですか人型になるとどうして種族の元の姿と特徴がです姿になるんですから、チューバファイパさんだってあの髪型になるでしょう。」


 ジュマーニクは頭を押さえて痛がった。


 「それでもこれから我々が新しく管理する表世界の住人の代表共等に姿を見せるんだぞ、みっともない恰好をするな。」


 ヘルナはまた警棒でジュマーニクをぶっ叩こうと警棒を振り下ろしたのでジュマーニクはその前に警棒を引っ掴んで受け止めた。


 その直後ヘルナはもう片方の手でジュマーニクの顎にアッパーを繰り出す、

それを何とか警棒を放し紙一重で躱したジュマーニクの横っ面にまたヘルナは素早く警棒を振りかざす。


 「ちょちょっと暴力反対!」


 「ゴルァ!教官の愛の鞭を受けろだらしな糞野郎。」


 「口より先に手や鞭を出さないでくださいよ。」


 二人の取っ組み合いをワルたちは少し下がりながら観戦した。


 そこにワルと同年代位の白い髪と白い羽を生やした白いワンピース姿の可愛らしい女の子が羽を羽ばたかせながらゆっくりととんできた。


 「またやってるんだ、止めなくていいのワルくーん。」


 「ニュウか、下手に止めに入ったらヘルナさんが暴走して本気になる。そうなったら俺一人ではヘルナさんを止められんしヴァイーパも一緒に加わったら事態は悪化する。ガズルさん達が来るのを待つしかないよ。」


 「うーん、確かにヘルナさんの序列は2003番、ワル君の序列は8010番だからねー。

 実力差は歴然かー。」


 ヴァイーパはワルとニュウのやり取りをじっと見ていたが、突然と危ない発言をし出した。


 「空の聖王クリッタークイーン、ニュウニュー・エアリスとワルは確か婚約者だったけ、

流石未来の夫婦なだけあって息がぴったりだな。」


 これを聞いたワルはブブーッと吹き出し、ニュウは両手で自分の両頬を挟んで照れだした。


 「やだヴァイーパさーん!確かにニュウはワル君のお嫁さんになるけど、夫婦だなんてニュウにはそのお言葉言うのは気が早いかもー♡」


 「オイこら#あまり俺達ををおちょくったらお前でもぶっ殺すぞ!」


 色々とこの広場で変なサプライズが起こったが、そこにようやく本命の人物がやってきた。


 空間が歪みその歪みの中から、ガズル、チューバファイパ、そしてユーミカッカの三人が出てきた。

 

 「アーもうちっと本来の姿でゆっくりしていたかったんだがなー、また人間種の姿でしかもスーツ姿なんてかたっ苦しいぜ!

 って、また何やってんだヘルナドス!」


 すかさずガズルはヘルナに何らかの力を使ってダメージを与えた。


 するとヘルナはまるで見えない圧力みたいな力で体の所々が潰されて捻じ曲げられた。


 ゴキゴギゴキ・グシャリ!


 「へぶしっ!ウギョホッ‼」


 「大丈夫かジュマーニク?」


 ジュマーニクは頭部がヘルナにベコベコになるまで警棒でぶっ叩かれていた。


 「大丈夫っす、これくらい頭だけならすぐに再生できますって。」


 するとジュマーニクは自分のべこべこにされた頭を自分で引っこ抜いた。


 ブチッ!


 そうするとジュマーニクの体からまた新しい頭がにょきにょきと生えてきた、そしてジュマーニクは引っこ抜いた古い自分の頭を大口を開けて丸のみにして食った。


 「浄化の生命王なだけあってその再生と処分方法は相変わらずだな。

 おいヘルナいつまで気持ちよさそうに悶絶してる、お前も直ぐにその程度の傷とっとと回復さて血の跡を消せ。」


 見るとヘルナの方は気持ちよさそうにガズルにやられた傷を気持ちよさそうに悶絶していた。


 「ああー………!ガズル様の圧倒的なお力による折檻の痛気持ちいいー、あっガズル様申し訳ございません,すぐに傷を治して片づけます。」


 しかしヘルナはガズルに命令されるとすぐに傷を回復()()()で治し血の跡も術で片づけだした。


 「全く昔よりはだいぶマシになったがヘルナもまだまだ十分問題が多いな。

 さてと下らんバカ騒ぎはすぐに止めてとっとと説明会の仕事片づけるぞ。」


 ガズルの命令で広間にあった大量のモニター画面が動き出しそれぞれの画面に異世界交流管理局の管理下に置かれることになった異世界住民の代表者達が映り出した。


 「さて、皆さん俺があんた等表異世界の保護管轄する事になった異世界交流管理局住民支部長、激なざ混の大王ガズル・ノケールだ!」


 ガズルがふんぞり返って偉そうな態度を取って説明をし出そうとすると画面の向こう側の異世界の住民のいくつかの代表格が何人か激怒してガズルに抗議をし出した。


 「ふざけるな!

 無教神話世界だか異世界交流管理局だか何だか知らないがいきなり我々の世界にやって来て我々が異世界同士の間違った交流や召喚儀式や転生措置なら何ならで高度悪だか何だかを犯しそれを蔑ろにした所為で、我々の世界が交流したり干渉した異世界と一緒に非常に不味い危険な状態になったからお前等の緊急措置や管理が必要になったとか言い。

 散々好き放題偉そうにやりたい放題しやがって。」


 「そうだ、挙句の果てに僕らの世界の住人から許可をもらったからだとか、対価を払ったからだとかで僕らがやった高度悪業の被害者に対する断罪だとか言って僕らの仲間に凄まじい罰を与えたり、僕らの今までの自由を制限しやがって。」

 

 「私の専属メイドにあんな仕打ちをして、私の思い人がいる世界から私達を貴方たちの力で無理矢理出入り禁止させるなんて横暴です。」


 いきなりいくつかの向こうの表の世界の住民の代表達からガズル達に次々とクレームが殺到しだした。


 しかしガズルは直ぐに反撃をして彼らを黙らした。


 「ウッサイ黙りやがれ!」


 「ギャーーー!」

 

 画面のモニター越しのクレームを言っていた異世界の住民の代表達が苦しみだし悲鳴を上げだした!


 どうやらガズルが異世界越しに何らかのダメージもしくは激痛を与え出したらしい。


 「これからお前達に何故俺達がお前等にその対応や、管理をしなければならなくなったかを説明するんだからその説明の邪魔をするな!

 質問したいならこちらの説明を全部一通り聞いてた後にしろ、今はあんた等が口を開いたら労力の無駄になる。

 あんた等が今居る異世界の場所の時間を説明しやすいように相対的に調整してやってるのも俺達無教神話世界の超高次元能力の力だ、例え痛覚無効能力を持っているお前でもこうやって一方的に激痛を与えることなんて訳ないんだからな。」


 「アアアアアアアアアアッ、ワカッ………ワ…分かった………言う通りにするから...止めてくれーーーーーーー!」


 ガズルは異世界のクレーマー達を黙らせて激痛を与える能力を停止させた。


 「よろしい、では始めようまず先に俺達無教神話世界の成り立ちと正体を教える。」


 ようやくガズル達は説明会を始めることが出来た。


 


 







 




 





 

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