アキバに大天使、降臨す 後篇
俺は天界の通路を歩く。
非常に近代化された施設は、天井や壁には電灯の明りがあり、床はビニルが光を照り返している。
数年前に利便さを考え、俺の命令で改装した。以前は石の神殿だったのが今は見る影もない。
近くの部屋に飛び込み《天使長》とプレートが置かれたデスクの上に買った物を放る。社用の携帯電話を手に取ると、ミーアを除く現在勤務中の天使全員にSMSを送った。
文面は「出動中の天使はただちに進行中の業務を停止し、待機せよ。特に戦闘行為は止むを得ない場合を除き、厳に慎む事。大天使長ヨシオの名に於いて命ず」と書く。
何かあってからでは遅い。もし天使各員が現地で、単体では敵わない強敵に出会ってしまっていたら。後方で転送して逃がす人員がいなければ大事になる可能性がある。
この仕事はそれなりに危険が多い。
天使は基本的には不死だ。が、不滅ではない。肉体を失った際に魂を攻撃されれば、そのまま消滅してしまう恐れもあるのだ。
すぐに全員から連絡が返ってきた。
とりあえず全員無事のようだ……。俺は少しだけほっとしつつ外に出て、通路の終端にある両開きの扉を押し開いた。
そこには俺がはじめて天界に戻ってきた時に見た、あの部屋があった。
ここだけはそのまま変わらない。じじいの私室である。
じじいの姿はすぐ正面にあった。
例の畳の間のこたつに入り、端に置かれたテレビを見て、こちらに背を向けていた。
その手にはゲーム機のコントローラーがある。画面を見ながら熱心にそれを動かしている。部屋に入った俺には気づきもしていない。
こ、このじじい。
マリカーやってやがる……。
……俺はじじいの所まで歩いていくとおもむろに足を振り上げ、背中を思いきり蹴り飛ばした。
ドゴォ!
「ぐお!? なんじゃい! お、おお、ヨシオかの?」
「くそじじい。何やってんだ?」
慌てて振り返ったじじいを見下ろし、俺は言った。
「よーしまずその手にあるコントローラーを置け。いいから置け。置いたな? じゃあ正座しろ。早くしろ可及的速やかにだ」
「な、何をキレておるんじゃよ? てか天使が神の背中を蹴るっておぬし……うわっ、ブサ顔に血管浮き出まくってて気持ち悪っ!?」
「やかましい! 勝手に後方人員を0にしたな? おまけにミーアに仕事押し付けやがって。挙句、自分は優雅にゲームか? てめえ……」
「あ。いやぁそれはじゃな」
俺が睨みつけると、じじいがゴニョゴニョ言いはじめた。
「違うんじゃよ。仕事押し付けたって言っても、半分だけじゃ。もう半分のサポートはワシがやっておる。
ゲームやっていたのは、行動中の天使達から連絡を待ってる間がな、その、無駄じゃろ? じゃからほら時間の有効活用をな、ワシは考えてじゃなぁ」
「何が時間の有効活用だ? んなもんが通るとでも、本気で思ってんのか?」
「お、落ち着くのじゃヨシオ。ワシを怒らないでおくれ!」
何が半分だけだ。半分だろうが全部だろうが、それはミーアの仕事じゃない。
考え無しに全ての天使を出してしまったじじいが一人でもやらなければならない仕事である。当然だ。
「今日という今日は許さんぞじじい。前に約束したよな? 仕事に悪影響出るほどゲームやったら取り上げるってな。ゲーム機は没収する、いいな」
「えっ!? そんな、なんじゃと! ワシからマリカーを奪うと言うのか? ワシの天使が、主であるワシを苦しめると言うのか!」
「全部お前のせいだろうが。ほらよこせ」
俺はゲーム機を引っ掴むと、腰の小さな皮袋の中に押し込んだ。
皮袋は入れた物のサイズに関係なく、外から見ても一切の膨らみの変化はない。
