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誰か、俺のこと知りませんか?  作者: かまぼっこ
3/7

森の外

目を開くと上には輝く何かがあった。

今日も探索を開始する。と、いってもほとんどを触っていて知らない物はほとんどない。

ここには小さな動物や巨大森熊のような大きな動物がいる。

小さな動物は大きな動物よりもすばしっこく、攻撃もしてこない。

逆に大きな動物は攻撃的だがその多くは遅い。時々速いものもいるが、それども小さな動物の速さには勝てないのではないかと思う。


暗くなり、明るくなり、また暗くなり………と時間が経ち、探索していると、木々や草花の数が減ってきた。代わりにくるぶし位の高さの草が生えている。

また水という物を見つけた。

すると「飲みたい」と思ったので飲んでみた。

この水というのは、巨大森熊よりも美味しいと感じた。

また水は、自分の姿を光の反射により映す。

それにより自分の姿を見ることができた。

自分の顔は黒の髪に黒の瞳がある。爪は白く、体の毛はどれもが黒い。形は既に触って確認済みだ。髪と瞳、爪と毛以外は肌色をしていた。

特に思うことはないので探索に戻った。


暫く歩くとある時自分と同じ形つまり人型の動物に出会った。

ソイツは俺より背が高く、腹も二倍位のデカさであった。髪は金色で髭を生やしている。また、体には何かを着ている。

ソイツは馬という動物に馬車と呼ばれる物を引かせていた。どちらも触れたことにより「思い出した」。

最初は動物の様に鳴き声なのかと思ったが、何かを伝えようとしているのではないかと直感した。

「??????????????」

しかし、言ってることは分からない。けれど、ひとつ分かった。ソイツには敵意があるということだ。

ソイツの顔は何を思ったのかニタニタとした笑みを浮かべている。

手にツルの様なものを持ち、それを振るってくる。

それを掴み「思い出す」。

「ファイアーリザードのムチ」といい、このムチで打たれた者に火傷を与える。

現に今掴んでいる手が焼けている。別に気にすることでもない

「???????????!!」

また、何かソイツが何かを言ってる。

けど、やっぱり何を言ってるのよく分からない。常にダメージをくらうのも再生してるといえど好ましくないので、巨大森熊と同じように首手刀で切り落とす。

ドサッとソイツの頭は地に落ちた。首からドボドボと血が流れ落ちる。

ソイツのことは「食いたい」とは思わなかった。まあ、見るからに不味そうだしな…………


ソイツの乗っていた馬車には、荷物が詰まれていた。

それはソイツと同じ人であった。

が、コイツは体に服を俺と同じように身につけておらず、また俺とは違い胸が大きく、俺についている物が付いていない。髪は赤色で腰までのびている、瞳の色は目を閉じているため分からない。また、手足を鉄の拘束具で拘束され、痣や切り傷が多くあった。

コイツには敵意がないので放っておく。触れて知識だけは得ておく。

「コイツ」は女であり、人族であるという。状態は気絶。

因みに俺は男であるらしい。


馬車には不思議な形をした物にあふれている。

その多くは箱に詰められている。箱には不思議な何かが描かれている。

それに触れるとまた「思い出した」。

「アルクデリア語」アルクデリア大陸での公用語。

アルクデリア大陸?は、分からないが言葉は分かった。

これがあれば「会話」ができる、とのことだ。

てなわけで、そこで拘束されている女に話かけてみる。


「こんにちは」


女からの反応はない。

気絶しているからだろうか?まあいいか。女のことはまた放っておく。

馬車の中をあさる。

まず始めにに手をつけた箱をあさる。

「隷族の首輪」つけられた者は着けた者に隷族される。着けられた者は身分を奴隷と換え、着けた者の命令に絶対服従となる。

との、ことだ。

女にも首輪が付けられている。


他にも箱はあるので漁っていく。

食品、衣類、生活用品、等々があった。

その内で一番に目を惹かれたのは、食品である。

それらは、巨大森熊や水よりも旨かった。

例えば、「干肉」これは噛んでいるだけで肉の旨味が出てくる出てくる。肉は「牛」という動物のものをつかっているらしい。

また、「ククアの実」これは赤い色をしていて、果物という食べ物の一種類であるらしい。これは、干肉と異なりみずみずしく、かじると口の中に甘さが広がる。

兎に角旨い食べ物であった。

全部は食べずに少し残しておいた。理由は今度また食べるためである。


「………………うっ」

どうやら、女が目を覚ましたようだ。

瞳の色は髪と同じ赤色であった。



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