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アナタが好き 極道の女編
アナタが好き。
そんな書き出しで、その腐れ女の手紙は始まっていた。
私はヤクザの組長の妻。
旦那の机の上を片づけていて、本の間に挟まっているのを見つけた。
組長に愛人がいても、見て見ぬフリをするのが妻の器量だと言う。
でもその女は「結婚したい」と書いている。
愛人で我慢できないのなら潰すしかない。
私は旦那が帰宅した時、その手紙を鼻っ面に突きつけて問い詰めた。
すると旦那は言った。
「それ、おめえがくれた手紙だぞ」
アナタが好き。
そんな書き出しで、その腐れ女の手紙は始まっていた。
私はヤクザの組長の妻。
旦那の机の上を片づけていて、本の間に挟まっているのを見つけた。
組長に愛人がいても、見て見ぬフリをするのが妻の器量だと言う。
でもその女は「結婚したい」と書いている。
愛人で我慢できないのなら潰すしかない。
私は旦那が帰宅した時、その手紙を鼻っ面に突きつけて問い詰めた。
すると旦那は言った。
「それ、おめえがくれた手紙だぞ」
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