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転生デーモンの国造り  作者: 黒狗(くろいぬ)
第1章

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Ep.1『そこは異世界でした』

少しでも気になった方はカップラーメンの待ち時間にでも第1話読んでみてください❗️

いつもの帰り道だった


 スマホを片手にニュースを流し見しながら歩く。

「スマホを見ていて線路に侵入、そして病院に

運ばれたのち死亡?たとえスマホを見ていても絶対線路に侵入する前に気づくだろ.」

ニュースを見ながら呟いていた

 仕事終わりの頭はぼんやりしていて、周囲の景色なんてほとんど見ていなかった。

「……はぁ、明日も仕事か」

 そう呟いた瞬間、視界がふっと途切れた。

—————————

 次に気づいたとき、そこは森の中だった。

見上げれば、青い空と白い雲。

 だがその下に広がっているのは、見たことのない巨大な樹々と濃い緑の世界。

「……どこだ、ここ」

『ここはあなたの元いた世界とは違う言うならば異世界』

 頭の中に、声が響いた。

不思議な感覚だ

『あなたは転生している』

「転生……?」

なんで?どうして?俺はただ家にいる帰りたかっただけだ

『今のあなたは魔族。デーモン』

自分の手を見る。

外見は人間と変わらない。

 だが体の奥に、微かな違和感があった。

『あなたにはスキルがある。解析鑑定、創造、格納』

『そして固有スキルの微弱再生』

かくのう?こゆうすきる?なんだそれは

それより

「お前は誰なんだ?」

『私はあなたのスキル脳内参謀』

「脳内参謀?」

『あなたのもう一つの脳のようなもの』

『それより、来る』

 そのとき、森の空気が変わった。

草むらが揺れる。

悪寒がして後ずさる

現れたのは――黒い巨体。

 黒狼

そしてもう一体。

2体

『強い。今のあなたなら普通に死ぬレベル』

「……マジかよ」

一体目が跳ぶ。

「っ!」

 とっさに手を前に。

「創造!」

『格納になにも入ってないから作れないわよ』

一体が横から襲いかかる。

「ぐっ……!」

爪が肩を裂いた

俺の体は軽々と木に叩きつけられた

 熱い痛み

「痛い、、痛い痛いなんで俺が」

痛い痛い怖い痛い怖い怖い

 視界が揺れる

『致命傷』

声は冷静だった

「なんで俺がっ俺がなにを、...」

鼓動は早まり赤い液体が次から次へと

噴き出してくる

「なにかできないのか...」

 意識が薄れる

手当たり次第に周りのものにスキルを使用していく

『格n..c..』

何か聞こえるが意識が遠のく中では

その声も聞こえない。

俺はこんな訳の分からないうちに死ぬのか?

その瞬間――

【レベルアップ 1→2】

ーーーーーーーーーー

体力 100→105

マナ 50→55

ーーーーーーーーーー

【熟練度上昇:格納】

ーーーーーーーーーー

熟練度 1→2

容量増加

格納速度上昇

ーーーーーーーーーー

【熟練度上昇:解析鑑定】

ーーーーーーーーーー

熟練度 1→2

解析鑑定精度向上

ーーーーーーーーーー


体の奥で何かが弾けた

 熱が全身を巡る

 傷が塞がっていく

痛みが引いていく

「……戻ってる」

『デーモンの微弱再生とレベルアップ回復が重なった』

視界がクリアになる

体が軽い

 さっきとは違う。

「脳内参謀今格納には何がある?」

さっき意識が遠のく中で俺は手当たり次第にスキルを使用した。そのおかげでスキルの熟練度も上がった。なら何か追加されているかもしれないかと思い

脳内参謀とやらのスキルに問いかけてみた


『現在「乾いた土31g」「折れた木の枝2kg」「黒狼の毛43g」「アクアメタルの原石4kg」が格納に収納されています』

十分だ

再び手を前に。

「創造!」

今度はより明確にイメージする。

 刃の形

 重さ

 均衡

翡翠ヒスイの色に光る刀身に少し黒狼の毛が

あしらわれた少し不恰好な剣が完成する。

 もう一体の黒狼が飛ぶ。

 今度は正面

男は踏み込んだ

振り抜く

 黒狼の身体を裂いた。

【黒狼撃破】

 残る一体が低く唸る

 だがその動きは、わずかに怯えていた。

 再び跳ぶ

なぜか今ならできそうな気がした

 今度は確実に踏み込む

剣が閃いた

黒狼が崩れ落ちる

【戦闘終了】

 その瞬間。

体の奥で再び何かが弾けた

【レベルアップ 2→3】

ーーーーーーーーーー

体力 105→全回復

マナ 55→全回復

ーーーーーーーーーー

【熟練度上昇:創造】

ーーーーーーーーーー

熟練度 1→2

生成精度向上

素材変換効率上昇

ーーーーーーーーーー

 息を吐く。

なんだったのだろう思い出さないようにしよう

あの痛みを思い出すだけで腹から逆流してくる気分だ。

手の中の剣を「格納」というスキル空間に入れる

『格納にアクアメタルの剣12/50が追加されました』

 頭の中の声が少しだけ柔らかくなる

「……生きてる、のか」

 森の静けさが戻る。

だがもう、さっきまでの“何も知らない世界”ではなかった

 男は理解する

ここは異世界で

自分はデーモンで。

 そして――生き残るには、力が必要だと。

森の奥へ、一歩踏み出す。

その先に何があるのかは分からない

だが確かに、彼の異世界はここから始まった。

小説家になろう初投稿でございます。記念すべき第1話目主人公がデーモンとして新たな人生?いや悪魔生を歩みだす物語です。ばんばんご感想お書きください全てしっかりと読ませていただきます❗️

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