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雨詩  作者: 雨宮雨霧


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孤独の散歩

知らない場所に行く背徳感と

どこか高揚した気分と少しの怖さを感じながら

一本の細い下り坂をひとりで歩きつづけてみる


すぐ隣を走り去っていく車を

横目に見ながら知らない花がひっそりと咲いて

冬の夕暮れのそよ風をその身に浴びてはゆれる


いつまでも続く下り坂をゆく

川があることを知らせる看板を一旦は通り過ぎ

また戻って来るという好奇心でできている人間


階段を降りて川の近くへゆく

飛び立つ鴨に哀愁さえ感じながら沈んでいく日

次は上り坂となる道を帰り道として歩いていく

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