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Chime ―チャイム―   作者: 夏影
第二章 ライバル
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第一戒『桃色蛙の退屈しのぎ』

 ひゃほーー!!


 もう学校で退屈になることなんて ないもんねーー!!


 だって…


「タッタラッタラー!!3DOSーーー!!」

「おーーーい!!?ついに持ってきたのかよ!!!??」


 そう、3DOS持参!水玉の命!!

 和ちゃんはこれをこの世で一番の汚物のような扱いしかしてくれないけどね。それとよくお金は大事にしろとも言ってくるけど~…

 これにだってお金はかかってるんだから、お金は大事にしようか和ちゃん☆


「えー?だって持って来ちゃ駄目な理由が見つからなかったから〜〜〜☆」

「そりゃ学校は勉強するところだからね!?ゲームなんていらないでしょ!!?」

「やだなー和ちゃん!ゲームなんてって☆ 水玉は勉強なんてしなくても生きていけると思うけど…何か?」


「うん…周りのこと考えようよ」

(ごもっとも…水玉金があるからな…だからどうにもできないんだけど…)



 そう、水玉には勉強なんて必要ない必要ない♪

 しようと思えばすぐに全部覚えれるとは思うけどね☆

 ゲームのこととか、知りたいことだけ知ってれば十分充実した生活がおくれるし、今まで勉強できなくて困ったこととか何もないんだし!


 だって、計算なんてできなくてもレジで100万円くらい出せば大概足りるし?


 てか何もできなくてもできる人をやとえばいいし?


 あと周りのこと?考えたらゲーム持ってきたくなるんじゃないかな☆


 まぁとにかく、とびこめ怪物の森やろっかな☆


「…あはは!リセットもぐらが出たーー! なんかリセットもぐらの出た後の地面って落ちそうだ よッ…」


  『ガコン』


「あーーーーーーーれーーーーーーー」


「ちょっと!!?水玉ーーーーー!?」


 こ、これは落とし穴!




「…はっ、簡単だね」



 …落ちそうって話してたら本当に落ちたーー!!ゲームのことが現実になったような気分だね!正夢みたいなー?


 あはははっ!!なんか楽し…


  『ガンッ』


 いでっ


 ………あー痛かった☆


 ん?喋り声…誰か話してるのかな?


「おい、そっからどうするつもりだ?」

「なによ、さっきから。高貴な私にそんな口ばっか聞いて」

「いやお前こそれしか言ってないだろ!?」

「あんただってそれしか…」


 夫婦喧嘩ってやつかな?


 あ、違った!(ハジメ)くんと(ミヤビ)ちゃんじゃあないかーー!!


「…目覚めたみたいだね佐倉さくら 水玉みずたま。これからお前をグシャグシャにしようって話だ!楽しそうだろう!!」


「あぁ楽しそうさ☆」


「!?…何故だ?自分が狙われるのが楽しいのか?」

「ん?なになに楽しそうかって聞いたのに何で驚いてるの~?」

「いやああいうのは応答ないか無関係なこと話すかだろう?」

「また中二病が炸裂さくれつしてるのかな?水玉は楽しそうだと思うよ☆自分を狙ってくれるんでしょ?とびこめ怪物の森よりかはずっと退屈しのぎになるし!」


「退屈しのぎって…高貴な私を甘く見ないで、本気なのよ……いくわよ…」

「『高貴な私を』ってなんだ、貴様一人がみたいだろう。この神もだぞ!」


 こういう時ってだいたい言った側が死んじゃうとかそんな感じだよね!あはは!

 ね、そうだよねーはじめくん?

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