この皮袋は内部が拡張された俺の物入れで、いわゆる『四次元ポケット』になっている。
じじいが俺の腰に取り縋ってくるが俺は一切構わず、全てのゲームソフトを含めて仕舞いこんでしまった。
「最低でも一週間ゲーム禁止と思え。お前がちゃんと仕事して、サボらないと俺が判断したら返してやる」
「な、なんという事を……! 神をも恐れぬ所業。傲慢とはまさにこの事じゃ。おぬしはワシのお母さんかっちゅーの!」
「自業自得だろうが! 俺だってじじいの面倒なんざ見たかねえよ! 何十万年も生きてる癖に自己管理すら出来ないのか、お前!」
「嫌じゃ嫌じゃあーー! ワシのマリカー! ワシのWiiなんじゃ! 返しておくれーー!」
デブでハゲた醜いじじいが、みっともなく駄々をこねはじめた。
最悪である……。
他の天使達にはとても見せられない光景だ。何が、神だ。ただのくそじじいだ。
五年前より酷くなっている気がする……。
あれから幾らかの天使が、転生した人生を終えて戻ってきたが。人手が増えた分じじいの仕事が減ったせいか、こいつの怠け癖が以前より明らかに悪化していた。
「絶対嫌なんじゃあーー! 返してくれないともうワシは金輪際仕事せんぞ。それでもよいと言うんじゃな!?」
「なに?」
「ふーんだ! ワシを虐めるおぬしらが悪いんじゃもーん! 梃子でも動かんぞい、みーんな飢え死にすればいいんじゃよ」
まんま子供のような不貞腐れ具合だ。死ねばいいのに。
……とはいえ、このじじいが働かないのは困る。
信仰エネルギーを《聖力》に変換できるのは、じじいだけだからだ。
天使達は、神が信仰心を変換して生み出した《聖力》を食って『生きて』いる。《聖力》とは魔力の一形態であり、属性が付加された天使用の魔力だ。
元来天使は、魔力を自然に生み出す機構を持たない。人間のように寝て起きたら回復したり、時間経過で復活したりはしないのだ。
通常の生き物のような生命力を持たない代わりに、魔力そのものを代替として、外部から補充する事で体を維持し存在している。この聖力をベースに魔法や能力を使う時は体内で適した魔力に変換する。
故に天使は死に縛られず、寿命もない。
大天使以上の天使ならば自ら《聖力》を生成し補給できるが、じじいほどの、信心から聖力への変換効率には遠く及ばなかった。
要するに《聖力》=魔力は天使にとっての食事であり、神から支払われる給料でもあるのだ。
「ふっふーん。おぬしら天使の命は、神のワシが握っているも同然なんじゃよ? さ、マリカーを返すのじゃよ。ヨシオよ」
「この駄目じじい……。そうか、なら分かった。そんなにゲームやりたきゃゲーム機を返してやろう」
「え? 本当かの?」
じじいは何でもなかったかのようにさっと畳から起き上がる。俺は言った。
「ただし。俺はこれから出掛けて、他のエデンにいる四大天使達と、今後の去就について相談してこよう。
お前の日々の全く反省の見えない態度について、全てを聞かせて、忌憚のない意見を貰ってくる」
「えっ」
「じゃあな、くそじじい。覚悟しておけよ」
俺は皮袋をじじいに放り投げると、さっさと背を向け歩き出した。
するとじじいがあわてて俺の腰に飛びついてくる。
「ま、待て! 待つんじゃヨシオ。それアカン! アカンやつじゃ、それだけは!」
「離せ。ミーアにセクハラまでかましやがって、この腐れ助平じじいが。場合によっては、今度こそ天使全員辞職だからな。
お前は《聖力》変換は自分にしか出来ないと言ったが、効率は半分以下に落ちるが、大天使全員が協力さえすれば俺でも可能だからな。
教団の天使は、全員俺が引き取る。これからは、お前はたった一人で全部やるといい」
