↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
その箱を開けた世界で  作者: ナガズボン
第1章 鳳凰院 蓮火(仮題)
61/154

アカズのダンジョンと旧きもの10

よろしくお願いいたします!

「カギ開けの特性……か」


 開けられるかもしれないと申し出てから、駈はその理由を蓮火とリストに伝える。


 アカズのダンジョンの道中での駈の話を覚えていたのだろう。

 駈の発言を聞いた蓮火は当初、不思議そうな顔をしていたが駈の説明を聞き、リストとともに納得した。


「それが駈君の特性なんだっ」


「そうなんです。最近は珍しく活躍してますけど、役に立つんだか立たないんだか分かんない特性ですよね…」


 もっと戦闘に使える特性が欲しかったんですけどね…。

 最後に自分の願望を付け加えて、駈は少し陰のある口調で自分の特性をそう評価する。


「いやっ、そんなことないよっ!リスト様だって出来ないことが駈君は出来るかもしれないってことだよね?それってすごいことじゃないか!」


「見方を変えればそうなるな」


 しかし、蓮火は駈の特性をバカにせず、むしろ旧きものでさえ出来ないことを出来るかもしれないと、駈の特性はすごいものなんだと言ってくれた。

 そこには憐れむような同情するような色が一切見えず、真実そう思っていることが分かる誠実さがあったような気がして、駈は何となく心が温かくなる。

 リストも蓮火に同意し、ウンと頷いている。


「あ、ありがとうございます!」


 滅多にそう思うことはないが。

 二人の反応を見て、この特性を持っていて良かったと思う駈なのだった。


お読みいただきありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。