第三十五話『学校』
俺様達の通う、柑月学園のZ組。
最初は普通でとてもつまらないと思っていた…
が、俺様と同じようにポキポキが好きな人多いし、水玉のお陰でなんか楽に過ごせるしーー
「ガッコーって割りと楽しいんだな!」
「いやお前ら学校の過ごし方180度逆だからな!!?あれが楽しいのかも私には分からんほど変だよひねくれまくってるよ!!?」
「えーーーー何が変なんだー?ポキポキを食べまくる最高なとこだぞー?」
「それ間違ってるから!!あんたの言ってるのは施設が学校なんであってやってることは学校じゃないよ!本当に学校っていうならチェンソー持ってきて壁や床に穴を開けたりホースで人に水かけて星にしたりはしないべきだって!!」
「そーなのかー?学校はあーやっていろんな人がポキポキ食べて仲良くするんだろー?」
「そのポキポキ食べてってところを無くしたら割りと普通になる気もするな…とにかく今から授業だよ…ちゃんと教室にいてよ…」
「んーりょーかい」
いつも教室にいろ、というけどこれは…
もしかして一種の儀式とかなのか?
ポキポキで埋め尽くしているからポキポキ気が強いとは思うのだが教室である必要があるのか?
あ、この部屋にはポキポキの力を引き出すポキポキ陣があるからなのかー
「さあ、授業を始めます!これから数学の授業やりますよ!」
「よかった久し振りに主教科だ…」
「あひゃースーガクかー数がいっぱいだなー、6…×、+)4…、り、ポキポキ?」
「1をポキポキって読んだんだろうとは想像できるけどどうやったらyを『り』って読めるの?」
「…ポキポキうまいなー。最近同じようなことばっかだししばらく教室でスーガク遊ぶか!」
「えー…まあ来ないよりはマシ…なのかな?ところで本当にいつも私と春雨くらいしかいないよね…あ、粟倉とかもか」
「呼んだ?ポキポキ僕も欲しいな…!よかった!たまには日向がいてくれると面白いからね!…一葉さん1本下さい!」
「よし食えー!一箱やるー」
「ありがとうございます!わぁ28袋入りですか!あ、あれは」
「あ、あれは菊野だー」
「教室来てくれたんですね立科さん!」
「おっ!日向!!春雨も!!今日も車の上に乗る練習しよーぜ!!」
「今日も!?お前らマジでそれやる気だな!?」
「うん!!」
「だよね!!そりゃキッパリいわれるよ な!!?」
「いやーでもさっすがきくのん!車の上に乗るなんてね!準備とかいらないし!水玉だったらブラックジェット飛ばしちゃうけど」
「いや歩いて登校しようよ…」
「歩くのは面倒くさいからなーーー」
確かに菊野のアイディアはすごいなー、俺様はこうやって頭がいいやつと学校で話して、 悪の組織オニオンに勝つんだーーー!!
「よし、地球の平和を守るぞ!!」
「いや、学園の平和を守ろうよ…とりあえず車 の上に乗ろうとするのやめない?」
「えー!でももう全校でやりはじめてるし…」
「全校で!!?」
「よし、じゃあ今日は全校練習だ日向ーー!!」
そう、それでこそ俺様達!!こうでもなければ地球は滅ぶことだろう!
*****
こんな菊野の発想、Z組の協力、 日向のポキポキ魂を切っ掛けに、学校はものすごく変な方向に曲がっていくのである…
そして、その様子を見ていた五人の少年少女がい た…