「わーっ! 分かった分かった、謝る! ワシが悪かった! 皆でハブるのだけは勘弁してくれぇ!」
じじいが泣きを入れはじめた。
「ハブるのは勘弁なんじゃ。精神的にものっそいキツイんじゃよ、あれ……。反省してちゃんと仕事するから。許しておくれヨシオ」
「……はあ。離れろ、暑苦しい」
なんなんだ。このどうしようもないじじい……。
こんな光景もこの五年の間に、俺は何度見た事だろうか。心底ふざけた駄神である。
いい加減辞めて独立したくなってくるが……。
しかし信仰心の《聖力》変換は、それでもやはりじじいの方がずっと優れていた。
魔力から《聖力》に変換する際もかなりのロスが生じてしまう。俺のやる効率では、採算が取れるか難しい所なのだ。
非常に残念なくそじじいだが、こいつは一応神なのである……。
「ちっ。しょうがねえから相談しに行くのはやめておいてやる。
サポートの仕事は他の天使を呼び戻してやらせるぞ。今の状況はどうなっている? 誰がどこへ飛んだか見せろ」
「う、うむ。これじゃよ」
じじいが傍に置かれていたノートPCを見せてきた。
俺は魔法を使って、着ている服を一瞬で『仕事着』天使の格好に着替えると、詳細を検める。
画面に映っている情報を素早く吟味し判断した。
「ここだな。一時中断して帰還させよう。まだ監視だけで客と接触前だし、かつ水場を確保し、転移してから二日しか経っていない。少し待ってもらおう。
それからこっちの複数の天使でやっている案件も、一人引き抜いて天界に戻す。後は順に片づけよう。――……もしもし。俺だ」
俺は携帯を出した。異世界へ飛んでいる天使の一人に繋がる。
「お疲れ。ああ、休日出勤だ。くそハゲた誰かさんのせいでな。いや気にしなくていい。まだターゲットとは直接接触していないな?
じゃあ一旦こちらに戻ってくれ。このシフトでははじめから無理がある、他の現場のサポートを任せたい。
戻る際はいつも通りターゲットに位置信号だけはつけておいてくれ……。すぐにピックアップを開く」
部屋の隅に置かれている次元転移用の転送門を起動し、天使が戻る道を開いてやる。
すぐに二体の天使が部屋に戻ってきた。
俺は他の現場の天使達に連絡を取りつつ、まともに仕事が出来る体勢を準備していく。
「予想される必要資材をリストアップしてくれ。今すぐ使える車とヘリは三台ある。――ああ、そっちはそのまま進めろ。同行していた天使一体をそのままサポートに担当させる。君、これを頼むぞ。
――ふむ。そっちはでかい巨人がいて、子供が皆怯えている? なら聖剣を送る、目の前で助けて派手にぶっ飛ばして、トリッパー達の信用を得ろ。
女子中学生の集団。生理用品? 分かった、すぐ送る。信心を支払ってもらえ。倉庫から各サイズ持ってきてくれ! 第二倉庫だ、それと食料もな」
携帯を並べて会話。なるべくてきぱきと片づけつつ。状況を整頓。
戦闘が近い案件が一つ。客から物品を要求されている案件が一つ。後は急がなくてもいい。
焦らず正確に、かつ迅速に。じじいのように適当ぶっこいてなければサポートも結構忙しいものである。
物品を販売し顧客の目下の要求を叶えてやる。モンスターがいれば、倒して安全を確保する、その為の武器を送る。
異世界の周辺地図や、危険予測と注意喚起、その世界に住む強力な要注意人物の情報を送ったり、クラスが揃っていなければこちらから捜索もする。
やはり天使達はサポートを求めていた。電話相手がじじいやミーアだという事で、皆遠慮していたのだ。
全くかわいそうな話だ……。
顧客から集めた信心の光が次元を超えて、こちらの世界に現れてきた。部屋の端に置かれた巨大な透明の容器の中にどんどん溜まっていく。
