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「おい、こっちだ!早くこい!」
仲間は吹き飛ばされたのと、初めて見る大型のモンスターに固まったままの僕は兄貴に腕を引かれモンスターの巣から脱出した。
「ガキんちょ共、早く逃げやがれ!俺が時間を稼ぐ!」
僕らが逃げ出すと戦士職の仲間がその入り口に我が身を盾に立ち塞がる。
振り返ろうとする僕を兄貴は叱責し、改めて僕は状況を呑み込む。
僕らは暫く走り続けた。
前を見ると一筋の光が見えた。出口だ!目標が見え足にも俄然力が入る。
「ちっくしょぉ!フラン!強くなれよ!」
松明が兄貴の叫び声と松明が飛んできた。




