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Chime ―チャイム―   作者: 夏影
第二章 ライバル
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第十六戒『争いの開演』

 あーやはりポキポキはうまいなー


 でも、今日はもう数本落としちゃったんだよなー…


 なぜならば…



 …車の上に乗って登校しているからだ!!


「菊野〜ポキポキ食うー?」


「あ、いやさっきラムネ食べたしいらない! ………じゅるり」


 目が輝いてるぞー?


「すげー欲しそうにしてんな、こんにゃく」


「グスッ……ってこんにゃくって弱いっけ!? なかなか噛みきれないし、元は芋だし、無敵のなんとか剣でも斬れないし!」


「いや、そのなんとか剣ってこんにゃく以外にも斬れないの結構あるぞ、 あと今時のこんにゃくは簡単に噛みきれるのも多いぞこんにゃく」


「結局あたしはこんにゃくだよ………でもホントに日向はポキポキが好きなんだな〜……」


「当たり前だ。ポキポキはとてもとんびとてもとてもどてにとてもとてもとてもとてもとまととてもとてもともみとてもとてもうまいからな!」


 なのになぜ菊野はいらないのか…



「貴様ら…少しいいか?時間をいただくぞ」


 あ、あれは_________!!



「あ、呼んだ?」


 あ、ともみだー


 ってそっちじゃなくて……アイツは…!


「一葉日向!貴様はポキポキが大好きみたいだな。 でもそれはこの神に逆らっていることになる」


「お…お前は……えーと…二郎!!」


「いや二じゃねーよイチだからな!?ハジメかニノマエだぞ!?」


「じゃあニノマエ〜〜」

「いや神様と呼べ」


「…じゃあ神様は…ぼうぼう鶏が大ーーー好きなのかな?あひゃ?」


「いやぼうぼう鶏って!!中華料理誤読したか!?」


「あ、間違えたうまうま棒だ。うまうま棒が 大好きなのか?」


「もちろんだ。 たった10円ですごくすごくですくすごくすこんぶすごくすごくすごくすごくすごろくすごくすうどくすごくすごくおいしいからな!一葉日向とは違って…」


「神様…俺様のことは『俺様』と呼んでくれ」


「ん?あぁ…え…えー…お…俺様…?」


「…妖精が『青い印が光り始めた』と囁いております…」


「あ、お前らの載ってる車、学校と逆方向に走ってるぞ!ということでさらば!!また学校でな!」


 ん??


 …まーいっかー!


「ポキポキやるよ菊野!」


「うーん…じゃあちょっとな」


 …そういえばここで大抵 和が「いやポキポキうまいなー」ってツッコミを入れてくるような…今日はいないんだなー


 俺様のいるこの車には載ってないんだろうかー?あひャ

「一生ついていきます日向…いや日向様!」


「?…………ゴニョゴニョ…」


「ハッ…!この十字架にはそんな力 が…!!」


[中二病伝染してるww]


「ん?あ、なんか学校ついたーあひゃ」


*****


 学校ついたはいいのだがー


 こいつポキポキ持ってないんだよなー


 これは俺様の#●¥?△◎&☆%…のせいでか許すことは出来ないポキポキだ!


「おいーカマサマー、ポキポキ食えー?」


「何気に命令形にするな!!そんな外道な食べ物とも呼べない食べ物食べれないぞ!」


「食べ物って呼んだー」


「そこはかなりどうでもよくないか!?貴様の方こそうまうま棒を食べてないな?」


「それはポキポキが最高でそれ以外はポキポキだからだ」


「な…なんだと??(…いや本当に何なんだ?日本語話せよ…)」


「ポキポキだ…」


「いやうまうま棒だ…」


「なら公平に……

勝負だ!!」


「よだのんなやい」



 勝負か…


 よくわからないけど勝つぞ!

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