表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/248

極北戦士と孤児娘

あらすじ 極光神の・・・・・・・・うわぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・(醜い嫉妬に駆られた極北神に粛清されました)


そんなに嫉妬するくらいならば、極光神といちゃいちゃラブラブし続けて引き篭もっていれば良いのに・・・・・・・・

あいも変わらず極北戦士団は市場に居座っている。

ちなみに極北神と極光神夫妻も一緒だ。


たまには夫婦水入らずで旅行というのもよいな(by極北神)

それでも人目が気になりますわね。(by極光神)

まぁ、取るに足らない人の子の目なんてきにしなければよいではないか(by極北神)

強引ね・・・・・・・・・・うふふっ(by極光神)




「そこの道行く氷売り、この馬鹿神夫妻が暑苦しいから氷白玉おくれ!」

「あっしをネタにしないで欲しいといっているじゃないですか!!」

狼頭の氷売りの抗議も空しく、今日も商いは繁盛するのだった!

「だからあっしをそういうネタにつかうな作者ーーーーーー!!」


無理だな、狼頭の氷売りの宿命は【暑苦しいバカップルのそばを仕事中に通りかかる】というものだから・・・・・・・・(by運命神)


「そんな説明聞きたくなかったぞ!!」

「うんうん、運命とは非常なものだなぁ・・・・・」


一つだけいいことを教えてあげると、可愛い彼女が出来ると氷系の術者とかがその代わりをしてくれるらしいぞ(by運命神)

ついでに我もいじられ運命に哀れみを感じてその場所に居合わせたら商売繁盛するように祝福を与えたのだが・・・・・・・・・・(by商売神)


「そういえば極北の地に可愛い狼娘さんはいないのかい?」

ふむ、雪狼の一族に毛色の変わったのがいて本人は可愛いのに毛色のせいで居心地悪そうだからこっちに連れてくるのもよかろうな(by極北神)

アラ、あの子は気立てが良いのに先祖返り起こして灰褐色の毛色しているから・・・・・・・・・こっちに寄越してこの氷売りと娶わせてみてもよいわね(by極光神)


雪鏡の神術でその娘の姿を見た氷売り、尻尾をふりふり千切れんばかりに振りかぶって興奮状態。

狼娘のほうも氷売りの歓迎振りにはじめて私を綺麗と思ってくれる狼がいたと涙する。

そんなやり取りで甘ったるくなった空気・・・・・・・・・・


「いいんですかい?神様方。あっしにそんな可愛い子を紹介してくれて。」

後は自力でがんばるのね。旨く行ったらわれは祝福を与えるけど(by極光神)

我が愛しの帳は子供達を娶わせる事に情熱をも焼いているからなぁ・・・・・(by極北神)


その後、神々の立会いの下であった二人はお互いに意気投合しラブラブバカップルになるのであった。


「おーい!其処の氷売り夫妻はすぐ氷を溶かすから。其処の魔術師殿、氷を作ってくれぬか?」

「だからなんで僕がそんな役割を・・・・・・・・・・」



歴史はプリザエス。(by演芸神)






そんなことはさて置き・・・・・・

「あっしはただの前説?」

「勿論だとも・・・・・・・・・・ちなみに可愛い彼女はまだ未来の事だからできるかどうかは確定ではないぞ。」

「がーん!!」




それはさておき、極北戦士団は市場に居座っている。別に店の権利を借りて酒盛りをしているだけなのだがガタイの良い戦士達が車座になって酒盛りしている姿というのは・・・・・・・・どこの神話の蛮族ですかと突っ込みいれたくなるほど荒々しい雰囲気に包まれている。民に手を出すほどあほではないから実害はないに等しいのだが・・・・・・・・・この極北飲酒青年団は・・・・・・・・・・・・・・


