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朝起きたら妹が告白してきたんだが……そもそも、俺の妹は本当の妹なのだろうか?

作者:不知火唯月
 来栖尚央【くるす-なお】が朝、リビングに入ると、妹の来栖梨華【くるす-りか】が居た。そして、いきなり愛らしい姿を見せてくるのだ。
 これは妹なのか?
 という、そんな疑問がまず最初に、尚央の脳内を支配する。
 いや、違う。
 この妹はどこか似ているが、自分の知っている妹とは何かが異なっていると思った。
 尚央が知っている妹は、あまり口数が多い方ではない。二か月前に、色々なことがあり、喧嘩をしてしまい、口さえもきいていなかったからだ。
 そんな妹が馴れ馴れしく話しかけてくるわけがない。
 それに加え、デートをしようとか、いきなり言ってくるわけがないのだから。
 だが、どこが明確に違うのかと問われると、ハッキリとは答えられなかった。
 しまいには、ここは夢の中だと思い込み、不思議なひと時を過ごそうと思ったのだが、この世界は何かがおかしい。
 兄妹が付き合うことが国から義務付けられていたことに、尚央は驚きを隠せず、困惑した日々を、妹らと一緒に送ることになった。
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