前へ目次 次へ 20/35 アナタが好き ファンタジー編 私は魔法使い。 魔王を倒すために旅をしている勇者様をずっとお慕いしている。 そして遂に魔王との最終戦。 勇者様は勇敢に戦い、魔王は滅んだ。 「みんな、ありがとな。やっとオラの悲願が叶っただ」 勇者様は涙ぐんで言った。皆、もらい泣きした。 私は誰もいないのを確かめて勇者様に近づいた。 「お慕いしておりました。私をお嫁にもらって下さい」 すると勇者様は、 「オラも女だぞ」 私はニコッとして、 「はい、知ってます」 と答えた。