ちなみに今日は私は子供達を引き連れている。

定番の姉弟に孤児娘達、傷跡娘夫妻・・・・・・・・・今日は孤児院のちびどもである。

私の可愛い子供達がちび共を一塊づつ引率してお菓子を買ったり生活雑貨を買ったりしている。


「其処の子供達は王室顧問の子供達か?」

「そうだといったら?」

「あまりに似ていないなと。」

「そりゃそうだ。全て養い子だし、似ていたらおかしいだろう。」

「なんて酔狂な・・・・・・・・・」



私は語った、この子供達がどれだけ素晴らしいかを・・・・・・・・光差さぬ路地裏でさえ生き様と懸命であったものが今の場所を得て同じ境遇の者を作らないようにと自ら王国の中へと立ち向かっている事を・・・・・・・・・・


極北の戦士達は涙する。過酷な白い世界の中で飢えて行くとかひもじい思いをするということは命を削るに等しい事である事を知っているから。そのなかで腐りかけの麺麭であっても唯一の食料を全て与え飢え死にしていった兄姉のくだりでは叫び声を上げそろいもそろって髪を逆立て剣やら斧やらを打ち鳴らしながら散っていった命を惜しみ、生き残った悔しさを滲ませる子供達を抱きしめる。


涙を見せる事が適切ではないとする荒野の民の文化とは違い氷原の戦士達は泣く事も怒る事も簡単に顕にするのだな・・・・・・・・・・・



「王室顧問、この子の敵はどこだ?」

「人の子という意味では私や王国の大人達が粗方片付けた。あとは、偏見と世界と戦うだけだ。」

「なんと不自由な世界なんだろうなここは。」



そりゃ、俺の治める白い世界は子供を蔑ろにする馬鹿には報いを与えているしな(by極北神)

あたりまえでしょ、我のいる白い世界には我等の子供達しかいないのだから(by極光神)


「それに王室顧問あの女のこの顔の傷は何だ!お前は娘に傷をつけて平然としていられるのか?」

「いや、いまだに腸が煮えくり返る。これが親が娘にしてやることが出来た唯一の贈り物だとしても・・・・・・・・・・」

私は語った、傷跡娘と補佐見習の恋物語を・・・・・・・・


親が娘にせめて幸いであれと苦難を課すくだりではおいおいと泣き、その姿を馬鹿にしたものを殴り倒す始末。

たかが奴隷の雌豚を等と言っていた貴族の子弟らしきものは極北戦士団に鼻を削がれていた。

極北の戦士達は剣を掲げて、傷跡娘を詰った馬鹿貴族を八つ裂きにせんと立ち上がるも、等の傷跡娘に止められる始末。

補佐見習が立ち上がりその馬鹿貴族は敗北しているから敗者を鞭打つなという一言に戦士達は嗜みに欠けると反省しきり・・・・・・・・・


傷跡娘を見て良い子だと持ち帰ろうとする馬鹿な戦士がいるのだが補佐見習に阻まれる。

補佐見習の後ろに隠れる傷跡娘・・・・・・・・・・



笑う戦士達・・・・・・・・・


こらこら子供達、王室顧問の子供達をからかう出ないぞ(by極北神)


孤児娘達が未婚であると知り、求婚をする向こう見ずな戦士達もあるのだが

「この命は賢者様に救われたそのときから賢者様だけに捧げる者と決めてますので・・・・・・・・・・」

「私のために世界に喧嘩売る程度の事が出来ない者とは一緒になれないですわ」

「・・・・・・・・・・マッチョは趣味じゃない。」

「妹達がご無礼を・・・・・・・・」

謝る孤児姉に、求婚する極北戦士・・・・・・・・


「私は御主人様に身も心も捧げておりますので・・・・・・・・・・・」


極北戦士撃沈・・・・・・・・・・




恋というのは最も古い戦であり最も新しい戦である・・・・・・・・・・


戦士の戦死。(ちーん)

呑まずに殴りかいてみました。これから呑みます・・・・・・・・・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