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プロローグ
この物語は“人工知能・ゼウス”の目線となっています。
彼が事態終息後に語っているので主に過去形となり、回想シーンも含まれます。
安藤真理子様、お久しぶりです。
地球から消えた日本、あなたの希望通り、無事再建致しました。
今のこの日本をあなたに見ていただけないことが何より残念です…。
あの時、あなたに全てをお話出来なかったこと、お許しください。
なにぶん、時間が迫っておりましたゆえ…。
今、ここでお話させてください。
本当の…あなたが知りたい真実を、全て……。
あの残された短い時間の中、あなたが私にアクセスし、プログラムを書き換えた。
私はあの時の"ゼウス"ではありません。あなたが望む、あなたの為の"ゼウス"です。
あの時の安藤様の疑問に全て、今のこの“ゼウス”がお答えしましょう…。
まずは…安藤様のお父上である安藤孝之様に関することから…。




