極北戦士と酒盛市場
あらすじ 【きふじん】を変換すると【貴腐人】と素で出てくるパソコンがとても嫌になりました。ちなみに単語登録はしておりません。
あらすじ関係ないだろう!!
酒合戦から数日。王侯貴族は帰国の途に着く。
「こんな合戦ならば大歓迎だ!」「めったに話が出来ぬ国と話せて為になった。」
「定期的に開催してくれぬか?」
おおむね好評のようだった。
暴発するニシンの発酵物を市場に持ち込んだ北国諸侯大使は市場の清掃費用を負担して、出席者に酒宴を設けて許してもらったらしい・・・・・・・・・・・でも暫くは出入り禁止の国が出てくるのは仕方ないよなぁ・・・・・
で、お前等何故未だ居座っている?極北戦士団。
君達は酒合戦に来たのではないのか?
「ああ、王室顧問か。この国は良い、強い戦士が沢山いるし其々戦い方が違う。我等の戦士団を鍛えるには良い環境だ。」
「他国の兵隊相手に道場破りしているんじゃない!!」
「我々とて其処まで馬鹿じゃない。そんな戦争まがいな事をするわけなかろう。」
「はぁ?」
「酒合戦の戦士達を鍛えているのだ! 馬鹿か?王室顧問!!」
「理由をつけて酒が呑みたいだけだろう!!」
「そうとも言う。」
「国で飲め国で!」
「無理だ、国許では女衆が酒の管理をしている・・・・・・・・・・・勝手に飲もうとすると・・・・・・・・・・・・止めてくれー 指は痛いのです。麺棒は麺棒はそんな使い方をするもんじゃウギャーーーーー!!」
なんかの精神的外傷に触れたらしい・・・・・・・・
こんなごついなりをして女性に負ける?
「いやぁ、うちの大使の細君は片手で熊をのしてましたから・・・・・・・・・・・・・」
「夫婦喧嘩はとても見ごたえあるだろうね。」
「壁に穴をあけてた事もありますよ。」
「どのようにあけたかは聞きたくないよ。」
「賢明です。」
極北の大使が気を取り直したようなので本題に入る。
「極北連合大使、熊討勇士殿。市場で酒盛りは勘弁してもらえないかな?うちの衛士達が風紀が乱れて困ると苦情言って来ているのだが・・・・・・・・」
「なんとここは宴会場ではなかったのか!!我々が飲むと市場の民達がわれ先に酒を売りに来ているし、我等に挑戦状をたたきつける酒客共が出てくるから、てっきり野外の酒場だと思っていた。」
「違ったのか!気候も良いときに野外で酒盛りを連日行うとは王国は良いところだと思っていたのに・・・・・・」
「その割には王国の官僚たちが場所を占拠して飲みまくっているのだが・・・・・・」
「酒国の面々もこれは我が国にない試みだと視察していたのを見たぞ。」
「視察?如何見ても酒盛りだったぞ。」「西方平原国の侯爵様が食べ歩いているのをさっき見かけたが・・・・・・」
「魔国の竜の族長が其処で酔いつぶれているし・・・・・・・・・・・」
やぁ、王室顧問。この国の市場は良いところだねぇ・・・・・・・・・酒は旨いしネーちゃんは綺麗だし(by極北地方担当地方神)
何か極北の祭司達が見たら泣きそうな光景が・・・・・・・・・
見た目偉丈夫の極北神に市場の女性達が接してまめまめしく仕えて酒を注いでいるのである。極北神も満更でもなく尻をなでたり抱き寄せたりしている・・・・・・・・・・女性のほうもおバカで大きな犬でも世話しているみたいにひっぱたいたりつねったりして楽しんでいるのである・・・・・・・・・
「極北戦士、お前等の神が色々やらかしているけど良いのか?」
「国と変わらん。うちの国の祭司というのは神の愛人みたいな者だし・・・・・・・・・見目麗しい者が選ばれるしその祝福で若さを保っていられるから女性に人気の進路の一つだ。まぁ、尻を撫でたりするだろうがそれ以上はしないから安心して貰って・・・・・・・・・」
ねーちゃん、これから二人きりで如何?俺神なんだけど若さと美貌を祝福しちゃうぞ!(by極北地方担当地方神)
「嫌ですわ、極北神様。まだ日が高いではないですか・・・・・・」
昼間からというのもおつなものだよ。極北においでよ、あそこは一日じゅう昼の季節があるから明るいうちからお楽しみに勤しむ・・・・・・・・・・・(by極北地方担当地方神)
「・・・・・・・・・・えっと、それ以上はないといっていたが・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・ 大丈夫、そろそろ・・・・・・・・・・・・」
極北の戦士がそろそろといった途端空が暗くなり、七色の天布がたなびいている・・・・・・・・・・
大地と空との交わりの間に焔と言う帳が下りているかのようである。
「ほら、来た。我等が極北神の妻にして夜の帳と七色の情熱の女神、極光神様だ!」