ある程度片づけて一安心すると、俺は戻ってきた天使達に担当を割り振り後を任せた。
「それじゃ後は頼むぞ諸君。何かあれば俺に直接電話をくれ、主には頼らなくていい。むしろ頼るべきではないと、君達も分かるね。
……さてと。おい、じじい。じじい?」
俺がじじいに振り返ると。じじいは俺の皮袋を漁り中からゲーム機を取り出して、物欲しげに眺めていた。
この野郎。
「お前。反省していないな?」
「ち、違う違う! おぬしが無理に突っ込んでたから。壊れてないか確認してただけじゃから!」
下らない言い訳しやがって。小学生か。
だがもう言うだけ無駄だ。それより仕事なのだ。
本当は休みのはずだったのだが、じじいの無茶な指示のせいで人手が足りない。今日はもう、仕方がないだろう。
「いくらお前でも、一人分のサポートくらいは出来るよな?」
「ん? サポートと言うても、もう全部割り振ったのでは? どうやらワシは仕事がないみたいじゃから。なんちゅーかじゃの」
「ゲームやったらソフト破壊するぞ。休出中の俺によく言えるな……。
俺がこれから出るんだよ。ミーアに言ったんだろ『イールスェト』にトリッパーの一団がいると」
「おお! そう言えばそうじゃったな。ミーアたんに!」
「……お前、もうその呼び方やめとけ。こっちの状況はどうなっているかな」
俺はPCに触れ、じじいが見つけてきた、もとい見逃していたという『イールスェト』の世界の案件に目を通した。
「うーむ……。気に入らねえ(・・・・・・)な。付与能力はおそらく『ジョブ』タイプか。肉体変異なし、食料が必要で、学生の引率者になり得る人物も周囲になし。
これじゃ完全な無からの自活は難しい。現地で二ヶ月以上も経ってるとなると、結構死亡者が出ている可能性が高いな?」
さすがに死亡した者から信心を受け取ったり、能力を譲渡して貰う事はできない。
『イールスェト』の世界は、さほど危険度が高い場所ではない。指定されている危険ランクは『D』だ。
それでも外部から援助のない不慣れな高校生の集団では、手に余る事がある。
飢えと渇きからわずかな時間で上手く人里に辿りついていれば可能性もある。が、そこまでは期待できない。
人間など簡単に死ぬ。それが異世界だからだ。
さて、この案件であるが。
「どうしてこんなになるまで放っておいた? ゲームに夢中で、全く見てなかったんだろうが」
「いや、ちゃんと見ておったよ? ただ『イールスェト』は次元位置が、結構ずれてきてた時期じゃったから。ここから遠くてつい見逃したというかじゃな」
「次元ずれでも、きちんと監視してたら見逃さないだろ」
次元位置と次元ずれ、隣接する各異世界間というものは、周期的に互いの位置を変えていく。
正確には三次元的な座標や位置の理解とは異なるのだが。とにかく、世界同士が近づけばよく見えるし、離れれば何が起きているのか分かりにくくなる。
分かりにくいと言っても、ちゃんと見ていれば分かるけどな。
「しかし二ヶ月か。トリッパーが全滅している事も考えておかないといけないな。この案件は後回しもありか……?」
と言うのも、死体から『代金』は回収できないからだ。
うちはボランティアで仕事をしているわけではない。我が教団は名前こそ神の救済を謳う宗教集団だが、実質は立派な営利企業だ。
我々天使が『食っていく』為にも、信仰で生じる《聖力》という代金を払って貰い、対価として奇跡や救済を売って(・・・)いる。
とにかく力を貸すにせよ、地球に帰るにせよ、日用品他を売りつけるにせよ、相手が生きていないと成り立たない訳だ。
死者を蘇らせる事も可能なんだがな……。
