キロク2
カスミソウ編 エピソード2
「・・・・・・まぁこのぐらいなら,別にいいわ」
「片付いてるし」
「はぁ・・そうすか・・・・よかった・・・・す」
「なんでそんな疲れてんの・・・・?」
カスミさんが着く前に片付けられてよかった。急いで片付けたことで俺やエリン,アネモネは疲れている。
「じゃあ戻るわよ」
「「はい」」
俺とアネモネが同時に返事する。
俺達は歩き出したが,なんか後ろからズルズル聞こえないか・・・・?俺は振り返ろうとした。
すると、歩きながら後ろ振り向き,カスミさんが視線を下げエリンに話しかけた。
「エリン,ズルズル引きずるの血の跡が残るからやめてちょうだい」
「御意」
エリンが持っていたそれを抱え込んで俺はやっと何を持っていたのか気づいた。
「・・・・・・なんでお前,死体引きずってんの?」
俺の言葉にエリンはこう返す
「死体じゃないわ。生きてるのよ」
「死んでても生きててもどうでもいいけど,なんで持って帰ろうとしてるの?」
アネモネが歩きながら割り込んできた。
「姐さんに聞いてもらえるかしら」
「私はただ、連れて行けって指示されただけだもの」
そう言われ,俺とアネモネはカスミさんを見た。
「はぁ・・・・ボスの指令よ。サルビアのところに連れてって情報を出してもらえって」
「サルビアんとこか・・・・・・終わったなぁこいつ」
アネモネが哀れそうで面白がってる目を向ける。
「ほら,話してないで早くボスのところに戻るわよ。」
「「はい」」 「御意」
数時間後・・・・・・・・・
「じゃあ,エリン。サルビアに持っていってね。そしたらあなたの仕事は終わりよ」
「御意」
前にボスがアジト?だって言ってたところに帰ってきた。俺らの家。
「アネモネとマーガレットはもうあがっていいわ。」
「「わかりました」」
そしてカスミさんは足音を立てながらボスの元へ向かって行った。
「・・・んーーーっ!よしっ今日の仕事おっわりぃ!!!」
「エリンはまだだけどな」
アネモネの喜びに水を差す。
「あーーーっそっかぁ,アイツまだかぁ」
んーっと顔に手を置いて一瞬考えたアネモネは指をパチンっと鳴らした。
「じゃあリビングで待つかぁ。テランセラも帰ってくるの今日だろ?」
「セラ,3日帰ってきてなかったからな。早く会って酒でも飲む?」
俺の提案にアネモネは目を輝かせる。
「いいねぇ!!みんなで飲もうぜ!!!」
そう話しながら俺らはリビングへ向かって行った。
「・・・・・・サルビア」
名前を呼んだ。彼への仕事を報告したら私の仕事は終わりだ。
私の声に気づいたようで彼は振り返った。
「やぁ,エリン」
サルビア・・・・齢19歳。私の幼馴染とも言える男。
黄色の毛先に緑のショート髪に血がついている。彼の仕事は・・・・情報調達いわば拷問係である。
冷たい目で,でもにっこりと笑って少し嬉しそうにしていた。
「どうしたの?」
「仕事よ。ボスから。コレから情報調達してって」
シンプルに伝える。
「あぁ,新しい仕事?ありがとう」
さっきよりも嬉しさが溢れている。私はタオルをとり,彼の髪についた血を拭った。
「血がついてるわ,このタオルあげるから血つけたままだとあなたのワンちゃんが怖がるわよ」
そう言うと冷たい目が消え,子供のような笑顔になった。
「そうだねっ!ありがとうエリン」
そう言ってタオルを受け取ると私の頭を撫でた。
びっくりして少し照れてしまった。
「・・・・・・私一応、あなたより年上なのだけど」
「でも,俺の数少ない親友なのだからいいでしょ」
そんな嬉しそうにされては無闇に嫌がれないじゃないか。私は呆れてため息をついた。
こんにちは,紬です!どんどん新キャラが増えていってます!早く全員出せるといいですね!!
この小説のグロ要素の原因が大半,サルビアだったりするので注意⚠️です!