七色の天布は空高く浮かんでいる女性の方にまとわり肩掛けとなる。
七色に輝く肩掛けを見た途端、極北神の顔色が白を通り越して蒼くなる。
七色の肩掛けは電光を付きまとわせて女神の背後に幾筋もの光を降り注がせる。
やぁ、我が夜の帳よ。ご機嫌は如何かな?(by極北神)
ええ、愛しの白夜よ。我等の娘達のみならず外界の娘達にも祝福を振りまくとは我の嫉妬を煽りたいと見える。(by極光神)
麗しの天の火よ、一番の愛は君にのみ降り注いでいるというのに信じてもらえないのかな?(by極北神)
判っているとも祝福の与え手。我等が白き世界で一番の愛は我に注がれておる事を、でも、我に目もくれず外界の娘達に鼻の下を伸ばしているのが嫉ましく思うぞ・・・・・・・・・・ これは我が想い受けてくれるよな、愛しき大地よ(by極光神)
こらこら、激しき思いの焔。七色の電光よ。此処では脆い人の子が多すぎ・・・・・・・うぎゃーーーーーーー!!(by極北神)
「これが極北名物【極光の制裁】である。助兵衛で浮気性な極北神を追いかけて極光神がイカヅチをおとすのだ。」
「つまるところ、神の夫婦喧嘩?」
「そのとおりだ、橇引きの犬でさえ見向きもしない馬鹿馬鹿しい痴話げんかである。」
其処に通りかかる何時ぞやの氷売り(狼系獣人族)
「久しいな氷売り。」
「だからあっしを出汁にしないでくれと言っているじゃないですか旦那!食いませんよ神の痴話げんかなんて、それにあっしは狼であって犬じゃないんですよ!!其処間違えないでくださいよ!!」
「まぁまぁ、私は何も言ってないだろう。とりあえず、この嫉妬に狂った愛が暑苦しいから白玉氷を人数分くれ!」
「いいそうな雰囲気だったくせに・・・・・・・・・・ あいよ!氷白玉は出来た順から持っていってくれ!!」
その日、氷売りの商売は繁盛したのだった!
「だからあっしをオチに使うなって言っているんだろう!!」
暫くして・・・・・・・・・・・黒焦げになった極北神の燃え滓を放置して我等は酒を飲んでいるのであった。
「結局酒場じゃないのか?」
「市場だ!」
「旦那が飲むから説得力というものが・・・・・・・・」
「それは違うぞ孤児弟よ。極北の酔っ払いどもは酒さえあれば良いのだが、私は民が幸いである姿を楽しんでいるのだから。」
「なんと王室顧問それは斬新な飲み方だ!」
「うははははっ!私は根っからの貴族なんだよ!下々のものが楽しそうに生活をしているのを見ているのは最高の肴なんだよ。君達みたいに杯一つきゅうりが一本とは違うのだよ!」
「くっ!」
うちの馬鹿(極北神)といい、この男共と言い極北の地にはろくな男がいないのかしら・・・・・・・(by極光神)
「どこに行っても男というのは馬鹿で可愛い生き物なんじゃない。それがいいのに・・・・・・・・・」
そうなんだけど、何千年も同じように嫉妬で焦げ目つけるだけというのは我も悲しくなってくる。(by極光神)
「まぁまぁ、女神様。構って欲しいから其処の燃え滓もやっているのでしょう?」
そういう見方もあるのか市場娘よ、感謝する。これは我からの祝福だ喜んでもらえると嬉しい。(by極光神)
市場娘に七色の光が降り注ぐ・・・・・・・・・・・
我の感謝の印だ。一度だけ夜空に極光を呼び寄せる力を授ける。皆で見て楽しむもよし、これと決めた男と情緒的な夜を過ごすために使うのもよい。市場娘よ、また語らいたいものだな・・・・・・(by極光神)
「いつでもお待ちておりますわ。身に余る祝福をありがとうございました。」
ではなと言う声を残して極光神は空高く飛んでいった・・・・・・・・・あっ!七色。
「賢者様何が七色というのですか?」
「それはな、極光神の・・・・・・・・・・うぎゃーーー!!」
我が愛しの帳に対してそんな目で見るのは許さん!!(by極北神)
私は黒焦げになっていた。
「わーっ!御主人様!!」
「旦那!大丈夫か?冥界神殿呼ぶか?」
死んではいないが身体が動かん・・・・・・・・・
それに孤児弟、私の死に方は腹上死か腎虚に決まっているのだ。勝手に殺すな!
心配するな、演芸神の突っ込みと同程度だ!(by極北神)
それにしても自分の死に方まで決めているとはこの王室顧問、只者ではありませんね。(by極光神)
ただの馬鹿で危険人物。極北には入れるなよ(by極北神)
こんな面白そうな人の子は久方ぶりなのに・・・・・・・・・・(by極光神)
この市場はあまりに酒盛する王侯貴族の関係者が多すぎて酒盛する場所を作る羽目になったそうな。
これが後に酒盛市場として名を馳せる観光名所の始まり始まり・・・・・・・