大量の魔力を消費して時間軸を戻すのもできる。しかしそうすると確実に赤字になるし、うちとしては『押し売り』は原則したくない。いらんトラブルの元になるからだ。
……とはいえ、だ。
現地の詳細な状況も分からず、ここで見切ると言うのも……。
この多次元宇宙の重なるあらゆる全ての人間を救う事は、マンパワー的にも予算的にもできないだろう。そのつもりもない。
だが信仰力を支払えるトリッパーと転生者は、本人が求める場合に限り救済する。その為に我々がいるのだ。
「採算取れるか分からんが、まあ行くだけ行ってみよう。一人二人だけ生き残っていて、今でも救助を待ち続けているなんて状態だったら、放置は出来ないからな。
よしじじい、皮袋を返せ」
じじいに手を伸ばすと、じじいは中から既にゲーム機を盗み取っていた。背中に隠している。
だから小学生かお前は。
「……もういいから。転送門の操作をしろ。俺は出る」
「本当か!? 了解じゃぞ。さ、位置につけい」
「余計な真似したらその白髭引き抜くからな……」
俺は転送門の前に立つ。
3mほどの鉄製のこの門は、俺と他の天使達で作った。異世界転移にかかる面倒を省略して誰でも使えるようにしており、消費する魔力もじじいが直接送るより多少軽減できる。
飛んだ先で、超長距離を移動する際にも使用できる。お高いが便利な道具である。
「いいぞ。ターゲットの近くに飛ばしてくれ。なるべく歩ける距離でな?」
「任せよ。えーと確かここをこんな感じでこうして多分……ん、よいぞ! 行けるわい」
……本当に大丈夫か? こいつ。
じじいが操作してスイッチを押す。
鉄の門が音を立てて開き、その先から青白い稲妻と閃光を放った。
俺の体が中へ吸い込まれていき。目の前が光に包まれて――
――そして俺は、氷の支配する雪原の真っ只中に立っていた。
……?
「……なに? どこだここは」
俺は後ろを振り返ったが、既に門はない。
見渡す限り、雪一面のゲレンデである。
俺はトリッパーの近くに飛ばしてくれと、じじいに言ったはずだが……?
こんな場所に本当に彼らがいるのか? 何かおかしい。嫌な予感がした。
皮袋から業務に使う調整済みのタブレットを出す。こいつは魔法で強化・調整され魔導アプリが導入された、特別なマジック・アイテムだ。
吹雪の中調べるが。周囲に人間の反応はない。
確信する。
やはり設定間違えやがったな。あのくそじじい……!
俺は帰還したら、じじいのマリカーを四つに分割して破壊する事を決めた。
「く、くそ。寒い! か、かまくらを作らないと」
周囲に身を隠せそうな場所もなく、俺は腰の皮袋から宝石の形をしたマジック・アイテムを取り出した。
サイズを設定して、それを雪の上に投げる。と地面が盛り上がって、1mほどの高さのかまくらが出来上がった。あわててそこに避難する。
俺は雪を払い落とし、幾つかの器材を出して膝の上に置いた。
ノートPCに電源を入れる。魔力で防護され核爆発でも壊れないPCを、篭った湿気の中で使う。この世界にいるはずのトリッパー達を探しはじめた。
まずは彼らの所在地。それを掴まなければ。
プログラムを走らせると『イールスェト』の各地に設置された、石像や木や遺跡に偽装された捜索用の受信機兼、転送門移動用の中継機械がただちに稼動しはじめた。
さて……。見つけたら(生き残っていたらだが)、営業モードで彼らを迎えてやらんとな。
なるべく天使っぽく振る舞って。あまり俺のガラじゃないんだがな。
懸念はあるが、まあなんとかなるだろう……。
その10分後。
俺は石像型の受信機の一つに、黒いドラゴンを引き連れた原住の魔族と、追いつめられたトリッパー達の反応を見つける事になる――




