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47話 石油

「よし、お前ら!気合い入れろ!」


新しい属性を作ってから数日、道路の制作に取り掛かる事になった。


一応俺は時間が余っていたのと冒険者の義務が免除されているので現場監督兼魔法での補佐だ。


30名程の獣人達が参加してくれたみたいだ。


畑の仕事は大丈夫なのかと聞いてみたが獣人は数が多い上に体力がかなりあるので問題ないとの事。


最初は獣人達も警戒していたのか俺が来ると家に隠れるもの武器を取り出す者とたくさんいたが今はみんな信頼してくれている。


頑張って復興や治療した甲斐があったよ。


そうして集まってくれた獣人達に身体強化魔法をかけておいた。


俺は魔力に関しては凄いあるからな。


まぁ要はタンクは大きいけど取り出すパイプが少ないって感じだ。


わぁ。


みんな凄い早いなぁ。


王都からの距離はとても遠い訳じゃないが近くもない。


何日も掛けてやるべきだな。


そういや虚数って何かに付与することはできるんだろうか。


さっき拾った、枝に…あ。


案の定消滅してしまった。


ダメか、付与された対象は侵食されるのか。


そういえば…神鉄って不滅って性質持ってたよな?


やってみるか。


鑑定結果は…多分間違ってないはずだから。


うん大丈夫。


そして付与してみるとしっかり刃に付与されていた。


これで木に触れれば…しっかりと木が侵食され消滅したがこの前虚数を当てた時と違い、刃が触れた周囲だけが消滅した。


こっちの方が便利だな?


さて、みんなが開いてくれた場所を土魔法で…平にする。


これ、俺の魔力が多くなかったらどれぐらいかかっていたのか。


想像したくないな。


一応領地の人々も魔法を使えるが、畑とかまだ完全に回復してない土地もあるみたいだしそこを修復しているから頼るわけにはいかんのよな。


そうして道を作り続けていると獣人達が手を止め出した。


「どうした?」


「それが…その嫌な臭いが凄いしていて」


嫌な臭い…?


獣人は感覚が鋭いから、何か感じ取ってるのだろうか?


死体とかが腐ってるのか?


「何かが腐敗したような臭いか?」


「いや、そんな感じじゃなくて、その嗅いだ事がない臭いでして」


…?想像が付かないな。


「案内誰かしてもらえるか?無理ならしなくても大丈夫だが」


すると獣人達が少しの間話し合い。


「私が勤めさせていただきます」


「分かった、頼んだぞ」


彼は…兎型の友人か。


兎型な影響で俺より身長は少し低いが腐っても獣人俺よりも筋力が凄まじい。


「あー、名前を聞いても良いか?」


別に知らなくても今は問題無いだろうが、後々ね。


「私の名前はレクターと申します」


「よし、行こうかレクター」


そうしてレクターに案内してもらいながら木を避けて通っているのだが…。


木が本当に邪魔だな。


あ、さっきの神鉄で木を切ってみるか。


木に当てて切り離し、その部分をアイテムボックスに入れて。


このスキル大きさとか重さ無視するの不思議。


異世界凄いで片付けられる俺って多分末期だな。


「あの…それ、その剣どうなってるですか?」


後ろで見ていたレクターが驚いた表情をしていた。


「これか?これは俺の固有属性を付与しただけだ」


「あ、はい。理解しました」


なんでドン引きされるだ…?固有属性は少ないとは思うけどこんな妙な反応されるもんかよ。


ま、良いや。


そうして木を伐採しながら歩き続けると、少し甘い匂いがする物体が出ている場所に辿り着いた。


…うん。


絶対これ油田だよな?え?普通にあって良い物じゃ無いと思うんだけど。


「あの…すいません。私そろそろ…」


「あ、戻って大丈夫、案内ありがとう」


するとレクターは凄い速度で来た道を戻っていた。


兎って人間の10倍の嗅覚なんだっけか。


俺でもちょっと甘い変な匂いだと思ってるから獣人には持って辛いだろうな。


さて、絶対原油だろうけど念の為阿頼耶識で確認を…。


原油でしかもスイート原油か。


あれ?スイート原油って前の世界じゃ凄い貴重じゃ無かったっけ?


硫黄を含む量が少なくて使いやすいけど量がないって事で。


…なんか度々思ってたけど、絶対神様俺の人生に凄い関与してきてるでしょ。


世界に干渉が出来ないとか言いつつ全然してきてるじゃん。


いや、まぁ俺にとっては良いことも沢山あるし感謝してるけど…なんかずっと覗き見されてるみたいで嫌だなあ。


でも神様には恩があるし、しょうがないか。


でも俺流石に原油を石油とかに分離する蒸留塔の構造は知らないし…どうしたものか。


うーん。阿頼耶識で調べる…ってのは出来ないかな?


阿頼耶識を使ってみよう。





結論から言えば、構造を知る事は出来た。


出来たが阿頼耶識は情報が不十分な物を調べようとすると代償としてとんでもない量の精神力を持っていく。


治癒魔法と水薬を組み合わせても精神力はそんなに多く回復しないので、本当にまずい。


今は落ち着いたけど、まだ頭痛いし、目眩がするし、鼻血出るし。


もう最悪だ。


でもとりあえず分かったんだ、この後のメリットを考えたらきっと必要経費だ。


後数分休んだら、みんなに伝えて早速作り始めよう。


でも…本当に辛いなぁ。

読んで頂きありがとうございました少しでも面白い。続きが読みたいと思ったらブックマークと感想、星をたくさんつけてもらえるとモチベーションになりますのでお願いします!

先週投稿出来ませんでしたので、今週と先週の二作投稿しました。

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