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幸福の道標  作者: Retisia
第二章 人形の館
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私の為のプロローグ。そして――(2)

第二章スタート!!

目的は常に一つとは限りませんよ?




 さて、さて、さて。






 レティシア・ネイアは両親を救う事は叶わず、ついには復讐の道を歩き始めました。








 おそらく彼女たちは王都を目指して旅立つのでしょう。調教師の、あるいは両親の死に関わる人間への復讐の為に。



 そこで待ち受ける数々の試練と思い、過去と欲望、未来と願いはレティシアの瞳を定めていきます。




 ……………そうでなければいけないのです。














 観客であり演出家であり演者である私はこれからを知っています。




―――レティシア・ネイアの、最後の行き先まで、全て。






 嗚呼、どうか彼女に幸福あれ。



 レティシア・ネイアが歩む先に何が起ころうと、最後に笑える未来を



 ………どうか。




 それではそろそろ第二幕を始めましょう。



 これは過去に残された憐れな人形と、愛憎に狂った男の話。



 涙も出ない、古びて錆びて崩れ落ちた話。




―――もう、取り戻せないお話だ。









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