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ボクは君が好き 残暑編
また会えたね。
ボクは君が好き。
君はいつも冷たいけど、そこがまたいい。
思わず抱きしめたくなる。
この思い、止められない。
頬ずりして、撫で撫でして、君を愛でる。
それでも冷たい君。
嬉しい。それがとても嬉しい。
ボクはドMなのだろうか?
変態だろうか?
それでもいい。君が好きなんだから。
君にもう一度触れる。
微かに濡れている君。
そろそろ限界だ!
君を味わわせて欲しい!
友人が呆れ気味に言う。
「早く飲めよ、その缶ビール」