10.新たな街
山凪が王城から、姿を消したことを知った王都のもの達は、騒然としていた。昨夜の話を聞かれたのではないか、他の勇者達も知っているのではないか、不安はいくらでも出てくる、
「だから言ったではないか、面倒なことになる前に始末しておけと」
「申し訳ございません。王よ、あのものを少々侮りすぎていたようです。しかし、あのステータスでは、まだそう遠くにも言っていないでしょう。直ちに捕まえて見せましょう。」
「そう簡単にいくのか、なら他の勇者にはなんと説明する?他の勇者が逃げたとあっては、この国には何かがあると思われてしまうではないか、」
「ご心配には及びません、ヤマナギを王の暗殺未遂を行ったとして、指名手配するのです。そうすれば、ヤマナギを探すのも不思議ではありませんし、ヤマナギが逃げたのにも説明がつきます。」
「なら、すきにするとよい」
<山凪優也>
あれから、何日か経って、もう国からもでて、もうすぐ新しい街、「ベリルガルド」に到着する。これまでの道のりは、本当に平和で何も起こらなかった。たまに魔物に遭遇したけれど、皆さんがあっという間に倒してしまうので、僕は何にもすることがなかった。なので、この世界についてや、もっと詳しいことについて色々と教えてもらうことができた。
今から行く、ベリルガルドでは、本当に様々な種族が存在しているらしい、そして、ベリルガルドは、僕たちが召喚されたアベルガニエ王国とは違って、ミーリナム国が納めているらしい。ミーリナム国は、アベルガニエ王国とは違い、人間以外の種族を差別しないので本当に様々存在しているらしい。実は、このパーティーにいるシュリー・プラリは、魔法で隠していただけで、エルフだったらしい、実際に魔法を解いてくれたので、見てみると、やはり、アニメなんかでよく見るように耳がとんがっていて、少し、感動のような気持ちになった。そして、ベリルガルドにも、大型とされるダンジョンも存在しているらしいので、冒険者達の数多くおり、様々な種族のパーティーが存在してるらしい、
他にも、いろんなことを教えてくれたけれど、やっぱりまだ、警戒されてるみたい。みんなとても優しく接してくれるけれど、なんだか、壁のようなものを感じてしまう、、いつも大事な話のようなものは、僕がいないときに話しているみたいだし、、まあ、その間の時間を使って僕もこれからの行動を考えているんだけどね、
さて、まずは、街に着いたら宿をとって、簡単な仕事をしなくちゃならない、一人ででもいいけど、一人でどこまでのことができるのかわからないこの状況でどうすることが正解なのだろうか、誰かとパーティーを組むことができればいいのだけれど、一緒にパーティーを組んでくれる人はいるのだろうか、そして、ダンジョンの魔物は、どれだけ強いのだろうか、、、、
今から向かう場所にあるダンジョンの最高到達点は、21階層らしい、この先に残り何層あるかもわからない状態らしいけど、その最高到達点である、21階層の魔物のレベルは61もするらしい。ステータスの方はまだよくわからないが今の僕では絶対に勝てないのはわかりきっている。だからといって、誰かと、パーティーを組んで万が一異世界人と知られてしまったらどうなるかわからない、まずは、一人で、1階層から3階層くらいにチャレンジしてみるか、
<王国>
山凪が王都より逃げだし、他の勇者たちもきずき始めたころ、残った勇者は全員集められた。そして、エスカは喋りだした。
「昨夜、勇者ヤマナギが王を暗殺しようともくろみました。我々でなんとか暗殺は食い止めましたが、ヤマナギは逃走したままです。見つけ次第捕縛し、相応の罰を受けてもらいます。この中に共謀者や行先を知っているものは名乗りを上げていただきたい。」
それからは、勇者達は、疑心暗鬼におちいった。山凪は、他の人と全然喋っていなかったので、何を考えているのか、本当に暗殺をしたのか、誰が嘘をついているのかわからず、混乱を引き起こした。一部のもの達は別の意味で混乱していた。
「山凪くんが暗殺なんてしていない」
「多分、山凪君が昨夜の話を聞いていて誰かに話していると思って警戒しているのだろう、だから僕達は何も知らないふりをしよう、そして何としてでも、誰も死なせない。」
<???>
逃げなきゃ、すぐに追ってがくる、
「姫様、はやくお逃げください、ここは我々が時間を稼ぎます」
「もう少ししたら、ミーリナム国のベリルガルドです。さあお早く。」
「みんな死ぬんじゃないわよ、、」
姫と呼ばれたものは、暗い森の中に姿を消した。その後ろでは、戦いの音が森に響き渡っていた。
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