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【日記】徐々に奇妙な暴言【コラム】  作者: 伊佐凪セヂ


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13/13

ファンを手放すことなかれ

 かの「溶剤不足」が大きな影響を出し始めていますね。

 プラモデル用のシンナーはともかく、塗装業が大問題に直面している模様。

 ちょうどいまさきほどニュースで知りましたが、「カルビー」のポテトチップスのパッケージが、モノクロ印刷になるのだという……。ええっ、まさか! 嘘だろ承太郎! っていうぐらいのぶっ飛びニュース。原因はもろちん――あいや、もちろん「塗料不足」だそうで、早い話が溶剤がないからですよね。


 中東情勢に端を発する石油危機が、まさかこんな形で……とおどろきを隠せません。

 不足したのは紙ではなく「溶剤」だった。

 その結果がモノクロパッケージの誕生という……まさに、事実は小説よりも奇なり、です。

 

モデル造形用のレジンも不足し始めているようですし、こりゃあ困ったことになりますぞ。来年のワンダーフェスティバルは、二日間開催が予定されていますが……そもそも「作品を出せない」ような事態になったら、この企画も水の泡。つくづく海洋堂さんも運がない……。


 そして、同人誌印刷にも確実に影響は出るでしょうね。

 印刷ですからインク――すなわち塗料が必須。私も一時期、変な会社に在籍していたことがありますけれど、印刷用のインクってすごい濃度の溶剤を使うんですわ。ほら、十年ほど前に事件になったでしょ。「印刷会社で胆管がんを発症して死亡した社員が続発」という、あれ。それぐらい強い溶剤を使う業種なので……手に入らないとすれば、業務自体が止まってしまいます。これはどうしたものか? 年末の文学フリマや、各種同人イベントにも、必ず打撃が出るでしょう……



 と、暗い話題はこのぐらいにしまして――


 先日、文学フリマ東京が開催されましたな。

 私は勤務日だったのでいけませんでしたが、欲しかった本はBOOTH通販で買えました。秋のイベントには出たいなーとか、久しぶりに思い始めたりもしているのですが、意外とね、出なくなっちゃった方々も多いんだよね……。


 理由としては、「売れない」からです。

 いわゆる一次創作の小説を買いに来る客はほぼいません。

 お客さんの大多数は、いわゆる「ZINE」目当てなんだよなぁ……有名なユーザーの日記ものとか、研究調査ものとか……分かるんだけれどね。小説はウェブに腐るほど転がっているし、無料だし……。


 私も、ファンになった作家さんが数名おりました。

 最初はかのコミティアでであって、試しに一種買って読んだら虜になっちゃって……

 それから毎回通うようになって、新刊を買っていたんですが、すぐでなくなっちゃった。参加を止めちゃったのか、書くのを止めているのか……いずれにせよ、もったいない、惜しいなぁと。


 私としても、せっかくファンになったのだから新刊は続々と揃えたかったんですが、その夢も消えました。あとは再起してくれるのを待つばかりという、そういう状況。でも、じきにお互い忘れてしまうのでしょう。本当に惜しい。一期一会が実を結ばなかった、そういう事例です。


 かくいう私もエターナルな作品はいくつかあります。ついてくれた読者の方はあまり居なかったけれど、ゼロではない。そこを裏切ってしまった大きな反省があります。せめて新作をどんどん出していければいいんでしょうが、一度離れてしまった読者とは、そう戻ってきません。そういうものだからです。


 だからホント、せめて「活動しているよ」の情報発信だけはかかさない方がいいのかもしれませんね。


 ネガティブなことも色々とあると思うけど、ファンって言うのは不思議なもので、そういう部分をもまた楽しみにしているんです。もっというなら「その作家」そのものに興味関心を抱いているという……。それぐらいの読者を、私もいつか作りたいものです。まぁ、今は書くしか在りません。

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