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アナタが好き 国技館編
河先生、ごめんなさい。<(_ _)>
アナタが好き。
汗を飛び散らせて、土俵狭しと動き回るアナタが好き。
アナタと目が合った。
緊張してしまう。
普段はとてもにこやかな顔なのに土俵上では鬼。
その変わりようも好き。
私って変わっているのかしら？
この思い、気持ち悪い？
アナタに嫌われてしまうかしら？
それでもいい。私はアナタが好き。
アナタは今日も素晴らしい上手投げで勝った。
嬉しい、アナタが勝ってくれて。
私は思わずウィンクした。
「な、何すか、行司さん？」
